竹田城跡
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2014/10/30(7:24)
「遠阪峠」から「朝来市」方向に見る雲海。
奥の黒い山並みの左に一番高く聳えるのが「朝来山
(あさごやま、標高:756m)」。
「竹田城跡」は、「朝来山」の右奥に位置する。
手前の芝は、「ホテル好楽園」の日本グランド協会認定
グランドゴルフコース(雲海コース)。
この後、「天空の城」撮影の人気スポット「立雲峡」に
向かったのだが、県道277号「溝黒竹田線」の入口で
進入禁止。県道沿いに駐車場があるのだが満車状態。
無理して車を止めても、ここからでは、約1kmを余計に
歩かなければならず、それでは霧が晴れる前に
「立雲峡」の展望台まで行けるかどうかの保証はない。
「天空の城」の撮影は諦め、「竹田城跡」に向かった。
写真をクリックすると1.75倍ズームで撮る
写真(600x450)が表示されます。
2014/10/30(8:04,8:05)
天空の駅「山城の郷」と駐車場。
「竹田城跡」は、兵庫県朝来市のJR播但線「竹田駅」の西600m程にある山城遺構で、
虎が臥せたような姿に見えることから「虎臥城(とらふすじょう)」とも呼ばれている。
9月から11月のよく晴れた日の明け方から午前8時頃までの間には、「円山川」から発生する川霧が
「武田城跡」の周囲を取り囲み、その雲海に浮かぶ姿は「天空の城」や「日本のマチュピチュ」等とも
呼ばれ人気の観光スポットとなっている。
以前は、普通乗用車であれば、更に上の「第一駐車場」まで行くことができたのだが、
この日、「山城の郷」から先は、一般車両進入禁止となっていた。
「山城の郷」の駐車場には、100台を収容するスペースがあり、この先「第一駐車場」までの
1.4km(徒歩約30分)は、徒歩の他、バス、タクシーを利用することもできるのだが、
「第一駐車場」から先、山頂「竹田城跡」までの700m(徒歩約15分)は徒歩のみとなる。
2014/10/30(8:05)
「武田城跡」の案内板。
この日は、「山城の郷」から「第一駐車場」までの
「西登山道(1.4km、約30分)」を歩くこととした。
写真をクリックすると「武田城跡」の案内地図が
表示されます。
この案内地図は、1,200x900ピクセルあります。
案内地図の文字を読みたいときには、表示された
画像をクリックし、スクロールバーをご利用下さい。
2014/10/30(8:07)
「西登山道」から「山城の郷」を振返る。
雲海(霧)は、8時頃に消えてしまうことが多いのだが、
この時点で消えてはいないものの、「城跡」に着くまでは
保たないだろうと、急がずのんびりと歩く。
なお、下山後に「山城の郷」の売店コーナーで見た
ポスターでは、「山城の郷」から「城跡」を往復すると、
約10,000歩。最近、朝来市内で「くま」の目撃情報が
あるので注意を等と書かれていた。
写真をクリックすると「山城の郷」の売店コーナーの
ポスター(600x450)が表示されます。
2014/10/30(8:18)
「西登山道」は、1.5車線程の幅で、
車は「山城の郷」から「第一駐車場」に向かっての
一方通行であるが、バスも走行できる道である。
2014/10/30(8:25)
「第二駐車場」。
約20台ほどの駐車スペースがあり、
バス、タクシーの乗降場所となっている。
2014/10/30(8:26)
「第一駐車場」への入口。
「第一駐車場」には、約50台ほどの関係者専用の
駐車スペースとトイレ、自販機がある。
2014/10/30(8:28)
「大手門コース」入口。
「第一駐車場」には入らず直進すると、すぐ左側にある。
2014/10/30(8:30)
「大手門コース」。
道幅は多少狭くなるが、道は舗装されている。
また、このコースは「追手門コース」とも呼ばれている。
2014/10/30(8:34)
「中腹駐車場」から300m、「竹田城跡大手門」まで、
残り500mとある。
この「中腹駐車場」とは、「第一駐車場」のことであり、
「竹田城跡大手門」は、城跡への「入場口(料金所)」
のことである。
2014/10/30(8:38)
「入場口(料金所)」まで、残り300m。
まだ、霧は晴れていない。
2014/10/30(8:39)
写真中央には「表米神社登山道」を登ってくる
人の姿が写る。
2014/10/30(8:39)
「表米神社登山道」。
「大手門コース」を登ると、右側から合流する。
「登山口」は、「竹田駅」から南に300m程にあり、
