上高地散策
(大正池~河童橋)

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2019/9/25(9:05)
「大正池」。
中部山岳国立公園の標高約1,500mにあり、誰でもが知る山岳景勝地「上高地」。
冬の最低気温は、氷点下30度を下回るが、夏は、昼間でも20度前後と過ごしやすく、
「河童橋」を中心とする長さ約10km、幅約1kmの平坦地(堆積平野)は、
夏の避暑地として一般客に人気。また、「穂高連峰」や「槍ヶ岳」への登山基地として、
登山者には憧れの場所であり、国の文化財(特別名勝・特別天然記念物)にも指定される。
自然環境の保全などから、年間を通してマイカーの乗入れが規制されており、
「上高地」への入口「釜トンネル」から先に、マイカーで入ることはできない。
この日は、「沢渡(さわんど)」に車を駐め、「大正池」までシャトルバスを利用。
本ページでは、「大正池」から「田代橋」までを「梓川」の左岸。
「田代橋」から先、「河童橋」までを「梓川」の右岸に沿って歩いた記録を紹介する。
また、次の河童橋~明神池のページでは、「河童橋」から「明神」までを「梓川」の右岸。
帰路は、「明神」から「河童橋」まで「梓川」の左岸を歩いた記録を紹介する。
紹介するコースは、比較的平坦地で、高低差は少なく、合計の距離で、約10.1km、
平均歩行時間約3時間10分である。
上のパノラマ写真は、中央左に「焼岳」。右端の「穂高連峰」は雲に隠れる。
写真をクリックすると「上高地案内図」が表示されます。
この案内図は、1,800x900ピクセルあります。
案内図の文字を読みたいときには、表示された画像をクリックし、スクロールバーをご利用下さい。
なお、本ページで記述する距離と時間は、「小梨平」で見た「上高地散策マップ」から算出しており、
この「上高地散策マップ」は、本ページに続く「上高地散策(河童橋~明神池)」のページで紹介しています。
2019/9/25(9:04)
「大正池」から見る「焼岳」。
「大正池」は、「焼岳(標高:2,455m)」の
大噴火により生じた「火山泥流」が「梓川」を
せき止めてできた池であり、かつては、
池の中に林立する「立ち枯れの木」が「上高地」を
代表する景観の一つであったが、今では
この「立ち枯れの木」も残り少なくなっている。
写真をクリックすると「大正池」の
案内板(1,000x500)が表示されます。
2019/9/25(9:04)
「大正池」と「穂高連峰」。
写真右(北北東)の方向には、「穂高」の山々が
あるのだが、この日は曇の中に隠れている。
2019/9/25(9:07)
「田代池」に向かう。
途中、「梓川コース」と「林間コース」の分岐点に
立つ案内板には「大正池や田代池を巡りながら、
上高地の自然を学ぶ」、この遊歩道のことを、
「自然研究路」と書かれていた。
2019/9/25(9:11)
「木道」を歩く。
「自然研究路」には、「木道」が断続的に
整備されている。
2019/9/25(9:12)
右に「迂回路」。
「増水時注意」とあり、「梓川」が増水した時の
「迂回路」であろう。
直進し、「梓川」沿いの道を進む。
2019/9/25(9:14)
「梓川」左岸から見る「焼岳」。
「大正池」から暫く歩くと、進行方向左側が開け、
川原の先に「焼岳」が見える。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2019/9/25(9:14)
「穂高連峰」は、写真中央奥にあるが、
雲の下に隠れる。
「自然研究路」の川原側には、ロープが張られ、
川原への立入は、禁止されていた。
2019/9/25(9:15)
「砂礫の堆積」。
「自然研究路」の山側(中千丈沢)には、
「霞沢岳」から押し出された「砂礫」が見られ、
近くには「砂礫の堆積」の案内板が立つ。
写真をクリックすると「砂礫の堆積」の
案内板(800x400)が表示されます。
2019/9/25(9:18)
「田代池」に向け歩く。
2019/9/25(9:21)
「自然研究路」は、基本的に林の中を歩くが、
所々で林が切れ視界が開ける。
なお、「上高地」にも「熊」の目撃情報はあり、
案内板には、「熊目撃情報」も掲げられていた。
写真をクリックすると「熊目撃情報」の
案内板(500x650)が表示されます。
2019/9/25(9:24)
「カラマツ」の林を歩く。
近くの案内板には、「上高地では、そのほとんどが
天然のカラマツで、植林されたのは、小梨平や
バスターミナル周辺の一部」とあった。
写真をクリックすると拡大写真(450x600)が
表示されます。
2019/9/25(9:25)
「田代池」に到着。
2019/9/25(9:26)
「田代池」入口付近の「草紅葉」。
写真奥は、「六百山」や「霞沢岳」。
写真左の方向には、「穂高連峰」が見えるのだが、
この日は曇の中で見えず。
写真左、「草紅葉」で覆われる場所も、近年までは、
水面の残る「田代池」の一部で、平成12年(2000)
撮影の写真には、水面に映る「穂高連峰」の
姿がある。
写真をクリックすると19年前と、この日撮影の
「草紅葉」を並べる画像(960x360)が表示されます。
2019/9/25(9:27)
「田代池」。
