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2016/5/18(9:51,9:55) 「三段峡正面口」と「長淵橋」。 「三段峡」は、山県郡安芸太田町の太田川上流の支流柴木川にある長さ約16kmの渓谷で、 県北東部の「帝釈峡」と共に、県を代表する渓谷美を誇り、国の特別名勝にも指定される。 特に本ページで紹介する「正面口」から「黒淵」までの2.5kmは、動と静の渓谷が交互に現れ、 その山水画を見るような景観は、「渓谷美堪能コース」と呼ばれ観光客に人気がある。 「三段峡正面口」の周りには、駐車場や売店、宿泊施設などが並ぶ。 「長淵橋」は、「三段峡正面口」から散策コースに入ってすぐの「柴木川」に架かる橋である。 左の写真をクリックすると「三段峡」の全体図が表示されます。 この全体図は、ピントが甘く小さな字が読みづらくなっていますが、この図に書かれる 「散策モデルコース」については、次の行で説明します。 また、この全体図は、1,200x1,600ピクセルあります。 全体図の文字を読みたいときには、表示された画像をクリックし、スクロールバーをご利用下さい。 なお、この日は「黒淵」付近で、遊歩道の崩落があり、通行不能となっていたが、この通行止めは、 平成28年(2016)8月に解除されたという。 右の写真をクリックすると「黒淵付近崩落のお知らせ」の案内板が表示されます。 この案内板は、600x800ピクセルあります。 案内板の文字を読みたいときには、表示された画像をクリックし、スクロールバーをご利用下さい。 |
2016/5/18(9:55) 「長淵橋」の上から見る「柴木川」。 写真は、「柴木川」の上流方向で、この辺りは「長淵 (ながぶち)」と呼ばれ、昭和63年(1988)の大洪水 以前は、長く深い「淵」が続き、岩の飛び込み台も あったという。 現在も、川遊びの人気スポットとして知られ、 最近では、長さ100mの長い淵で「カヤック」を 楽しむ人が増えているという。 |
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「三段峡」の全体図に書かれる「散策モデルコース」の説明 各地点の場所は、このページ先頭(上左)の写真をクリックして表示される「三段峡」の全体図を参照願います。 スタート地点となる「三段峡正面口」は、全体図の下の方にあります。また、「水梨口」は、全体図の中央付近にあります。 ●ちょい寄り Aコース(片道5分) 三段峡正面口-姉妹滝-龍の口-姉妹滝-三段峡正面口 ●デートに最適 Bコース(片道20分) 三段峡正面口-姉妹滝-龍の口-女夫淵-石桶(休憩所)-女夫淵-龍の口-姉妹滝-三段峡正面口 ●渓谷美堪能 Cコース(片道50分) 三段峡正面口-姉妹滝-龍の口-女夫淵-石桶(休憩所)-黒淵(渡舟)-石桶(休憩所)-女夫淵-龍の口-姉妹滝-三段峡正面口 ●中流域周遊 Dコース(周遊3時間) 三段峡正面口(シャトルバス)-水梨口-猿飛(渡舟)-二段滝-三段滝-水梨口(シャトルバス)-三段峡正面口 ●渓谷トレッキング Eコース(周遊5時間) 三段峡正面口-姉妹滝-龍の口-女夫淵-石桶(休憩所)-黒淵(渡舟)-猿飛(渡舟)-二段滝-三段滝-水梨口(シャトルバス)-三段峡正面口 注:三段峡正面口と水梨口間のシャトルバスは、運航日等を確認願います。 (参考:平成28年8月時点では、土日のみ、かつ1日に1往復のみの運行だが、天候等により運休の場合あり) 渡し舟については、運行状況を確認願います。 (参考:平成28年8月時点では、「黒淵渡舟」は、毎日運行だが、天候や増水状況等により運休となる場合あり。 また、「猿飛渡舟」については、期間中の土日のみの運行で、天候や増水状況等により運休となる場合あり) いずれも、「三段峡正面口」に立つ案内板で、運行状況を知ることができる。 |
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2016/5/18(9:57) 「三段峡正面口」の入口に立つ標識。 |
2016/5/18(9:57) 「三段峡正面口」の入口に立つ案内板。 「三段峡」の名前は、その素晴らしい景観を写真により、 紹介した、広島の写真技師「熊南峰」が命名。 大正14年(1925)に、国の名勝に指定され、昭和28年 (1953)には、国の特別名勝に指定されている。 写真をクリックすると「三段峡」の説明(800x600)が 表示されます。 |
2016/5/18(9:58) 「長淵」の案内板付近にて。 写真をクリックすると「長淵」の案内板(600x450)が 表示されます。 |
2016/5/18(9:58) 「柴木川」上流に向け歩く。 |
2016/5/18(9:59) 「狼石(おおかみいわ)」。 渓流の音が、この岩に反射・共鳴し、狼の遠吠えの ように聞こえるという。 大きさは、横に立つ看板から想像願います。 |
