瀬戸大橋記念公園

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2013/11/25(13:06,13:12)
「瀬戸大橋記念公園」の北駐車場と「瀬戸大橋記念館」。
「瀬戸中央自動車道」は、昭和63年(1988)、3つの「本州四国連絡橋」の中で、一番最初に開通した。
本州の「岡山県倉敷市」と四国の「香川県坂出市」を結ぶ延長37.3kmの「瀬戸中央自動車道」の中で、
本州側の「鷲羽山」から四国の「番の州」間の海峡部9.4kmに架かる6つの橋を総称して「瀬戸大橋」の
愛称で呼ばれている。(この他、陸上部に4つの高架橋があるが、これを「瀬戸大橋」の総称に含めるか否かは
両論があるようである。本ページでは、「本州四国連絡高速道路株式会社」のHPで記述されている6橋とした)
「瀬戸大橋記念公園」は、「瀬戸大橋」の完成を記念して開催された「瀬戸大橋博覧会」の四国「番の州」会場の
跡地を整備して造られた公園で「瀬戸大橋記念館」や「瀬戸大橋タワー」、イベント施設「マリンドーム」等がある。
また、「瀬戸大橋記念公園」は、「道の駅」を兼ねており、周囲3ヶ所の駐車場には、普通車437台の他、
大型車22台を収容することができる。
「瀬戸大橋記念館」は入館が無料で、館内には、架橋工事の全貌や架橋技術等を、動く模型や映像などにより
紹介する4つの展示室やブリッジシアターの他、展望談話室等があるのだが、この日(月曜)は休館日で、
中に入ることはできなかった。
2013/11/25(13:11)
「どだま獅子」。
「どだま獅子」は、「瀬戸大橋記念館」前の広場にあり、
瀬戸大橋の「守り神」となることを願い、瀬戸内海周辺の
石を積み重ねて制作されたという。
また、讃岐の方言で、頭のことを「どだま」ということから、
この獅子の頭を「どだま獅子」と名付けたという。
写真をクリックすると2倍ズームで撮る「どだま獅子」が
表示(600x450)されます。
2013/11/25(13:17)
「マリンドーム」。
古代ギリシャ・ローマ時代の半円形の劇場を
モチーフにした1,231の客席を有する国内最大級の
木造ドームである。
写真をクリックすると「マリンドーム」の
案内板(600x600)が表示されます。
2013/11/25(13:19,13:19)
「マリンドーム」から見る「瀬戸大橋」。
奥に写る島は、周囲6.9km程の有人島「与島」。「与島」には、「与島パーキングエリア」がある。
写真では、はっきりしないが、「与島」の手前には、小さな無人島「3つ子島」があり、この小島に造られた
「アンカレイジ」で、2つの吊橋に分かれ、手前(番の州側)が「南備讃瀬戸大橋(長さ、1,648m)」で、
奥(与島側)が「北備讃瀬戸大橋(長さ、1,538m)」である。
左の写真、「マリンドーム」の客席最前列の前には、トランペットの練習をする人の姿が写る。
右の写真は、2.25倍ズームにて撮影。右の写真をクリックすると拡大写真(600x450)が表示されます。
2013/11/25(13:23)
「瀬戸大橋タワー」。
写真では、アンテナか避雷針の施設のように見えるが、
「瀬戸大橋タワー」は、ドーナツ型の展望室部分が
回転しながら昇降する「回転式展望塔」で、
「瀬戸大橋」の計画から完成までの解説が流れる中、
約2分で1回転しながら上昇。最頂部(高さ108m)で、
3回転した後下降。所要時間は、約10分だという。
写真をクリックすると南側から見る「瀬戸大橋タワー」が
表示(450x600)されます。
2013/11/25(13:24)
「瀬戸大橋太陽電池モニュメント」。
太陽光電池で発電されたエネルギーを蓄電池に蓄え、
動作する時計である。
平成23年(2011)の「東日本大震災」以降は、再利用
可能エネルギーの一つとして太陽光発電が注目されて
いるが、このモニュメントは、昭和62年(1987)度の
「石油代替エネルギー広報事業」の一環として、
また、「瀬戸大橋」の開通に伴い、香川県が発展して
いくことをイメージして制作されたとある。
写真をクリックすると拡大写真(450x600)が
表示されます。
2013/11/25(13:27)
「くぐり滝」へと向かう。
2013/11/25(13:27)
「甲之池」と「鬼屏風」。
「甲之池」は、水深30cm程度の人工池で、周囲には、
滝や山(鬼屏風)等が配されている。
また、瀬戸内海には、古来より海の向こうには「鬼」が
いるという伝説がある。そして外からの攻撃を防いだり、
海からの風を防ぐために石で屏風(砦)を造ったという。