案内板には、「六百山や霞沢岳に降った雨が、
伏流水となり田代池に湧き出しており、
大正時代には、最深5mあった」とある。
写真をクリックすると「田代池と湿原」の
案内板(1,000x500)が表示されます。
2019/9/25(9:30)
「田代池」を後に、「田代橋」へと向かう。
「自然研究路」には、「田代池」から見る
「穂高連峰」の案内版が立つ。
写真をクリックすると「穂高連峰」の
案内板(1,000x500)が表示されます。
2019/9/25(9:32)
「簡易木道」。
「梓川」の増水により、泥濘ることの多い場所には、
幅の狭い簡易な木道も造られている。
2019/9/25(9:33)
「梓川コース」と「林間コース」の分岐。
「林間コース」は、「梓川コース」よりも
アップダウンが多いが、増水時には
「梓川コース」が利用できない。
この日は、「梓川コース」を歩く。
写真をクリックすると案内板から「梓川コース」と
「林間コース」の部分を切抜く画像(800x600)が
表示されます。
2019/9/25(9:35)
「サルオガセ(猿尾枷、猿麻桛)」。
「サルオガセ(猿尾枷、猿麻桛)」は、「樹皮に
付着して懸垂する糸状の地衣(広辞苑)」で、
霧の多い深山の樹上に垂れ下がる。
コケ植物との共通点は多いが「コケ類」ではなく、
「地衣類」だというが、いずれにしても、
都会では見ることのできない珍しいものである。
写真をクリックすると1.75倍ズームで撮る
「サルオガセ(450x600)」が表示されます。
2019/9/25(9:37)
「梓川コース」を歩く。
2019/9/25(9:41)
「梓川河原」への分岐。
この日、河原への道には、ロープが張られ、
「立入禁止」となっていた。
2019/9/25(9:42)
「田代橋」に向かう。
2019/9/25(9:45)
左に、「梓川」。
2019/9/25(9:49)
右から「林間コース」が合流。
2019/9/25(9:50)
進行方向右側を撮影。
流れは、「梓川」に流れ込む支流か?。
それとも、「梓川」から分かれた「分流」か?。
2019/9/25(9:52)
「田代橋」。
2019/9/25(9:52)
「田代橋」東詰の休憩所。
2019/9/25(9:53)
「田代橋」から上流方向を撮影。
写真でははっきりとしないが、「梓川」の
右岸(写真左)には、「上高地温泉ホテル」と
「上高地ルミエスタホテル」も見えている。
「穂高連峰」は、この時も曇の中であった。
写真をクリックすると平成12年(2000)に、
ほぼ同じ場所で撮影した、
パノラマ写真(944x358)が表示されます。
2019/9/25(9:56)
「田代橋」を渡り、梓川右岸に沿った道に入る。
2019/9/25(9:57)
「梓川」右岸を歩く。
2019/9/25(10:03)
「上高地温泉ホテル」前から見る
「六百山」と「霞沢岳」。
雲と逆光線のため、稜線ははっきりとしない。
写真をクリックすると平成12年(2000)に撮影した
パノラマ写真(980x326)が表示されます。
2019/9/25(10:03)
「上高地温泉ホテル」。
右隣りには、「上高地ルミエスタホテル
(旧上高地清水屋ホテル)」が建つ。
両ホテルとも「源泉掛け流し」の天然温泉で、
日帰り入浴も可能だという。
2019/9/25(10:06)
「ウエストン碑」を見る団体。
日本アルプスを世界に紹介し、日本山岳会結成の
きっかけを作ったイギリス人牧師「ウエストン」の
レリーフは、「上高地ルミエスタホテル」の
すぐ先にある。
写真をクリックすると「ウエストン碑」の
案内板(800x500)が表示されます。
2019/9/25(10:07)
「ウエストン碑」。
写真をクリックすると1.75倍ズームで撮る
「ウエストン碑(600x450)」が表示されます。
2019/9/25(10:08)
「ウエストン碑」の前から「河童橋」の方向を撮る。
「ウエストン碑」から「河童橋」に向けて歩くと、
すぐ先左側には、「ウエストン園地」がある。
写真をクリックすると「ウエストン園地」を撮る
写真(600x450)が表示されます。
2019/9/25(10:13)
標識には、直進方向に「河童橋 直進0.8km」、
右の方向に「梓川コース」とあるが、
距離の記述なし。
距離が分からないのは不安なので、直進する。
2019/9/25(10:17)
すぐ右に「梓川」。
標識に書かれていた「梓川コース」というのは、
「梓川」の川原を歩くようである。
2019/9/25(10:20)
道の左側に、「マガモとオシドリ」の案内板。
「大正池」から「明神」までの道は、
標識や案内板が数多く設置されており、
安心して歩ける。
2019/9/25(10:21)
右から「梓川コース」が合流。
標識には、「ウエストン碑」から、0.6km、
「河童橋」まで、0.5kmとある。
2019/9/25(10:25)
前方に「河童橋」。
この後、「明神池」までを往復。
14時頃、「上高地バスターミナル」に戻る。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
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