傾斜は急だが、麓から最短の0.7kmを徒歩20分程で
登ることができる。
2014/10/30(8:40)
「入場口(料金所)」まで、残り200m。
道の左には「こちらからは登れません」の看板が立つ。
「竹田城跡」の中は一方通行になっており、一周すると
ここに下りる。つまり、ここは出口専用の「退場口」と
なっている。
2014/10/30(8:42)
「入場口(料金所)」まで、残り100m。
「観光ガイド合流場所」の看板が立つ。
2014/10/30(8:42)
「史蹟 竹田城跡」の案内板。
案内板の冒頭には「嘉吉年間、山名持豊(宗全)が
播磨・丹波から但馬への進入路に位置する要衝の地に
13か年を費やして築いた」とあり、現存の完成された
城郭に整備されたのは、天正~慶長初期と推定される。
また、規模は南北約400m、東西約100mとある。
写真をクリックすると「史蹟 竹田城跡」の案内板が
表示されます。
この案内板は、1,200x600ピクセルあります。
案内板の文字を読みたいときには、表示された画像を
クリックし、スクロールバーをご利用下さい。
2014/10/30(8:44)
「入場口(料金所)」。
「城跡」の中にトイレはない。
このため、ここが最後のトイレとなる。
上空は青空だが、受付の方の「まだ、霧が残っていて、
素晴らしい景色です」の言葉に、喜び勇んで先を急ぐ。
写真をクリックすると「武田城跡」の平面図(800x600)が
表示されます。
2014/10/30(8:45)
入場口を入ってすぐの階段。
道はロープに挟まれ狭く感じるが、一方通行である。
また、この階段は短く、すぐに「城壁」である。
2014/10/30(8:46)
「城壁」が現れる。
竹田城の石垣は「穴太(あのう)積み」の技法で造られ、
自然の石を加工することなくそのまま積んでいるため、
一見粗雑に見えるが、水はけがよく、崩れないため、
築かれてから約400年経っても、一部を修復した
だけで、当時の姿を今に伝えているという。
道の左には「観音寺山登山道、竹田小学校へ800m」
の標識が立つが、このルートは山歩きが好きな方向け
だという。
2014/10/30(8:50)
「北千畳」から見る「本丸(天守台)」。
この日「本丸(天守台)」は、立入禁止であったが、
これは、遺跡保護のための措置であり、朝来市のHP
では、平成27年(2015)3月20日の情報として、
「本丸・天守台は入場できなくなっています」とある。
写真をクリックすると2.25倍ズームで撮る
「本丸(天守台)」が表示(600x450)が表示されます。
2014/10/30(8:48)
「北千畳」から見る北西方向の景色。
見事な雲海である。「立雲峡」から、この雲海に浮かぶ「竹田城跡」の姿を見ることができれば最高だったのだが、
雲海が見られる「幸運」に恵まれる人が少ないことを思えば、これは贅沢というものであろう。
写真左には「大路山(標高:603m)」、中央付近に「大倉部山(標高:691m)」等が写る。
2014/10/30(8:51)
「北千畳」。
2014/10/30(8:53)
「三の丸」。
逆光線で、人の姿はシルエットに写る。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2014/10/30(8:56)
「三の丸」から「二の丸」に向かう。
一段高くなっているのが「二の丸」。
木と木の間には「天守台」が頭を覗かせている。
2014/10/30(8:54)
「三の丸」から見る南東方向の景色。
左、霧の中に「金梨山(標高:463m)」、太陽の右が「朝来山(標高:756m)」。右端の下には「南千畳」も写る。
なお、「天空の城」の撮影スポット「立雲峡」は、「朝来山」の中腹にあり、この瞬間でも、大勢のカメラマン達が
こちらに、カメラのレンズを向けシャッターボタンを押していたであろう。
2014/10/30(8:56)
「二の丸」。
2014/10/30(8:57)
「二の丸」から見る「南千畳(左)」と「本丸(右)」。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2014/10/30(8:59)
「二の丸」から見る「北千畳」。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
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