キリストの里公園

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2017/10/20(13:57,13:59)
「キリストの里公園」の案内図と「キリストの墓」への入口。
「キリストの里公園」は、八戸市と十和田湖の中間付近で、国道454号線沿いの
三戸郡新郷村にあり、昭和10年(1935)にキリストの墓と弟イスキリの墓が
発見されたという場所にある。
イエス・キリストは、「ゴルゴタの丘で磔刑(たっけい)に処された」というのが通説だが、
昭和6年(1931)に、茨城県磯原(現在の北茨城市)の「皇祖皇太神宮」で開宝された
「竹内古文書」の中から発見された「キリストの遺言書」には、磔刑に処されたのは、
身代わりとなった弟の「イスキリ」であって、磔刑を逃れ日本に渡った「キリスト」は、
「戸来村(現在の新郷村戸来)」で、106歳の天寿を全うしたとある。
「キリストの里公園」には、キリストと弟イスキリの墓の他、キリスト伝説の背景となる
資料などを展示する「キリストの里伝承館」が建つ。
左の写真、案内図の上方に書かれる「憩いの広場」と階段を経由するルートは、
危険箇所があり通行止め。この日は、国道454号線沿いからのルートを歩く。
左の写真をクリックすると「公園案内図」が表示(960x560)されます。
右の写真、「キリストの墓」への入口には、「キリストの墓220M」の標識が立つ。
2017/10/20(14:01)
坂の途中のヘアピンカーブ。
「キリストの墓100M」の標識が立つ。
2017/10/20(14:02)
「東屋」。
「東屋」の横には、いちょう公園でも見た
「ナニャドヤラ廻道」の立看板が立つ。
「ナニャドヤラ廻道」については、
自由の女神像(おいらせ町いちょう公園)」の
ページを参照願います。
2017/10/20(14:02)
「キリストの墓」の下。
写真の階段を登ると、右に「キリストの墓」。
左に弟「イスキリの墓」が建つ。
写真をクリックすると「キリストの墓」の
案内板(960x650)が表示されます。
2017/10/20(14:03)
「稲垣道」の歌碑。
「稲垣道」は、昭和6年(1931)、八戸市に生まれ、
平成26年(2014)に逝去された歌人である。
歌碑は、「キリストの墓」の下に建ち、
「みちのくの 水芭蕉めで のぼり来し
 丘にひそかに キリストの墓」と刻まれる。
2017/10/20(14:04,14:05)
「キリストの墓(左:十来塚)」と「イスキリの墓(右:十代塚)」。
「竹内古文書」の中にあった「キリストの遺言書」には、キリストの墓が「十来塚」。
弟イスキリの墓が「十代塚」と書かれる。
写真は共に、クリックすると拡大写真(600x450)が表示されます。
2017/10/20(14:06)
イベント広場から見る「キリストの里伝承館」。
写真右に写る階段には、「通行禁止」の
標識が下がる。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2017/10/20(14:06)
「憩いの広場」への階段に下がる
「通行禁止」の標識。
2017/10/20(14:08)
「キリストの里伝承館」。
建物の妻飾りには、ユダヤのシンボル
「ダビデの星」に似るという「桔梗紋」が
掲げられている。
2017/10/20(14:08)
短歌ポストの入選作品。
「キリストの里伝承館」の玄関脇に
展示されていた。
2017/10/20(14:08)
「伝承の風景」。
木工造形作家「高橋みのる」の作品で、
伝承館の中に入った右側に展示されていた。
2017/10/20(14:10)
「民家復元コーナー」。
この地域の昭和初期の生活様式を復元している。
この地域では、赤ちゃんの額に「十字」を書く
風習があり、写真中央のカゴに入る人形の額には
「十字」が書かれる。
写真をクリックすると人形部分を切抜く
画像(600x450)が表示されます。
2017/10/20(14:10)
「キリストの里伝承館」の館内。
この写真奥を左に入ったところには、
キリスト伝説の元になった「竹内古文書
(キリストの遺言書)」等を展示する
「キリスト伝承コーナー」があるのだが、
撮影禁止となっている。
2017/10/20(14:15)
「不思議映像BOX」。
「戸来村」の伝説や郷土芸能等を映像で
紹介している。
2017/10/20(14:15,14:17)
「戸来歴史展示コーナー」。
「戸来村」で出土した品や懐かしの民具・農具などを展示する。
「戸来村」は、旧野沢村の一部と合併して、現在の「新郷村」となる前の旧村名で、
読みは「へらいむら」。この「へらい」という名前の語源は、「ヘブライ」ともいわれている。
左の写真、右に写るのは、世界の不思議ポイントをピックアップした「世界不思議儀」。
左の写真をクリックすると「世界不思議儀」が表示(450x600)されます。
2017/10/20(14:19,14:19)
「キリストの里伝承館」の前に立つオブジェ。
いずれも詳細不明。
2017/10/20(14:20)
「イベント広場」の隅に並べられた歌碑。
2017/10/20(14:20)
「イベント広場」から振り返って見る
「キリストの里伝承館」。
2017/10/20(14:22,14:25)
往路を戻る。
右の写真は、「キリストの里公園」の第1駐車場。
なお、本ページで紹介した「竹内文書」だが、多くの研究者からは「偽書」とされ、
「戸来村のキリスト伝説」は、キリスト教を信じる海外の人達のみならず、
国内でも信じている人は少ないという。
とはいっても、全くの「偽話」と決まったわけでもなく、「もしかしたら」などと
想像するなり夢に見るなり、束の間を過ごすのも、また一興ではないだろうか。

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