「鬼屏風」は、そんな「讃岐」に暮らす人達の心を
表現したという。
2013/11/25(13:28)
「くぐり滝」に通じるトンネルの入口。
2013/11/25(13:29)
「くぐり滝」に通じるトンネルの中。
出口付近からは、滝の落下音が大きく聞こえ、
水飛沫が落ちているのも見える。
2013/11/25(13:29,13:29)
「トンネル」を出た所で振り返る。
「トンネル」を出た所は、右も左も滝になっており、右の写真に写る滝は、幅が50mという大滝である。
右の写真、大滝の奥に写るのは「鬼屏風」。
2013/11/25(13:30)
「トンネル」を出た先は、「飛び石」になっている。
2013/11/25(13:31)
「飛び石」を少し歩いたところで振り返る。
写真中央付近に「トンネル」があり、
その左右が滝になっている。
2013/11/25(13:34)
「架橋機器展示広場」。
再び「トンネル」を潜り、公園の北東部にある「架橋機器
展示広場」へと来る。
2013/11/25(13:35)
「アンカーボルト」。
「展示広場」では、「瀬戸大橋」の架橋工事で実際に
使用された大型機械などが展示されている。
「アンカーボルト」は、「瀬戸大橋」を大地に固定するため
に使用されるボルトで、広場入口に展示されている。
2013/11/25(13:35)
「架橋機器展示物音声解説装置」。
「展示広場」の入口にあり、ボタンを押すと約3分間の
解説を聞くことができる。
2013/11/25(13:36)
「リーカス(海底調査潜水機)」。
海底地盤や地形状況を調査するための水中ロボットで、
「瀬戸大橋」の工事では、水深が深い上に潮流が速く、
有人での調査が難しいため、開発されたという。
2013/11/25(13:36)
「ケーブルウインチ」。
2013/11/25(13:36)
「灯浮標」。
「備讃瀬戸」では、1日に1,000隻の船が往来すると
いわれる程の交通の要衝である「瀬戸内海」で、
10年に及ぶ工事を安全に進めるため、工事作業海域を
明示するために設けられた大型のブイ。
2013/11/25(13:37)
「クリッパー固定ピン」。
主塔の架設中、塔の高さに応じて順次せり上がる
「クリーパークレーン」を主塔に仮固定するためのピン。
2013/11/25(13:37)
「メインケーブル」。
2013/11/25(13:38,13:39)
引込装置の「電動油圧ポンプ(左)」と「ハンガーロープ引込装置(右)」。
「ハンガーロープ」は、メインケーブルから下がり、補剛桁を支えているケーブルである。
このケーブルを補剛桁に定着(固定)させるときに、ケーブルを引き込む(引っ張る)ための装置で、
引き込むための動力は、油圧ジャッキを利用していた。
【参考】補剛桁は、橋の床などの通行部分に、強風時の安定性(耐風安定性)を確保(剛性補強)する
ため設置されるトラス構造の「桁」のこと。
2013/11/25(13:40)
「鉄道桁とレール締結装置」。
展示されているのは、金属疲労の試験用に制作された
もので、1,000万回の繰り返し荷重をかけたという。
通常の線路にある「枕木」はなく、桁に直接レールを
取り付け、従来に比べ大幅に自重を減らしている。
写真をクリックすると縦に切り抜いた写真(450x600)が
表示されます。
2013/11/25(13:41)
「キャットウォーク」。
吊り橋のメインケーブルを架けるために使用する、
仮設の空中作業足場。
10本のロープを包むように造られている足場には、
溶接の金網を張り、更にその上に2重の合繊ネットが
張られており、約2年の間に、この上を延べ20万人の
作業員が往き来したという。
【参考】合繊ネットとは、合成繊維を結束しネット状に
編まれた網で、野球場のバックネットやゴミ回収用の
防護ネット等に使われている。
2013/11/25(13:41,13:42)
「架橋機器展示広場」に並ぶ大型機械等。
「瀬戸大橋記念公園」には、本ページで紹介する外にも、瀬戸大橋の吊橋や斜張橋をモチーフにした
噴水「水の回廊」や船と橋をイメージした大型遊具のある「こども広場」。隣接する施設には、球技場や
280点余の版画作品等を展示する「東山魁夷せとうち美術館」等がある。
なお、「旅の記録(岡山県)」にある「鷲羽山」のページでは、本州側の「鷲羽山」から見る「瀬戸大橋」を、
紹介しています。興味のある方は、こちらもご覧になってください。
                      鷲羽山のページへ

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