みちのく公園(南地区)
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2018/4/11(10:07,10:07) 「長屋門」と「東北の古民家まなび舎」。 「ふるさと村」は、東北6県の特徴ある7つの古民家を移築。 その家に暮らした家族の想いを伝えると共に、映像や模型、展示物を使って、 今に伝わる暮らしの知恵等を紹介している。 左の写真、「長屋門」は、「ふるさと村」への入口門であり、建物の右半分は、 「東北の古民家まなび舎」として使われている。 桁行 7.5間(14.3m) 梁間 2.5間(4.8m) 面積 18.8坪(68.7㎡) 右の写真、「東北の古民家まなび舎」には、東北地方の民家の特徴や 「ふるさと村」に移築された古民家の概要などについての映像やパネルが展示される。 左の写真をクリックすると「ふるさと村」の案内図(800x640)が表示されます。 注:このページは、「みちのく公園(南地区)」のページから派生する子ウインドであり、 直接このページに入られた方は、「みちのく公園(南地区)」のページもご覧下さい。 |
2018/4/11(10:08) 「釜房の家」。 元の所在地 宮城県柴田郡川崎町 主屋:桁行 9間(16.3m) 梁間 5間(9.1m) 面積 45坪(148㎡) 馬屋:桁行 4間(7.3m) 梁間 3.6間(6.6m) 面積 14.4坪(48.2㎡) 「釜房ダム」により水没した小野地区の農家が、 1960年代まで住んでいた家で、 比較的雪の少ない太平洋岸東北地方南部の 特色である馬屋を主屋の外に設けた 「外馬屋直屋」という形式である。 |
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2018/4/11(10:10) 「釜房の家(台所と囲炉裏)」。 |
2018/4/11(10:10) 「釜房の家(居間)」。 |
2018/4/11(10:10) 「釜房の家(土間)」。 写真右は、記念撮影用の衣類。 |
2018/4/11(10:11) 「湯田河の松」。 樹齢:600年 樹高:6.5m 幹周:1.1m(右) :0.9m(中) :1.1m(左) 釜房ダム建設によって水没した湯田河温泉に あった「五葉松」で、鶴が羽を広げているように 見えることから「鶴の松」と呼ばれている。 写真をクリックすると拡大写真(600x450)が 表示されます。 |
2018/4/11(10:13) 「本荘由利の家」。 元の所在地 秋田県由利本荘市 主屋:桁行 12.8間(24.4m) 梁間 6.1間(12.4m) 面積 118坪(427㎡) 1990年代末まで、農業や林業を営む一家が 住んでいた。 主屋の両側に出入口を設けた「両中門造り」で、 一方には、馬屋があり、家の人と使用人が使い、 もう一方は、お客様専用。 主屋の大きさ(面積)は、この時期の平均的な 農家の3倍程で、東北地方でも最大級だという。 写真をクリックすると正面から撮る 「本荘由利の家」が表示(600x450)されます。 |
2018/4/11(10:15) 「本荘由利の家(昔遊び体験)」。 「本荘由利の家」では、「こんにゃく作り体験」や 「そば打ち体験」。昔の懐かしい遊びを楽しむ 「昔遊び体験」を開催している。 開催日については、月に2~3回程ですので、 現地に確認願います。 |
2018/4/11(10:15) 「本荘由利の家」。 写真中央は、屋根裏への「梯子」。 「本荘由利の家」では、養蚕も行っていたという。 写真をクリックすると拡大写真(450x600)が 表示されます。 |
2018/4/11(10:16) 「本荘由利の家(土間)」。 |
2018/4/11(10:16) 「本荘由利の家」。 手前に、馬屋と、家人や使用人の出入口。 庭に面した廊下の奥に、お客様用の出入口。 |
2018/4/11(10:17) 「本荘由利の家」から「月山山麓の家」に向かう。 写真右の建物が、「月山山麓の家」。 |
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2018/4/11(10:17) 「おまつり広場」の周囲には「水仙」の花が咲く。 「おまつり広場」は、「ふるさと村」の中央にある 広場(芝生地)である。 |
2018/4/11(10:17) 振り返って見る「本荘由利の家」。 |
2018/4/11(10:18) 「月山山麓の家」。 元の所在地 山形県東田川郡朝日村 (現在の鶴岡市) 主屋:桁行 7間(13.5m) 梁間 5間(9.4m) 面積 51坪(168㎡) 1990年頃まで、農業を営む一家が住んでいた。 住まいの形は、東北地方には数少ない妻入り形で 「たてや」と呼ばれ、内部は4階建てになっていて、 屋根裏部屋には、養蚕のため光や風を入れる 窓が設けられている。 写真をクリックすると近づいて撮る 「月山山麓の家」が表示(600x450)されます。 |
