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2019/4/22(9:20) 進行方向右側の視界が開ける。 谷間には「木津川」が流れ、秋から早春にかけ、 風が穏やかな朝には、放射冷却で発生する 「川霧」が、この谷間を埋めことで、 壮大な雲海を見ることができる。 |
2019/4/22(9:21) 「ゆるぎ岩」。 この岩は、修験場の最奥部にあり、1周800mの ほぼ中間点にある。 「後醍醐天皇」が鎌倉幕府の奇襲に備え、 上から落とす武器として、運ばれた「岩」が 使われずに残ったもので、人の手で押すと 揺れるため、「ゆるぎ岩」の名が付く。 |
2019/4/22(9:22) 「ゆるぎ岩」の奥から見る景色。 9時20分撮影の景色と同じ方向だが、 この場所には、景観を遮る木枝が少なく 「木津川」の流れが、より長く見える。 写真をクリックすると拡大写真(600x450)が 表示されます。 |
2019/4/22(9:23) 「修行場」を歩く。 前方のフェンスに掛けられた案内板には、 「せまくなっていますが、岩の間を お進みください」とある。 |
2019/4/22(9:24) 巨岩「平等岩」。 岩の上からの景色は素晴らしく、江戸時代は、 月見の場所であったという。 先ほどの案内板に「せまくなっている」と あったのは、写真右方に写る、岩と岩の 間のことで、「蟻の戸渡り」と呼ばれている。 |
2019/4/22(9:24) 巨岩「平等岩」脇の石段。 石段上の標識には、「これより先は、危険」とあり、 石段も狭いが、岩の上からも「木津川」の流れを 見ることができる。 写真をクリックすると標識の場所から撮る 写真(600x450)が表示されます。 |
2019/4/22(9:25) 岩の間「蟻の戸渡り」を抜ける。 写真では狭く見えるが、人一人が抜けるだけの スペースはある。 |
2019/4/22(9:26) 「二の丸跡」に向け歩く。 |
2019/4/22(9:28) 「二の丸跡」への石段。 |
2019/4/22(9:29) 「二の丸跡」。 「笠置山」は、「後醍醐天皇」の仮皇居であり、 正式な築城はされていない。 山頂の「行在所跡」を本丸とみなし、一段低い この場所を「二の丸跡」と呼ぶようになったとある。 |
2019/4/22(9:31) 先に進む。 |
2019/4/22(9:32) 「貝吹き岩(奥)」と 「後醍醐天皇行在所跡(左)」の分岐点。 先ずは、「貝吹き岩」へと向かう。 |
2019/4/22(9:33) 「貝吹き岩」の広場。 |
2019/4/22(9:34) 「貝吹き岩」。 この岩の上で、修験者が「ほら貝」を吹き、 「元弘の乱(1331)」では、武士の士気を高めるため、 この岩の上から盛んに「ほら貝」が吹かれたとある。 |
2019/4/22(9:35) 「貝吹き岩」の広場から見下ろす 「宝蔵坊跡(もみじ公園)」。 毎年、11月の紅葉時期には、 「笠置もみじまつり」が開催され、 公園がライトアップされるという。 |
2019/4/22(9:37) 「後醍醐天皇行在所跡」への石段。 |
2019/4/22(9:38) 「後醍醐天皇行在所跡」。 鎌倉幕府倒幕を企てた「後醍醐天皇」は、 ここを「行在所(あんざいしょ)」にした。 幕府軍との戦いで、火を放たれ建物などは 残らないが、石の玉垣は、当時のものが残る。 写真をクリックすると別アングルから撮る 「後醍醐天皇行在所跡」が表示(600x450)されます。 |
2019/4/22(9:38) 「後醍醐天皇御製」。 「うかりける 身を秋風に さそわれて おもわぬ山の 紅葉をぞ見る」と刻まれる。 |
2019/4/22(9:40) 「後醍醐天皇行在所跡」への石段下から見る 「宝蔵坊跡(もみじ公園)」。 |
2019/4/22(9:41) 前方に、「大師堂」。 |
2019/4/22(9:41) 「大師堂」。 「元弘の乱」で消失した、旧正月堂の跡地に建ち、 「石仏弘法大師(室町期)」を奉安する。 |
2019/4/22(9:43) 「修行場」入口に戻る。 写真は、入口前の広場にある、 鎮守社「椿本護王宮」。 |
2019/4/22(9:44) 「稲荷社」の鳥居。 |
2019/4/22(9:44) 「毘沙門堂」。 |
2019/4/22(9:46) 「解脱鐘」。 建久7年(1196)、東大寺「俊乗房重源和尚」の作で、 「鐘の基底部が6つに切り込まれた意匠は、 日本に一つしかない」とあり、国の重要文化財に 指定される。 写真をクリックすると「解脱鐘」を切抜く 画像(600x450)が表示されます。 |
2019/4/22(9:46) 「本坊」。 |
2019/4/22(9:47) 「筋土塀」。 「筋土塀」は、横に「筋」を入れた土塀で、 「御所」や「門跡寺院」に使用され、 特に5本の筋は、最上の格式を表すという。 「笠置寺」では、昭和天皇御即位御大典の際、 皇室より「筋土塀(5本筋)」の使用を 許されたという。 |