霧の大台ヶ原
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2019/04/23(12:11)
「正木ヶ原」周辺のトウヒ林。
「正木ヶ原」は、「トウヒの立枯」で知られる。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2019/04/23(12:13,12:14)
「正木ヶ原(標高:1,635m)」に到着。
左の写真、手摺り付きの木道を奥に進んだところには、昭和44年(1969)当時の
写真を載せた案内版が立つ。
右の写真は、木道を奥に進んだところから見る景色だが、案内板に書かれる
「パッチ状になった森」は、霧(雨)のため見えない。
左の写真をクリックすると「比べてみてください」の案内板(650x650)が表示されます。
右の写真をクリックすると拡大写真(600x450)が表示されます。
2019/04/23(12:15)
「正木ヶ原」のトウヒ林。
この後、「尾鷲辻」に向かう。
「尾鷲辻」まで、10~15分(距離:400m)。
標高差-54m。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2019/04/23(12:20)
「尾鷲辻」に向け歩く。
「尾鷲辻」までは、下り坂が続く。
2019/04/23(12:26)
「尾鷲辻(標高:概ね1,581m)」に到着。
注:「尾鷲辻」の標高は、等高線の書かれた
地図から推測。
2019/04/23(12:26,12:27)
「尾鷲辻」の休憩所(東屋)と「中道」の入口。
「尾鷲辻」から「大台ヶ原」の絶景ポイント「大蛇嵓」までの距離は、1,500m程あるが、
途中の高低差は、ほとんどない。
「東大台」を完全クリアするには、この先「大蛇嵓(標高:1,579m)」まで歩き、
「シオカラ谷(標高:1,414m)」の吊り橋を渡り、駐車場へと戻る周回コースだが、
「シオカラ谷」の吊り橋から駐車場の間には、石段の急坂がある。
この急坂を避けるため、この先「大蛇嵓」までを往復し、「中道」から駐車場に戻る人も多い。
また、体力に自信のない人は、往きにも「中道」を利用することで、歩く高低差を
最小限にして、「大蛇嵓」の雄大な景色を楽しむこともできる。
右の写真、この日は天候を考慮し、「大蛇嵓」は断念。「中道」を駐車場へと戻る。
「尾鷲辻」から駐車場までは、30~40分(距離:2,000m)。標高差-10m。
右の写真をクリックすると拡大写真(600x450)が表示されます。
2019/04/23(12:30)
「中道」で見る、古い「切り株」。
この「切り株」は、大正時代に伐採されたという。
写真をクリックすると「古い切り株」の
案内板(650x650)が表示されます。
2019/04/23(12:31)
中道には「石畳」の道が多い。
「中道」は、中間点の標高が一番低く、
最初は緩やかな下り。駐車場が近づくと
緩やかな上りとなる。
そのため、途中の高低差は、両端の高低差
10mよりも大きいのだが、その高低差も
感じさせない程に傾斜は緩く、歩きやすい。
2019/04/23(12:36)
「苔」の群落。
「大台ヶ原」には、近年「笹」が増え、
「苔」が減っているが、「中道」では、
「大台ヶ原」の原風景を彷彿させる、
「苔」の群落を、複数の場所で見ることができた。
写真をクリックするとアングルを少し変えて撮る
写真(600x450)が表示されます。
2019/04/23(12:37)
水が流れる「谷筋」。
「谷筋」には、「苔」が群生する。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2019/04/23(12:37)
谷筋に群生する「苔」。
緑色の「絨毯」を敷き詰めた様である。
写真は、4.5倍ズームにて撮影。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2019/04/23(12:43)
中道の「石畳」を歩く。
2019/04/23(12:45)
