三沢航空科学館
(科学館編)

「三沢航空科学館」は、2部構成になっています。
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2017/10/20(8:25,8:26)
三沢市「大空ひろば」の第1駐車場と「太平洋無着陸横断飛行記念塔」。
「三沢航空科学館」は、青い森鉄道青い森鉄道線「三沢駅」の北北東約5.4kmにある
「大空」と「飛翔」をテーマにした博物館である。
科学館の館内では、国産輸送機(YS-11)を始め、多くの実物機体やレプリカを展示する
「航空ゾーン」とフライトシミュレーター等が操作できる参加体験型の「科学ゾーン」に分かれる。
また、3階の展望デッキからは、航空自衛隊とアメリカ空軍が使用する「三沢基地」を
一望することができる。
館外の「大空ひろば」では、「三沢飛行場」をバックに、展示される自衛隊機や米軍機の
実機に乗ったり、コクピットに座って記念撮影など、大人も子供も楽しめる広場となっている。
左の写真、第1駐車場は、「三沢航空科学館」の入口に近い。
駐車場は、他にも第2~4駐車場と臨時駐車場があり、その全てが無料で利用できる。
右の写真、記念塔の高さは、成功した年の1931年にちなみ、19.31mだという。
右の写真をクリックすると拡大写真(450x600)が表示されます。
2017/10/20(8:26)
「太平洋無着陸横断飛行記念塔」。
モニュメントには、昭和6年(1931)人類初の
太平洋無着陸横断飛行に成功した
「ミス・ビードル号」と搭乗したアメリカ人
パイロット、「クライド・パングボーン」と
「ヒュー・ハーンドン」の2人が立ち、
「太平洋無着陸横断飛行に挑戦した飛行士の
勇気とこれを支えた三沢村民の遺徳を讃える」と
刻まれる。
写真をクリックすると「ミス・ビードル号」と
搭乗した2人のモニュメント(450x600)が
表示されます。
2017/10/20(8:27)
青森県立「三沢航空科学館」。
「三沢航空科学館」は、平成15年(2003)に開館。
三沢市が整備する「大空ひろば」の一角に建つ。
2017/10/20(8:30)
「大空ひろば」。
写真右に、「三沢航空科学館」。
奥には、「大空ひろば」に展示される
航空機が並ぶ。
2017/10/20(8:36)
「スカイウォーク」。
「スカイウォーク」は、ひろばを取り囲むように
造られた遊歩道(歩道橋?)で、近くには、
こども向け遊具等が設けられた「こども広場」も
ある。
写真をクリックすると「こども広場」の
写真(600x450)が表示されます。
2017/10/20(8:37)
スカイウォークから見る「大空ひろば」。
円形状のひろば中央には「花壇」。
写真奥に写る建物は、「三沢航空科学館」。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2017/10/20(8:40,9:15)
「大空ひろば」に展示される航空機。
広場には、日本の空を飛んでいた自衛隊機や米軍機11機が展示され、
一部の機体では、操縦席に座ったり、機内に入っての見学もできる。
なお、「大空ひろば」に展示される航空機の詳細については、
次のページで紹介しますが、お急ぎの方は、以下のハイパーリンクからどうぞ。
    「三沢航空科学館(大空ひろば編)」のページへ。
2017/10/20(9:21)
「三沢航空科学館」の館内に入る。
2017/10/20(9:21)
「エントランスホール」。
「エントランスホール」の中央には、
すべての部品が木で造られた、動くおもちゃ
「飛べ!ACT-G号」が展示される。
写真をクリックすると「飛べ!ACT-G号」の
写真(600x450)が表示されます。
2017/10/20(9:25)
「ミス・ビードル号」。
「淋代海岸」を離陸し、太平洋無着陸横断飛行に
成功した「ミス・ビードル号」の復元機である。
写真をクリックすると「ミス・ビードル号」の
ページが表示されます。
2017/10/20(9:29)
「航空史の中の青森」。
日本初の民間飛行士や世界記録にかけた
「航研機」の開発。戦後初の国産輸送機
「YS-11」の設計など、青森県が輩出した
航空人を中心に紹介するパネルが並ぶ。
2017/10/20(9:31,9:32)
世界初のエンジンつき飛行機「ライト・フライヤー1号」。
明治36年(1903)、ライト兄弟が人類初の動力飛行を成し遂げた機体の設計図を、
アメリカ・スミソニアン航空博物館から取り寄せ、忠実に再現。
パラグライダーやウルトラライト機などに使用する排気量500cc、12馬力のエンジンを搭載し、
約30m程度を飛行した後に、ハード・ランディングしたという経験を持つ「復元機」である。
両写真共、クリックすると拡大写真(600x450)が表示されます。
2017/10/20(9:33)
ヘリコプター「きたかみ号」。
昭和28年(1953)、東北電力が他の電力会社に
先駆けて採用した、イギリスウエストランド社の
シコルスキーS-51型ヘリコプターで、
民間航空再開後間もない日本において、
ヘリコプター運航の先駆けとなった。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2017/10/20(9:34)
プライマリー(初級)グライダー
「HAYABUSA」。
平成22年(2010)、子供たちが一人で
飛行体検のできる飛行機として、「日本宇宙少年団
みさわ分団」が中心となり制作したもので、
イベント開催時などには、館外に出し、実際に
風を 受けての操縦体験ができるという。
その上、天井から下がるのは、明治42年(1909)、
日本で始めて、東京上野「不忍池」の沿道を、
車に引っ張られて飛んだという飛行体、
「ル・プリウール」グライダーの復元機。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2017/10/20(9:35)
「旧陸軍一式双発高等練習機」展示会場.。