2016/5/18(10:03) 「寺が瀬」付近にて。 木々に阻まれ視界は良くないが、この辺りに「寺」が あったという。 また、付近には大人一人がすっぽりと入ってしまう 大きさの「甌穴(ポットホール)」を持つ、「からすばち」 という岩があるという。 |
2016/5/18(10:05) 「黒淵」の渡舟乗場までの遊歩道は、幅は狭いが、 道はしっかりしており、緩い傾斜はあるものの、 急な坂もなく歩きやすい。 |
2016/5/18(10:07) 「姉妹滝(しまいだき)」。 「三段峡」に入って初めての滝である。 水量により、流れの本数が変わるため、日毎に表情が 変わるという。 この日は、滝の下部に虹を見ることができた。 写真をクリックすると拡大写真(450x600)が 表示されます。 |
2016/5/18(10:09) 「龍の口(たつのくち)」。 「ちょい寄り Aコース」の折り返し地点である。 上流からの流れが、右岸から張り出す岩により 急に狭まり、その幅は6mとなる。 そのため、流れは激流(動の渓谷)となり、 「鮎」はここから先には登ることができず、 「姉妹滝」周辺に集まるという。 写真をクリックすると「龍の口」の案内板(600x450)が 表示されます。 |
2016/5/18(10:17) 「栂崎(つがさき)」付近にて。 「龍の口」上流の川幅が広くなった辺りである。 |
2016/5/18(10:22) 「五立」の案内板付近にて。 「五立(ごだち)」は、ここから、「庄兵衛岩」にかけて 続く、岩壁である。 写真をクリックすると「五立」の案内板(600x450)が 表示されます。 |
2016/5/18(10:23) 「五立」の脇を流れる「柴木川」。 「栂崎」から「女夫淵」の間は、静の渓谷が続く。 |
2016/5/18(10:24) 「赤滝」。 「五立」の岩壁から流れ落ちる「湧き水」だという。 写真をクリックすると「赤滝」の案内板(600x450)が 表示されます。 |
2016/5/18(10:28,10:28) 「五立」の脇を流れる「柴木川」と遊歩道。 |
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2016/5/18(10:29) 川の真ん中に横たわる巨大な岩。 特に名前は付いていないようである。 |
2016/5/18(10:30,10:30) 「庄兵衛岩」。 「庄兵衛岩」は、「五立」の中で一番大きな岩壁で、昭和30年(1955)代までは、ここにトンネルはなく、 岩を回り込むように橋が造られていたという。写真のトンネルは、その後掘られたもので、手掘りではなく、 近代の技術で掘られたというのだが、素人には「手掘りのトンネル」に見える。 右の写真をクリックするとトンネルの中で撮る写真(600x450)が表示されます。 |
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2016/5/18(10:33) 「女夫淵」の手前で見る「柴木川」の流れ。 「女夫淵」までは、静の渓谷が続いている。 |
2016/5/18(10:33) 「女夫淵(めおとぶち)」の案内板付近にて。 岩に沿って造られた桟道が見えている。 写真をクリックすると「女夫淵」の案内板(600x450)が 表示されます。 |
2016/5/18(10:35) 「女夫淵」近くのお地蔵様。 このお地蔵様は、昭和27年(1952)の11月、高校生と 教師計30名が記念撮影をしていたところ、コンクリート の桟道が崩れ、生徒7名が死亡したという事故があり、 その供養のために造られたという。 |
2016/5/18(10:36) コンクリートの桟道を進む。 桟道の左下に「女夫淵」。 桟道右の標識には、「黒渕渡舟まで、1000m」とある。 |
2016/5/18(10:36) 「女夫淵」の神秘的な淵。 |
2016/5/18(10:38) 「石樋(いしどい)」。 「石樋」からは、再び動の渓谷へと変わる。 写真をクリックすると「石樋」の案内板(600x450)が 表示されます。 |
2016/5/18(10:40) 「幻の滝」。 普段はないが、大雨の後などに現れる滝で、 正式な名前もないという。 写真をクリックすると拡大写真(450x600)が 表示されます。 |
2016/5/18(10:40) 「石樋」沿いの遊歩道。 桟道は終り、通常の遊歩道に戻る。 「石樋」周辺の遊歩道では、聞き慣れない物音が あちらこちらから聞こえてくるので、調べてみると 「モリアオガエル」の鳴き声であった。 また、この日は、気付かなかったが、5~8月頃には、 「カジカガエル」の美声を聞くこともできるという。 |
2016/5/18(10:41) 「石樋」が続いている。 「石樋」の長さは、200mにわたる。 写真をクリックすると拡大写真(600x450)が 表示されます。 |
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