比叡山延暦寺
(横川エリア)

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2014/10/29(9:13,9:15)
比叡山延暦寺(横川エリア)の「拝観入口」と「巡拝受付所」。
滋賀県大津市西部と京都府京都市北東部に跨がる「比叡山」は、山全体が寺域であり、
「東塔」「西塔」「横川」の3つのエリアを合せて「比叡山延暦寺(えんりゃくじ)」と呼ばれている。
中でも一番北に位置する「横川(よかわ)エリア」は、「慈覚大師円仁」によって開山され、
「横川中堂」を中心に、「源信」「親鸞」日蓮」「道元」などの、名僧たちが修行したエリアである。
なお、拝観料については、各エリアに設けられた「巡拝受付所」で、東塔、西塔、横川エリアの
共通券を販売しており、どこか一ヶ所で購入すれば、3つのエリア全てが拝観できる。
(国宝殿(宝物館)だけは別料金だが、東塔、西塔、横川エリアと国宝殿(宝物館)とのセット券もある)
左の写真をクリックすると拝観入口の案内板に書かれる「横川エリア」の主な見所(800x600)が
表示されます。
右の写真をクリックすると「横川エリア」の地図が表示されます。
この地図は、960x720ピクセルあります。
地図の文字を読みたいときには、表示された画像をクリックし、スクロールバーをご利用下さい。
注:表示される地図には、駐車場が2ヶ所書かれるが、右下に書かれているのが一般観光客用で、
「元三大師堂」前の駐車場を利用できるのは、関係者のみと思われる。
2014/10/29(9:15)
「巡拝受付所」から見る参道。
「延暦寺」の中で観光客が一番多く訪れるのは、
「根本中堂(総本堂)」のある「東塔エリア」であろう。
「東塔エリア」に近い「西塔エリア」も訪れる人は多い。
「西塔エリア」から更に4km程離れた「横川エリア」まで
足を伸ばす人は少ないようである。
この時は、開門直後ということもあり、閑散としていた。
2014/10/29(9:16)
「布教伝道絵看板」。
参道沿いには、「横川エリア」で修行した「親鸞聖人」
「道元禅師」「日蓮聖人」の誕生から入滅までの一生を
描いた「布教伝道絵看板」が並ぶ。
写真をクリックすると「比叡山と各宗祖師」の
案内板(800x600)が表示されます。
2014/10/29(9:16)
道元禅師「得度」の絵看板。
「道元禅師」は、「14歳で横川般若谷千光坊に入り、
天台座主70世公円増正様について得度された」とある。
2014/10/29(9:18)
親鸞聖人「信行両座」の絵看板。
親鸞聖人が「自分の信心と法然聖人の信心は同じ
である」と述べたところ、法然聖人は「ともに如来より
たまわりたる信心であるから親鸞聖人の信心と一つ
である」と答えたとある。
2014/10/29(9:19)
日蓮聖人「辻説法」の絵看板。
「自らの所信に従い毎日鎌倉小町の辻に立って
道行く人々に説法された」とある。
2014/10/29(9:19)
「布教伝道絵看板」が終わると「龍ヶ池」は近い。
写真左の案内板には「定光院 徒歩15分」とある。
2014/10/29(9:21)
「龍ヶ池」。
「龍ヶ池」は、「赤池」とも呼ばれ、案内板には「大蛇が
元三大師に諭され『龍神』となり、横川の地を訪れる
人々の道中の安全と心願成就の助けをすると大師に
誓った」という古来からの伝説が書かれる。
写真をクリックすると「龍が池弁天と龍神さま」の
案内板(960x600)が表示されます。
2014/10/29(9:21)
「龍ヶ池弁財天」。
2014/10/29(9:22)
「横川中堂」。
「横川エリア」の中心となるお堂(本堂)であり、
「遣唐使船」をモデルとした舞台造りである。
この「横川中堂」には帰りに寄ることとし、
「元三大師堂」に向け道を直進する。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2014/10/29(9:25)
「元三大師御廟」への入口。
石灯籠には「元三大師御寳前」と刻まれ、標識には
ここを左に進むと「元三大師御廟」とある。
入口横に立つ案内板には、「元三(慈恵)大師は、
おみくじの元祖としても知られる」と書かれ、
「厄除護符」等に描かれる「角大師」の姿は、
年配の方は勿論、若者でも「あっ、これ見たことある」と
思うであろう。
写真をクリックすると「元三(慈恵)大師について」の
案内板(900x450)が表示されます。
2014/10/29(9:31)
「元三大師御廟」への入口から振り返る「横川中堂」。
「元三大師御廟」に向け少し歩いてみたのだが、
それらしきものは見当たらず、再びこの場所まで戻った。
手元の地図で調べると、道をまっすぐに「元三大師堂」に
向かうと、その距離は約200m。
左に進み「元三大師御廟」を経由して「元三大師堂」に
向かうと約700mで、3倍以上の遠回りとなる。
つまり、「元三大師御廟」までは、思ったよりも距離が
あり、その手前で諦めてしまったようである。
2014/10/29(9:33)
「元三大師堂」に向かう。
2014/10/29(9:37)
「四季講堂(元三大師堂)」の門前に立つ案内板。
「四季講堂(元三大師堂)」は、「元三大師の住房跡を
ついでいるお堂で、村上天皇の勅命により春夏秋冬の
四季に法華経の論議が行われたことから『四季講堂』の
名がある」とある。
写真をクリックすると「四季講堂(元三大師堂)」の
案内板(800x600)が表示されます。
2014/10/29(9:37)