「苔」の奥(山側)には「防鹿柵」。
近くには、「コケが好きなところ」の案内版が立つ。
写真をクリックすると「コケが好きなところ」の
案内板(650x650)が表示されます。
2019/04/23(12:51)
「駐車場まで、1.0km」の標識を通過。
2019/04/23(12:54)
「笹」と古い「切り株」。
切り株は、「苔」に覆われる。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2019/04/23(13:02)
近くには、「大台ヶ原のササ」の案内板が立ち、
「大台ヶ原」には、2種類の「笹」が生え、
「西大台」には、草丈の高い「スズタケ」。
「東大台」には、背が低く茎の節が丸くふくれる
「ミヤコザサ」が多いとある。
2019/04/23(13:08)
「上道」に合流。
写真は、駐車場の方向を背にして撮影。
左が、往きに歩いた「上道」。
右が、直前(帰り)に歩いた「中道」。
2019/04/23(13:09)
「ビジターセンター」に戻る。
雨の中をゆっくりと歩き、一度も坐って
休むことはなかったが、一周、2時間強の
散策であった。
2019/04/23(13:13)
「ビジターセンター」の中。
館内では、「大台ヶ原」を知る、考える、ふれあう。
 この3つの項目に分け、写真や映像、展示物等で、
情報を提供する他、自然観察会を実施するなど、
自然教育活動を行っている。
写真左下に写る、ガラスの床下は、「コケ展示」。
2019/04/23(13:13)
「ビジターセンター」の中。
館内には、「大台ヶ原」に住む動物たちの
「足跡スタンプ」や、「葉っぱの拓本」があり、
持ち帰ることのできない「足跡」や
「葉っぱ」をスタンプや拓本として、
家に持ち帰ることができる。
2019/04/23(13:40)
「大台ヶ原」の駐車場入口付近。
左の建物は、売店食堂「上北山物産店」。
「上北山物産店」の裏には、宿泊施設もある。
遅くなった昼食を済ませ、近くにある
「大台教会」に向かう。
2019/04/23(13:40)
「大台教会」への入口。
「大台教会」までは、100m程である。
2019/04/23(13:41)
「大台教会」への道。
2019/04/23(13:43,13:45)
「大台教会」。
「大台教会」は、「大台ヶ原」の山を開き、気象観測や自然保護にも尽力した
「古川嵩(かさむ)」が、明治32年に完成させた神道系の教会で、
「人は素直に大自然に教えを乞い、大自然とともに生きる」を教えの基本とし、
当時は、登山客の宿泊場所としても親しまれたという。
左の写真をクリックすると別アングルで撮る「大台教会」が表示(600x450)されます。
【おわりに】
本HPでは、「大台ヶ原」の最高峰「日出ヶ岳」や雄大な景色で人気の「大蛇嵓」を紹介できなかったが、
霧に包まれる幻想的な「大台ヶ原」を歩き、「大台ヶ原」の原風景を彷彿させる、「苔」の群落も見ることができ、
天候に恵まれなかったときの選択肢として、お勧めできるコースであった。
最後になるが、本HPで紹介できなかった「大台ヶ原」散策のお勧めコースを、以下に紹介する。
・東大台ヶ原完全クリアコース(所要時間:3時間30分~4時間、距離:8.4km)
 駐車場-(上道)-日出ヶ岳-尾鷲辻-大蛇嵓-(滝見尾根)-シオカラ谷吊り橋-駐車場
・日出ヶ岳・大蛇嵓コース(所要時間:3時間30分~4時間、距離:8.8km)
 駐車場-(上道)-日出ヶ岳-尾鷲辻-大蛇嵓-尾鷲辻-(中道)-駐車場
・日出ヶ岳往復コース(所要時間:1時間30分、距離:3.8km)
 駐車場-(上道)-日出ヶ岳-(上道)-駐車場
・大蛇嵓往復コース(所要時間:2時間30分、距離:7.0km)
 駐車場-(中道)-尾鷲辻-大蛇嵓-尾鷲辻-(中道)-駐車場
なお、上記4コースは、この日「大台ヶ原ビジターセンター」で購入した散策マップ
「東大台ヶ原自然観察路(THE NATURE TRAIL VOL.2)」に掲載されている。

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