熊野古道中辺路
(小広峠-野中の清水)

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2011/4/7(11:59)
「道の駅 熊野古道中辺路」。
車を「道の駅」に止め、道路反対側にあるバス停
「牛馬童子口」から、7時21分発のバスに乗り
「小広峠」に向かう。
本ページでは、「小広峠」をスタートし、ここ
「道の駅 熊野古道中辺路」までの、約8km強を
歩いた記録を紹介します。
(注)この写真は、古道を歩いた後で撮影。

2011/4/7(7:47)
バスは、7時38分「小広峠」に到着。
写真左に写る電信柱の横を入り、トンネルの上に
見えるガードレールの道に向かう。
なお、「熊野古道」は、熊野三山(熊野本宮
大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)へと通じる
参詣道の総称であり、熊野三山に向けて歩く人が
多い。今回は、これを逆向きに歩くことになる。

2011/4/7(7:52)
国道311号線の旧道を歩く。
新道(左の写真の道)に比べれば本数は少ない
ものの、この道も1日何本かのバスが通る道で
ある。

2011/4/7(7:57)
右に「熊野本宮大社」に向かう「熊野古道」を
見送り直進すると前に「トイレ」があり、
「トイレ」の反対側には標識が見える。
2011/4/7(8:03)
高度を稼ぐために遠回りをする旧道を避け、
山の中の近道に入る。
2011/4/7(8:04)
本格的な山登りの雰囲気で、この先に多少の
不安を感じる。
2011/4/7(8:06)
旧道に出る。
熊野古道は、大正から昭和にかけて国道が整備
されるまでは、周囲の生活道路としても使用され
た道であり、本ページで紹介するコースも、
「基本的にはバスも走る舗装道路を歩き、所々
近道をするためにバス道路を外れる」という感じ
であった。
2011/4/7(8:10)
「小広王子跡」。
大阪から熊野三山に至る「紀伊路」、「中辺路」
に点在する「九十九王子」の一つである。
なお、「王子」は、難行苦行の信仰の道をつなぐ
ために設けられた神社で、「熊野権現」の御子神
を祀る分社であるが、現存するものは少なく、
ほとんどは跡地に石碑か説明版が建つ。
2011/4/7(8:10)
「日野武道研究所」。
山下洋輔・坂田明等とも共演したことのある
元フリーのジャズ・ドラマーで、現在では、
武道・日本武術の研究家である「日野晃」が
主宰する。
2011/4/7(8:19)
道路脇には「熊野古道」を示す標識がある。
標識は多く、地図がなくても迷わずに歩けるが、
コース全体のイメージを知るためには、やはり
地図(案内図でもよい)も必要である。
2011/4/7(8:31)
「新高尾トンネル」。
林道「広見川線」のトンネルで、「熊野古道」
は、写真左の方向に進む。
2011/4/7(8:33)
歌人「日比野友子」の歌碑。
「日比野友子」は、昭和50年度和歌山県文化
功労賞受賞とある。
2011/4/7(8:40)
舗装道路を歩く。車はほとんど通らない。
2011/4/7(8:46)
「中川王子跡」。
標識には、左上とあるので入ってみる。
2011/4/7(8:47)
距離は長くないが、結構な急坂である。
2011/4/7(8:49)
「中川王子碑」。
Uターンして、8時46分の標識まで戻る。
2011/4/7(8:55)
「高尾トンネル」。
「新高尾トンネル」ができるまで、使われて
いたそうである。
2011/4/7(8:59)
「継桜王子」まで、0.6kmとある。
ここで、旧道の上を平行する道に入る。
2011/4/7(9:13)
左に「トイレ」を過ぎると、道の左に「ベンチ」
があり、道の右側が「秀衡桜」であった。
「ベンチ」で少し休憩。
2011/4/7(9:24)
「秀衡桜」。
奥州の「藤原秀衡」夫妻が熊野参りをした際、
滝尻の岩屋で出産。その子を残してここ野中まで
来て、杖にしていた桜の木を地につきさし、子の
無事を願った。その木が成長したのが「秀衡桜」
だといわれている。
2011/4/7(9:35)
下の旧道に降りると「野中の清水」だが、
先に「継桜王子」に寄る。
2011/4/7(9:35)
「とがの木茶屋」。
「秀衡桜」と「継桜王子」の間にある。
「とがの木茶屋」の「茶粥」は、美味しいとの
評判だが、予約制と聞く。
2011/4/7(9:36)
「継桜王子」へは、右へ進む。
2011/4/7(9:38)
鳥居には「継桜王子社」とある。
階段の左右には、樹齢800年といわれる
「野中の一方杉」が並ぶ。
写真をクリックすると、縦に撮影した拡大写真が
表示されます。
2011/4/7(9:40)
「継桜王子社」。
2011/4/7(9:44)
「継桜王子碑」。
2011/4/7(9:44)
「野中の一方杉」。
南向きだけに枝を伸ばしていることから「野中の
一方杉」と呼ばれる。
2011/4/7(9:47)
「秀衡桜」まで戻り、坂を下る。
すぐ下には旧道が走っている。
2011/4/7(9:49)
「野中の清水」。
熊野詣の人々の喉を潤した名水で、「日本名水
百選」に選ばれている。
2011/4/7(9:50)
「野中の清水」は、現在でも地元の人たちの
飲料水や生活用水として使われているとのこと。
「熊野古道中辺路(野中伝馬所跡-牛馬童子口)」
に続きます。
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