松島四大観

「松島四大観」は、松島湾周囲の松島丘陵や島の高台から日本三景「松島」を望む
四ヶ所の景勝地の総称で、江戸時代に「舟山万年」により命名された。
本ページでは、この四ヶ所を、拡張編では、四大観には選ばれなかったものの
四大観に「勝るとも劣らない」であろう三ヶ所を紹介する。

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2010/9/24(6:58)
壮観(大高森)への登山口。
「大高森」は、「松島湾」の東、今では陸続きと
なっている「宮戸島」にある。
展望台は、ここから20分程登った山の上で、
登山口は2ヶ所あるが、南側の「奥松島縄文村」
近くの登山口を利用した。

2010/9/24(7:00)
登山口を登り始めたところで見る「奥松島
縄文村」。

2010/9/24(7:00)
登山口を登り始めたところで見る「松島湾」方向
の景色。

2010/9/24(7:05)
「切通し」を通過。
2010/9/24(7:08)
途中、地図にも載っていない「お堂」があった。
2010/9/24(7:12)
途中には「ベンチ」もある。
看板には「展望台まで、0.3km。徒歩8分」
と書かれている。
2010/9/24(7:14)
展望台が近づくと、傾斜がきつくなる。
2010/9/24(7:26)
「壮観(大高森)」の展望台に到着。
2010/9/24(7:28)
展望台の近くには「あずまや」もある。
2010/9/24(7:23)
「壮観(大高森):標高105.8m」から見る景色。
写真、左に「松島湾」。右の端は「石巻湾」で、弓なりになった「野蒜海岸」が見えている。
また、ここからは「松島湾」を西の方向に見るため、夕陽で真っ赤に染まった「松島」を写す絶好のシャッターポイントとしても知られる。
注:写真は、横が2,016ピクセルあります。写真直下にあるスクロールバーをご利用ください。
2010/9/24(8:21)
「麗観(富山)」は、「松島湾」の北側、富山に
ある「大仰寺」から見る景色である。
2010/9/24(8:25)
石段を登るが、「大高森」に比べれば歩く距離が
短いため楽である。
2010/9/24(8:30)
「麗観(富山)」の展望台に到着。
2010/9/24(8:29)
「麗観(富山):標高116.8m」から見る景色。
「松島湾」の北側に位置することから、「松島」の全景をほぼ正面から一望できるが、距離が離れているため、島々は小さく見える。
注:写真は、横が1,248ピクセルあります。写真直下にあるスクロールバーをご利用ください。
2010/9/24(8:31)
「大仰寺」の梵鐘。
2010/9/24(8:31)
「富山観音堂」。
石巻市の「牧山観音」。遠田郡涌谷町の「篦岳
観音」とともに「奥州三観音」の一つである。
2010/9/24(8:32)
「仁王門」。
2010/9/24(8:36)
「大仰寺」庭園入口。
庭園の中は有料だが、入庭料は安い。
残念ながら、この日は中に入らなかったのだが、
庭園から見る「松島湾」の眺めも絶景である。
2010/9/24(8:38)
「仁王門」から覗き見る「富山観音堂」。
2010/9/24(11:01)
「偉観(多聞山)」の駐車場に到着。
「多聞山」は、「松島湾」の南、「七ヶ浜町」の
「代ヶ崎」にある。
写真は、駐車場に隣接する「芝生広場」。
2010/9/24(11:00)
「芝生広場」から見る「仙台湾」。
「四大観」の眺めは、ここから200m程北側に歩いた「毘沙門堂」の裏手がポイントである。
2010/9/24(11:05)
「深山権現」。
駐車場から「毘沙門堂」に向かう途中にある。
2010/9/24(11:05)
「深山権現」は、「被葉衣観音」を祀る。
2010/9/24(11:08)
「毘沙門堂」。
「四大観」の絶景ポイントは、この裏手にある。
「毘沙門堂」では、「多門天像」を安置すること
から、この山を「多聞山」と呼ぶようになったと
いう。
2010/9/24(11:11)
「偉観(多聞山):標高55.6m」から見る景色。
左の大きな島が「馬放島」。その右の小さな島で、灯台が立つのが「地蔵島」。島の手前の「馬放水道」を「塩釜港」に出入りする大小の船舶の他、
遊覧船や遊漁船等も行き来し、その調和はなんともいえない趣がある。
注:写真は、横が1,250ピクセルあります。写真直下にあるスクロールバーをご利用ください。
2010/9/24(12:44)
「幽観(扇谷)」は「松島湾」の西、「松島町」
と「利府町」の境にある。
2010/9/24(12:47)
「四大観」の絶景ポイント近くに建つ
「あずまや」。
2010/9/24(12:49)
「四大観」の絶景ポイント近くに建つ
「金翅堂(達磨堂)」。
元禄8年(1695)、瑞巌寺第101世「鵬雲東搏
禅師」が堂を造営。中央に「聖徳太子」、左に
緋衣の「達磨像」、右に「鵬雲像」を安置した
のが始まりとされる。
2010/9/24(12:48)
「幽観(扇谷):標高55.8m」から見る景色。
頂上から見える入り江の眺めが、「扇の形」に見えるということから、「扇谷」と呼ばれるとのことで、まさにこの景色のことであろう。
2010/9/24(12:50)
「金翅堂(達磨堂)」の隣にある「達磨像」。
2010/9/24(12:52)
「金翅塔」の説明。
「金翅」は毒龍を餌とする火の鳥「加楼羅」の
事で、塔は瑞巌寺第101世「鵬雲東搏禅師」の
墓所とある。
2010/9/24(12:52)
「金翅塔」。
中央が「鵬雲」、右が「丹源文叔(114世)」、
左が「牧舟禅慧(116世)」の墓。

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