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2016/5/19(8:45,8:46) 「帝釈第二駐車場」にて。 「帝釈峡(たいしゃくきょう)」は、庄原市東城町と神石群神石高原町に跨がる、全長18kmの峡谷である。 上流部は「上帝釈」と呼ばれ、流水が石灰岩を侵食することによって形成された長さ90m、幅18m、 高さ40mの日本一の天然橋「雄橋」や、3億年前に海底でできた石灰岩が浮上陸化し、雨水により 溶解されて創られた鍾乳洞「白雲洞」がある。 中流部にある人造湖「神竜湖」では、遊覧船が就航。いくつかの橋を渡りながら湖の中心部を周り、 風景を楽しむことのできる遊歩道も整備されている。 また、「神竜湖」から下流の「下帝釈」は、観光客のほとんど立ち入らない秘境で、180m下の谷底にある 入口まで30分の山道を歩き、洞内では30mの梯子を登るなど、ガイドなしでは入ることができないという、 その名も「幻の鍾乳洞」等がある。 本ページでは、「上帝釈」にある第二駐車場から、「帝釈川」に沿って峡谷を下り、「マス養殖場」までの 片道約1,800mを、往復歩いた記録を紹介する。 紹介するコースは、「マス養魚場」関係者の車も利用する道で、急な傾斜もないため、第二駐車場に隣接する 「弥生食堂」に置かれている、貸自転車を利用することもできる。 右の写真、遊歩道の入口に、バリケードなどは設けられてないが、「この先、遊歩道につき、車での乗入れは ご遠慮下さい」との看板が立つ。 左の写真をクリックすると「帝釈峡案内図」が表示されます。 この案内図は、1,200x800ピクセルあります。 案内図の文字を読みたいときには、表示された画像をクリックし、スクロールバーをご利用下さい。 |
2016/5/19(8:49) 遊歩道右側の看板には「白雲洞まで30m」とある。 なお、「帝釈第二駐車場」から「白雲洞」までの 距離は、200mである。 近くには、縄文時代から鎌倉時代にわたる遺物が 出土し、帝釈峡遺跡群中でも最大の遺跡といわれる 「寄倉岩陰遺跡」があり、この出土品は、帝釈峡博物 展示施設「時悠館」で展示されているという。 |
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2016/5/19(8:52) 「白雲洞」の入口。 受付前まで行ってみたが、営業時間前であったため、 先に、「マス養殖場」までを往復。 帰路、再度立ち寄ることとした。 |
2016/5/19(8:56) 「帝釈川」の流れ。 |
2016/5/19(8:57) 「唐門」の入口。 「唐門」は、「鬼の唐門」とも呼ばれる、高さ約8mの 天然橋で、写真左の細い道を入ると、20~30m程の 所にある。 写真をクリックすると「唐門」の案内板(600x450)が 表示されます。 |
2016/5/19(9:00) 「唐門」。 写真をクリックすると拡大写真(450x600)が 表示されます。 |
2016/5/19(9:02) 少し離れて見る「唐門」。 |
2016/5/19(9:03) 「鬼の供養塔」。 「鬼の供養塔」は、高さ10m程の石柱で、「雄橋」、 「雌橋」を造った「陰陽二鬼神」の供養塔といわれる。 写真をクリックすると3倍ズームで撮る「鬼の供養塔」が 表示(450x600)されます。 |
2016/5/19(9:05) 「帝釈川」の左岸を歩く。 |
2016/5/19(9:07) 前方には「橋」、橋を渡った対岸(右岸)には 「休憩所」が見えている。 |
2016/5/19(9:08) 「休憩所」。 「雄橋」の下には、休憩用の「木の椅子」が置かれて いたが、「帝釈第二駐車場」から「マス養殖場」の間で、 唯一、建物の立つ「休憩所」である。 |
2016/5/19(9:12) 再び橋を渡り左岸を歩く。 |
2016/5/19(9:14) 「マス養魚場」への道。 写真では、道幅が広く見えるが、車どうしでは、 離合できない場所が多い。 |
2016/5/19(9:15) 「帝釈川」の流れは緩やかである。 |
2016/5/19(9:18) 前方に「雄橋」が見えている。 「雄橋(おんばし)」は、カルスト地形の石灰岩を 河川の水が浸食し形成された天然の橋で、 その大きさは、全長90m、幅18m、高さ40mと、 アメリカのバージニア州にあるロック・ブリッジと 肩を並べる。 写真をクリックすると「雄橋」の案内板(800x600)が 表示されます。 |