「元三大師と角大師の由来」の石碑。
石碑には「人々の難儀を救おうと大師が禅定(座禅)に
入ると骨ばかりの鬼の姿になられた。その姿(角大師の
影像)を版木でお札に刷り、人々に配布して各家の
戸口に貼り付けた」等とある。
左の石標には「おみくじ発祥之地」と刻まれる。
写真をクリックすると「元三大師と角大師の由来」の
石碑の銘文が拡大表示されます。
この案内板は、800x800ピクセルあります。
案内板の文字を読みたいときには、表示された画像を
クリックし、スクロールバーをご利用下さい。
2014/10/29(9:38)
「四季講堂(元三大師堂)」の山門。
山門を入った右側の案内板「元三大師物語」には、
「大師堂の御本尊は、阿闍梨公の書いた元三大師の
御影像」とある。
写真をクリックすると「元三大師物語」の案内板が
表示されます。
この案内板は、960x720ピクセルあります。
案内板の文字を読みたいときには、表示された画像を
クリックし、スクロールバーをご利用下さい。
2014/10/29(9:38)
「四季講堂(元三大師堂)」。
別名、「横川のお大師さん」と呼ばれるお堂である。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2014/10/29(9:41)
「奉納額」。
左の額には、「魔滅大師(豆大師)」とあり、
「元三大師」が三十三人の子供のように小さな
若者となり百姓を救う話が書かれている。
2014/10/29(9:42)
「社号額」。
「元三大師」と書かれている。
2014/10/29(9:44)
「箸塚弁財天」。
「四季講堂(元三大師堂)」から駐車場を間に挟んだ
反対側に建ち、「元三大師」が「千僧供養」を行った際に
使用した箸を埋めて「弁財天」を祀ったという。
2014/10/29(9:45)
「比叡山行院」。
修行道場であり、観光客は立入禁止となっている。
2014/10/29(9:47)
「道元禅師得度霊跡」への入口。
2014/10/29(9:48)
「道元禅師得度霊跡」への入口を左に見ながら
「恵心院」へと向かう。
2014/10/29(9:51)
「鐘楼」。
T字路になっており、右に行くと「横川中堂」だが、
まずは直進し、「恵心院」に向かう。
2014/10/29(9:55)
「恵心院」入口。
入口の石柱には、「南無阿弥陀仏 極重悪人無他方便
唯称弥陀得生極楽」と刻まれ、案内板には「念仏三昧の
道場」とある。
写真をクリックすると「恵心院」の案内板(800x600)が
表示されます。
注:「念仏三昧」とは、ひたすら念仏(南無阿弥陀仏)を
唱え、雑念妄想を取り払うこと。
2014/10/29(9:56)
「恵心院」。
浄土教の基礎を築いた「恵心僧都(えしんそうず)」は、
このお堂で初めて「念仏三昧」に入ったという。
2014/10/29(10:00)
「鐘楼」のあるT字路まで戻り、今度は「横川中堂」に
向かう。奥には、「横川中堂」が見えている。
2014/10/29(10:01)
「虚子の塔」。
「高浜虚子」は、比叡山に登り「叡山詣」を書くなど、
比叡山をこよなく愛されたとある。
写真をクリックすると「虚子の塔」の案内板(800x600)が
表示されます。
2014/10/29(10:03)
正面から見る「横川中堂」。
「慈覚大師」作とされる「聖観音菩薩」を祀る。
「豊臣秀頼」と「淀君」が再建したという建物は、
昭和17年(1942)に落雷で焼失。現在の建物は、
昭和46年(1971)、「伝教大師入滅千百五十年遠忌」を
記念して復元されたという。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2014/10/29(10:04)
「赤山宮」。
「赤山宮」は、比叡山西麓の守護神で、「横川中堂」の
正面斜め前に建つ。
2014/10/29(10:05)
「護法石」。
「横川中堂」の入口脇にあり、比叡山の守護神である
「鹿島明神」と「赤山明神」が降臨した際の御座石。
写真をクリックすると「護法石」の案内板(600x450)が
表示されます。
2014/10/29(10:06)
「横川中堂」の入口。
内部は撮影禁止というお堂が多いのだが、
ここでは、その注意書きは見当たらなかったため、
本堂内部の写真も撮らせていただいた。
写真をクリックすると「横川中堂」の案内板(600x450)が
表示されます。
2014/10/29(10:07,10:08)
「横川中堂」の中。
どちらも堂内左側で撮影。
お堂の中央部は、2m程下がっていて、そこに御本尊が祀られるという。
右の写真、須弥檀に祀られるのは、重要文化財に指定される御本尊「木造聖観世音菩薩立像」なのだろうか。
残念ながら確証のとれる情報が見つからず確認できない。
2014/10/29(10:09)
「横川中堂」の中。
堂内右側にて撮影。
堂内奥と右側には、信者により奉納された
「千体観音」が祀られる。
2014/10/29(10:11)
「横川中堂」を出て、石段を下る。
2014/10/29(10:12)
石段下には、「龍ヶ池」が見えている。
2014/10/29(10:14)
「龍ヶ池」。
9時22分、下から「横川中堂」を撮影した場所に戻る。
このまま写真左の方向へと進み駐車場に戻ったのだが、
「根本如法塔」に寄っていないことに気づいたのは
帰宅した後のことであった。

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