比叡山延暦寺
(東塔エリア)

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2014/10/29(11:20,11:20)
比叡山延暦寺(東塔エリア)の駐車場と拝観入口付近。
滋賀県大津市西部と京都府京都市北東部に跨がる「比叡山」は、山全体が寺域であり、
「東塔」「西塔」「横川」の3つのエリアを合せて「比叡山延暦寺(えんりゃくじ)」と呼ばれている。
「東塔(とうどう)エリア」は、「伝教大師最澄」により開かれた、延暦寺発祥の地であり、
延暦寺の総本堂「根本中堂」をはじめ各宗各派の宗祖を祀る「大講堂」、
壇信徒の先祖回向の道場「阿弥陀堂」など重要な堂宇が集まる。
このため、「延暦寺」の中で一番多くの観光客が訪れるエリアであり、駐車場も3ヶ所に分かれ、
一番広い「第一駐車場(写真左)」には大型観光バスも多い。
なお、拝観料については、各エリアに設けられた「巡拝受付所」で、東塔、西塔、横川エリアの
共通券を販売しており、どこか一ヶ所で購入すれば、3つのエリア全てが拝観できる。
(国宝殿(宝物館)だけは別料金だが、国宝殿(宝物館)とのセット券もある)。
右の写真をクリックすると「比叡山延暦寺」の案内板(960x600)が表示されます。
2014/10/29(11:21)
「拝観入口」。
「東塔エリア」は、他のエリアよりも30分早く開門。
閉門時間は他より30分遅い。
また、各エリア内を一通り巡るための参考時間は、
「西塔エリア」と「横川エリア」が、30~40分に対し、
「東塔エリア」は、1時間~1時間半であり、それだけ
「東塔エリア」には、見る物が多いということである。
写真をクリックすると「東塔エリア」の地図が
表示されます。
この地図は、960x700ピクセルあります。
地図の文字を読みたいときには、表示された画像を
クリックし、スクロールバーをご利用下さい。
2014/10/29(11:22)
「国宝殿(宝物館)」。
「拝観入口」を入ると、すぐ左側にある。
延暦寺に伝来する仏像や仏画、書跡等の文化財を
常設展示する。
見学には、巡拝券とは別に料金が必要である。
2014/10/29(11:22)
参道両側には「祖師御行績絵看板」が
掲げられている。
写真をクリックすると「祖師御行績絵看板について」の
案内板(800x450)が表示されます。
2014/10/29(11:24)
比叡山全体の「絵地図」。
絵地図には、麓の「大津市」周辺から山頂と
その周囲に点在する「東塔」「西塔」「横川」の
各エリアが描かれている。
写真をクリックすると比叡山全体の「絵地図」が
拡大表示されます。
この絵地図は、1,600x800ピクセルあります。
絵地図の文字を読みたいときには、表示された画像を
クリックし、スクロールバーをご利用下さい。
2014/10/29(11:26)
「大講堂」。
昭和39年(1964)、麓にあった「讃仏堂」を移築。
本尊「大日如来」の周りには、比叡山で修行した
各宗派の宗祖の尊像が安置されている。
写真をクリックすると「大講堂」の案内板(600x450)が
表示されます。
2014/10/29(11:27)
「鐘楼」。
2014/10/29(11:27)
「鐘楼」付近から見る「大講堂」。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2014/10/29(11:28)
石段を下る。
この石段を下りきると、更に左に下りる石段が続き、
2つ目の石段を下り終えたところに「根本中堂」がある。
2014/10/29(11:29)
2つ目の石段。
石段下に「根本中堂」が見えている。
写真では、はっきりしないが、肉眼では壮大な屋根から
建物の大きさが想像できる。
2014/10/29(11:30)
「根本中堂」。
「根本中堂」は、比叡山延暦寺の総本堂である。
寛永19年(1642)、「徳川家光公」の命で造られた
という現在の建物は、総欅造りで、正面が37.6m、
奥行き23.9m、高さ24.2mという。
2014/10/29(11:31,11:32)
「根本中堂」入口。
「根本中堂」の中は、撮影禁止である。
本堂正面の中庭は、回廊に囲まれており、参詣者は、回廊を右回りで一周する。
回廊の一番奥にある本堂の入口(右の写真奥に写る)から中に入ると、そこは板敷きの中陣である。
内陣は、中陣から更に3m下にあり、板を張らない石敷きの土間になっているという。
参詣者には、御本尊(薬師如来)を祀る厨子や不滅の法灯等が、薄暗い闇の中に浮かんで見えるのだが、
聞こえてくる読経の場所は、参詣者の立つ床の真下にあるため、その姿や人数を確認することはできない。
暗い闇の地下から湧きあがってくるような読経のハーモニー。それは、神秘的で心を落ち着かせてくれる
不思議な雰囲気の一瞬(ひととき)であった。
なお、この「根本中堂」は、平成28年度(2016)から約10年をかけて大改修が行われるという。
2014/10/29(11:46)
「文殊楼」への石段。
「根本中堂」を出ると、目の前にある。
2014/10/29(11:47)
石段の上から撮る「根本中堂」。
2014/10/29(11:48)
「根本中堂」側から見る「文殊楼」。
「文殊楼」は、「根本中堂」の山門あたる場所に位置し、
一見「楼門」のように見える。
楼上には「文殊菩薩」が安置される。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2014/10/29(11:50)