2016/5/19(9:19) 上流側から見る「雄橋」。 写真をクリックすると拡大写真(600x450)が 表示されます。 |
2016/5/19(9:20) 「雄橋」下のバリケード。 倒木や落石の恐れのある場所には、カラーコーンで バリケードが作られ、上を見ると、オーバーハング状に なっている部分では、岩の窪みの形などの細かい 部分が、看板の写真とも微妙に異なっており、 「雄橋」の崩壊が、現在も進んでいることが分かる。 写真をクリックすると「倒木」や「落石」の恐れがある 場所の写真(600x450)が表示されます。 |
2016/5/19(9:21) 下から見上げる「雄橋」。 写真をクリックすると拡大写真(600x450)が 表示されます。 |
2016/5/19(9:22) 真下から見上げる「雄橋」。 写真をクリックすると拡大写真(450x600)が 表示されます。 |
2016/5/19(9:22) 「雄橋」の下部。 「雄橋」の下には、ケルンが積まれ、「石像」も 置かれている。 写真をクリックすると「石像」の写真(600x450)が 表示されます。 |
2016/5/19(9:24) 下流側から見る「雄橋」。 写真をクリックすると拡大写真(600x450)が 表示されます。 |
2016/5/19(9:25) 橋を渡り右岸に移る。 |
2016/5/19(9:29) 「雄橋から300m かもじ橋まで400m」とある。 |
2016/5/19(9:33) 「断魚渓」。 「帝釈峡」の中で最も流れの速い場所だという。 写真をクリックすると拡大写真(600x450)が 表示されます。 |
2016/5/19(9:34) 「断魚渓」に架かる橋の上から下流側を見る。 落差の大きな滝などはないが、流れは速い。 写真をクリックすると「断魚渓」の案内板(600x450)が 表示されます。 |
2016/5/19(9:38) 前方にはトンネルが見える。 「マス養魚場」で見かけた軽自動車が通るのは 間違いないが、普通車では入るのに躊躇して しまう程、幅の狭いトンネルである。 |
2016/5/19(9:40) トンネルを抜けたところで見る、廃業した食堂と、 「マス養魚場」のフェンス。 |
2016/5/19(9:41) 「かもじ橋」。 以前は、「上帝釈」から「神竜湖」まで、全長6kmの 遊歩道が整備され、その間を自転車で観光することが できたのだが、平成8年(1996)、頻発する落石により、 遊歩道は通行止めとなり、平成12年(2000)には、 「山岳迂回路」が完成するが、この道は急峻な坂が ある等、徒歩でのみ通行可能で、眺望も良くないという。 写真をクリックすると「山岳迂回路」の 案内板(600x350)が表示されます。 |
2016/5/19(9:42) 「マス養魚場」の前から見る「帝釈川」。 写真中央の中州のような所には、橋が架かる。 平成22年(2010)頃には、ここに「流しそうめん場」が あったという。 現在、「帝釈峡観光協会」のHPでは、「帝釈峡山荘」の 「流しそうめん」情報を掲載しており、写真の場所での 営業は、既に廃業していると思うのだが、真偽は確認 できない。 写真をクリックすると拡大写真(600x450)が 表示されます。 |
2016/5/19(9:43) 「かもじ橋」から見る「マス養魚場」。 写真左と奥に養魚場があり、写真の軽自動車には、 「帝釈峡漁業協同組合」のラベルが貼られていた。 |
2016/5/19(9:44) フェンスの隙間から見る、「マス養魚場」の中。 見える範囲には「マス」の姿は確認できなかった。 この日は、ここでUターン。 往路を「帝釈第二駐車場」に向け戻る。 |
2016/5/19(9:50) 下流側から見る「トンネル」。 |
2016/5/19(9:55) 「断魚渓」に架かる橋を渡る。 |
2016/5/19(10:04) 「雄橋」の下流で見る「帝釈川」。 右岸の崖下が削られている。 |
2016/5/19(10:04) 「雄橋」を通過。 |
2016/5/19(10:14) 「休憩所」を通過。 |
2016/5/19(10:47) 10時21分から10時46分の間、「白雲洞」を見学。 洞内の様子は、次のページで紹介します。 |
2016/5/19(10:52) 「帝釈第二駐車場(弥生食堂)」に到着。 店の前に並ぶのは「貸自転車」。 |
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