2018/4/11(10:19,10:20) 「円筒分水」と「ぬるめ(田んぼ)」。 「月山山麓の家」と「南会津の家」の間には、農村風景が再現されている。 左の写真、「円筒分水」は、稲作に必要な用水を平等に分けて下流の水田に 流すことにより、「水争い」を防止したとある。 この「円筒分水」は、昭和32年(1957)に建造され、今でも岩手県の胆沢平野に現存する 「円筒分水」の1/2ミニチュアだが、「ふるさと村」の池と田んぼに分水している。 右の写真、「ぬるめ」は、稲がよく育つようにと、用水の水路を長くすることにより、 太陽熱で水温を高めたとある。 |
2018/4/11(10:20) 「南会津の家」。 元の所在地 福島県南会津郡南会津町 主屋:桁行 7.2間(13.7m) 梁間 4間(7.6m) 面積 40坪(131㎡) 1960年代まで、農業を営みながら木挽きの 元締めを営む一家が住んでいた。 土間の前方に「中門」と呼ばれる突き出し部 (馬屋)を持つ、L字型平面の「馬屋中門造り」。 道路に近い「馬屋」の先端に出入口を設け、 積雪時の出入りや除雪を楽にしている。 写真をクリックすると近づいて撮る 「南会津の家」が表示(600x450)されます。 |
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2018/4/11(10:21) 「南会津の家」の庭にある「作業小屋」。 「木挽き(こびき:木材を大鋸で挽き、材木や柱、 板等にする)」の材料(丸太)や「大鋸(大きな ノコギリ)」等の道具が並ぶ。 写真をクリックすると作業小屋の中の様子が 表示(600x450)されます。 |
2018/4/11(10:22) 「鳴瀬川河畔の家」。 元の所在地 宮城県加美郡色麻町 主屋:桁行 13間(23.8m) 梁間 6間(11.3m) 面積 131坪 (433㎡)馬屋棟を含む 1980年代まで、農業を営みながら養蚕を行う 一家が住んでいた。 形式は、「中二階式養蚕家屋」。 「鳴瀬川」の洪水の時には、家具や食料等を 二階に上げられるよう、二階の床板は一部取り外せ、 避難舟や櫂も備えていたという。 写真をクリックすると近づいて撮る 「鳴瀬川河畔の家」が表示(600x450)されます。 |
2018/4/11(10:23) 「遠野の家」。 元の所在地 岩手県遠野市小友町 主屋:桁行 12間(23.5m) 梁間 5.5間(10.9m) 面積 105坪 (347㎡)曲り部を含む 1970年頃まで、農業を営む一家が住んでいた。 形式は、土間からL字型に馬屋を突き出した 「南部曲り屋」で、人と馬が同じ建物の中で 暮らしていた。 「遠野の家」では、週末と祝日、囲炉裏を 囲みながら遠野地方の民話等を聞く 「みちのく民話がたり」が開催されている。 |
2018/4/11(10:24) 「遠野の家」の突き出し部(馬屋)。 馬屋は、3頭以上が入る大きさだが、「なや」まで 含めると最大7頭。山谷の集落で耕地が狭く、 農耕用の馬の他に、売るための馬も育てたという。 |
2018/4/11(10:25) 前方、橋の手前右手に「津軽の家」が建つ。 |
2018/4/11(10:25) 「津軽の家」。 元の所在地 青森県弘前市大字種市 主屋:桁行 9.6間(18.3m) 梁間 5間(9.5m) 面積 54坪(179㎡) 1980年中頃まで、農業を営む一家が住んでいた。 形式は、馬屋を主屋の中に持つ「内馬屋直屋」。 長方形の平面で、土間と座敷前の2ヶ所に 大きな妻入り庇を設け、冬の出入りを楽にしている。 写真をクリックすると近づいて撮る 「津軽の家」が表示(600x450)されます。 |
2018/4/11(10:27) 「津軽の家」を出たところで見る「おまつり広場」。 一番右の建物が、「長屋門」。その左に「釜房の家」。 「ふるさと村」の建物は、「おまつり広場」を取り巻く形で建てられている。 |
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2018/4/11(10:26) 「津軽の家」を出たところで見る「おまつり広場」。 「おまつり広場」では、正月の「餅つき体験」他、 各種野外イベントが開催されている。 |
2018/4/11(10:29) 道端に立つ「道祖神」。 |
2018/4/11(10:29) 「水車小屋」。 遠野地方に建てられていたものを移築。 実際に、「ふるさと村」の田畑で収穫した 米やそばの精米、製粉を行っている。 写真をクリックすると1.5倍ズームで撮る 「水車小屋」が表示(600x450)されます。 |