この日は、平成24年(2012)、十和田湖から
69年ぶりに引き上げられた「旧陸軍一式双発
高等練習機」の特別企画展(別料金)が
開催されていた。
2017/10/20(9:36)
戦後初の国産輸送機「YS-11」。
「YS-11」は、機内に入ることができる。
写真をクリックすると「YS-11」のページが
表示されます。
2017/10/20(9:39,9:38)
「航研機(復元機)」と「航研機」の発動機。
「航研機」は、周回飛行距離の世界記録をめざし、昭和6年(1931)に、東京帝国大学
航空研究所が計画を開始。6年後の昭和12年(1937)に完成。
翌昭和13年(1938)、千葉県銚子、群馬県太田、神奈川県平塚を結ぶコースを29周。
周回航続距離世界記録11,651.011kmと、10,000kmコースの速度世界記録
186.197km/時の国際記録を樹立。滞空時間は62時間22分49秒であった。
搭載された発動機は、川崎98式800馬力発動機(ハ9-Ⅱ乙)、水冷式V型12気筒×1機で、
展示されるのは、昭和14年(1939)に製造された同型機。
左の写真をクリックすると拡大写真(600x450)が表示されます。
2017/10/20(9:43)
E-2C「ホークアイ」。
地上のレーダーでは見つけられない飛行機を、
空の上から見つける、アメリカのグラマン社製
早期警戒機「E-2C(愛称:ホークアイ)」の
1/10サイズ模型。
2017/10/20(9:43)
「飛行機の部品」を調べよう。
飛行機を構成する部品が理解できるように、
アクロバット用単座複葉機「ピッツS-1」が
まるごと1機分解されて展示される。
2017/10/20(9:45)
ハミルトンスタンダード製「油圧式プロペラ」。
アメリカの大型戦略爆撃機「B-29」で
使用されていたという。
2017/10/20(9:46)
排気ターボ過給機「Bー11」。
空気の薄い高高度で、エンジンに圧縮された
空気を送り込むため開発され、原理は、
今の自動車に搭載されているターボチャージャーと
同じだという。
2017/10/20(9:46)
「航空機用ジェットエンジン」。
展示されている「アリソン社製J33ターボ
ジェットエンジン」は、直径1.25m、
推進力約2,100kg。
多くの航空機用エンジンとして生産されたという。
2017/10/20(9:49)
2階から見る「航空ゾーン」。
2017/10/20(9:49)
「エアコリドーギャラリー」。
約600機の航空機模型を年代別、国別に
展示すると共に、模型飛行機の箱絵を展示する。
2017/10/20(9:51)
「モーターハンググライダー」。
展示される「クイックシルバーM型(QSM)」は、
排気量430cc、30馬力のエンジンで、
巡航速度68.8km/h。1時間半程が
飛行できるという。
下の建物は、DC-9実機の操縦席部分を
切断して展示。操縦席に座りながら、離陸から
着陸までの映像を楽しむことができる。
2017/10/20(9:52)
「ヘリコプター」は、どうなっているの?。
テールローターの役割りなど、ヘリコプターが
姿勢を制御する仕組みが体感できる。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2017/10/20(9:53)
人力飛行機「CHicK-2000」。
天井から下がるのは、プロジェクトチーム
「アクティブギャルズ」が製作した女性用の
人力飛行機「CHicK-2000」。
FAI(国際航空連盟)のI-Cクラスで、
直線飛行距離と滞空時間の人力飛行記録を
樹立したことがあるという。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2017/10/20(9:55)
2階から見る「1階フロア」。
写真中央右、縦に長い展示物は、
航空ゾーンの「プローブⅣ」。
その左に、科学ゾーン「テクノワールド」の
「フライトシミュレーター」が2台並ぶ。
2017/10/20(9:57)
科学ゾーン「ディスカバリーランド」。
「ディスカバリーランド」には、
飛翔のメカニズムや空で起こる現象と、
その背後にある自然のエネルギー等に
関する30の展示物が並ぶ。
写真をクリックすると「ディスカバリーランド」の
ページが表示されます。
2017/10/20(10:14)
「科学ゾーン」。
科学ゾーンの「テクノワールド」と「アクティブ
フィールド」には、飛ぶことに障害となる
「重力」や、飛ぶことに必要な「空気の流れ」等、
体験を通じて学ぶ27の展示物が並ぶ。
写真をクリックすると「科学ゾーン」のページが
表示されます。
2017/10/20(10:26)
「特別展示室」。
「特別展示室」は、「航空ゾーン」を出た、
無料エリアの「エントランスホール」脇にあり、
この日は、海洋地球研究船「みらい」の
パネル展示やビデオ放映などが行われていた。
2017/10/20(10:26)
海洋地球研究船「みらい」のパネル展示。
2017/10/20(10:26)
海洋地球研究船「みらい」のビデオ放映。
2017/10/20(10:33)
3階「展望デッキ」から見る「大空ひろば」。
「三沢空港」の方向も見えるのだが、
「三沢空港」や「基地施設」等の撮影は
禁止されており、「三沢空港」方向の
窓ガラスには、目隠しがされていた。
2017/10/20(10:41)
「三沢航空科学館」を出る。
この日は、「大空ひろば」を含め、2時間強の
見学であったが、「科学ゾーン」の展示物の
ほとんどは、見て歩いたというだけで、
手を触れたり、体験したりはしていない。
子供連れで訪れれば、半日から1日を十分に
楽しめる科学館であろう。
次のページでは、無料でジェット機の操縦席に
座る等の貴重な体験のできる「大空ひろば」を
紹介します。
このページは、三沢航空科学館(大空ひろば編)に続きます。
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