「文殊楼」。
写真をクリックすると「文殊楼」の案内板(800x600)が
表示されます。
2014/10/29(12:03)
「文殊楼」の梯子。
急勾配の梯子が左右にあり、一方通行となっている。
内部は撮影禁止とある。
注:この写真は、撮影時刻が前後しています。
2014/10/29(11:53)
「大書院」側から見る「文殊楼」。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2014/10/29(11:57)
「山家学生式」の石碑と「傳教大師童形像」。
「文殊楼」の北側に立つ。
「山家学生式」は、伝教大師が「日本天台宗」を
開かれるに当たり、「一隅を照らす国宝的人材」を
養成したいという熱い想いを著述したという。
石碑の下には、「傳教大師直筆」とある。
写真をクリックすると「傳教大師童形像」の部分を
切り抜いた画像(450x600)が表示されます。
2014/10/29(11:58)
「星峰稲荷」の鳥居。
「文殊楼」北側の参道にあり、この参道を通ると
「根本中堂」前の急な石段を登らずに「文殊楼」に
行くことができる。
2014/10/29(11:59)
「星峰稲荷」。
鳥居を潜ると先には「星峰稲荷」が見えてきた。
写真をクリックすると近づいて撮る「星峰稲荷」の
写真(600x450)が表示されます。
2014/10/29(12:01)
「星峰稲荷」の近くから見る「文殊楼」。
写真右端の辺りに「山家学生式」等の石碑がある。
2014/10/29(12:05)
「延暦寺大書院」入口の門。
「文殊楼」の東側石段を下りると「延暦寺大書院」がある。
写真中央左奥の近代的なビルは「延暦寺会館」。
「延暦寺会館」は、現代の宿坊で、精進料理(要予約)や
宿泊の他、写経や坐禅の修行体験も実施している。
また、部屋から見下ろす「琵琶湖」も絶景だという。
2014/10/29(12:06)
「延暦寺大書院」。
建物は、東京赤坂にあった「村井吉兵衛(煙草王)」の
邸宅の一部を移築したといい、皇族方を始め内外の
要人を迎える「迎賓館」として使われており、
入口には「関係者以外立入禁止」の看板が立つ。
写真をクリックすると「延暦寺大書院」の
案内板(600x450)が表示されます。
2014/10/29(12:07)
「一隅を照らす会館」。
「一隅会館」は、参拝者のための無料休憩所で、
「延暦寺」を紹介する映像を放映する他、
地下には「蕎麦屋」を併設する。
「一隅会館」の奥(写真中央付近)には、日本全国の
神社仏閣の諸仏諸菩薩諸天善神を勧請するという
「萬拝堂」が建つ。
2014/10/29(12:08)
「大黒堂」。
「比叡山」は、日本の「大黒天信仰発祥の地」とも
呼ばれており、本尊の「三面出世大黒天」は、
「大黒天」「毘沙門」「弁財天」が一体になった
姿をしているという。
2014/10/29(12:14)
「戒壇院(かいだんいん)」。
再び「大講堂」の前を通り、「法華総持院東塔」と
「阿弥陀堂」に向け直進すると、右側にある。
案内板には「僧侶が大乗戒(規律)を受ける
比叡山中で最も重要なお堂」とある。
注:「大乗戒」とは、仏教において守らなければならない
道徳規範や規則のこと
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2014/10/29(12:16)
「阿弥陀堂」手前の石段。
52段の石段は、菩薩が修行して得られる52の段階
(菩薩五十二位)を表すという。
2014/10/29(12:17)
「阿弥陀堂」。
丈六の「阿弥陀如来」を本尊とし、檀家や信徒の
先祖の冥福を祈る「先祖回向(せんぞえこう)」の道場。
建物前(写真右)には、美しい音を響かせる
「水琴窟」がある。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2014/10/29(12:17)
「阿弥陀堂」の左には「法華総持院東塔」が建つ。
写真をクリックすると「阿弥陀堂」の
案内板(600x450)が表示されます。
2014/10/29(12:19)
「法華総持院東塔」。
国土と国民を護ることを発願し、全国6ヶ所に建てられた
宝塔を総括する宝塔で、「大日如来」をはじめとする
「五智如来」を本尊とし、塔の上層部には「仏舎利」と
「法華経」を安置する。
なお、神社仏閣での挙式をプロデュースする会社では、
「比叡山延暦寺」を希望すると、「法華総持院東塔」での
挙式をプロデュースするという。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2014/10/29(12:19)
奥に「潅頂堂(かんじょうどう)」。
法華総持院の中の一堂で、天台密教の伝法道場だが、
「法華総持院東塔」で挙式した時の新郎新婦控室等にも
利用されるという。
写真をクリックすると同じ場所から4.5倍ズームで撮る
「潅頂堂」が表示(600x450)されます。
2014/10/29(12:22)
「水琴窟」。
水琴窟の仕掛けは2ヶ所にあり、矢印が示す先に水を
流すと、水滴が水琴窟に落ちて美しい水音を奏でる。
写真をクリックすると近づいて撮る「水琴窟」の
写真(600x450)が表示されます。
2014/10/29(12:28)
「大講堂」の西側参道の両側に掲げられる
「祖師御行績絵看板」。

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