リニア見学センター
(どきどきリニア館)

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2014/9/3(11:01,11:06)
リニア見学センター「わくわくやまなし館(左)」と「どきどきリニア館(右)」。
「リニア見学センター」は、富士急行大月線「田野倉駅」から南南西に約1.2km(バスで約5分)の
「リニア実験線」のすぐ脇にあり、実験走行中のリニアモーターカーを間近に見ることのできる施設である。
隣接して建つ2つの施設は、共に山梨県立で、「展望室」が設けられている。
本ページで紹介する「どきどきリニア館」は、平成26年(2014)にオープンした有料の見学施設で、
館内には、世界最速記録を樹立した実車輌をシンボル展示に、未来をイメージする「リニアジオラマ」や
磁石の力で浮上走行する2人乗りの「ミニリニア」等を体験することができる。
また、「わくわくやまなし館」は、「どきどきリニア館」がオープン前からある無料の見学施設で、
当時の「展望室」がそのまま利用できるほか、観光物産情報スペースが新たに設けられ、
売店では、ここでしか買えないリニアグッズや山梨のお土産等を販売する。
2014/9/3(11:08)
「試験車両(MLX01-2)」。
「どきどきリニア館」のシンボル「試験車両」は、
館内に入ってすぐの1階フロアに展示されている。
丁度、団体客の到着と重なったため、「試験車両」の
周りは観光客で一杯であった。
写真をクリックすると「試験車両(MLX01-2)」の
案内板(800x600)が表示されます。
なお、「わくわくやまなし館」のページでは、この車両が
現役時代に実際に走行している姿を紹介しています。
2014/9/3(11:10)
「リニア開発の歴史」コーナー。
「リニア開発の歴史」コーナーでは、50年に渡る
リニア開発の歴史がパネルで紹介される他、
歴代の「試験車両」の模型等が展示されている。
2014/9/3(11:10,12:07)
「超電導磁石(左)」と「高温超電導磁石(右)」。
「リニア開発の歴史」コーナーに展示されている。
「超電導磁石(左)」は、宮崎実験線を走っていた実験車両「MLU001」に搭載されていた実物で、
昭和62年(1987)には、有人走行試験で、時速400.8kmを記録したとある。
「高温超電導磁石(右)」は、世界で初めて実質的な永久電流を達成した「高温超電導磁石」の模型で、
「高温」といっても、-253℃の超低温の世界のことであり、従来の「超電導磁石」の-269℃に対し、
16度も高い温度で「超電導状態」が維持できるようになったため、「液体ヘリウム」を使用せず、冷凍機で
冷却できるようになり、磁石の構造を簡素にすると共に、信頼性の向上とコストの低減が図れたとある。
右の写真をクリックすると「高温超電導磁石」の案内板(600x600)が表示されます。
2014/9/3(11:11)
「キッズコーナー」。
「リニア開発の歴史」コーナーの隣りには
「キッズコーナー」が設けられている。
2014/9/3(11:11)
「試験車両(MLX01-2)」は、車両内部が公開されている。
写真は、奥が車両の先頭である。
2014/9/3(11:12)
「試験車両(MLX01-2)」の中。
中は一方通行になっており、車両前部の扉から入り、
後ろに向かって歩く。
座席の半分は取外され、見学者用通路になっている。
また、写真では目立たないが、座席横にはフェンスが
設けられており、座席に座ることはできない。
2014/9/3(11:13)
「試験車両(MLX01-2)」の中。
車両後部から前の方向を撮る。
2014/9/3(11:14)
「試験車両(MLX01-2)」。
「リニアモーターカー」は、営業運転が開始されても、
全て遠隔操作されるため、運転席はないという。
従来の運転席付近にある小さな窓の様なものは、
前照灯に見えるが、これも「リニア」の接近をいち早く
前方に知らせるのが目的であろう。
写真をクリックすると2階から撮る「試験車両」が
表示(450x600)されます。
2014/9/3(12:01)
2階フロアの様子。
写真左に、「超電導のしくみ」コーナー。
右に、「ミニリニア」がある。
この写真は、団体客が去った後に撮ったものだが、
「リニア見学センター」には、食事の施設がない。
そのためか、この日は食事時になると団体客は去り、
館内は閑散とした状態であった。
2014/9/3(11:17)
「ミニリニア」。
2人乗りの「ミニリニア」に乗り、浮上走行が体験できる。
写真をクリックすると「ミニリニアのしくみ」の案内板が
表示されます。
この案内板は、720x960ピクセルあります。
案内板の文字を読みたいときには、表示された画像を
クリックし、スクロールバーをご利用下さい。
2014/9/3(11:20)
「超電導のしくみ」コーナー。
このコーナーでは、超電導リニアのしくみをパネルや
実験装置により、分かりやすく紹介している。
2014/9/3(11:21)
「超電導コースター」。
超伝導体が浮いたまま、コースを高速で走るとある。
この日は、1日3回(午前1回、午後2回)の
実演予定時刻が書かれていた。
写真をクリックすると「超電導コースター」の
案内板(450x600)が表示されます。
2014/9/3(11:23)
「超電導リニアが浮くしくみ」。
手元のハンドルを高速で回転させると、ガラスの内側に
あるリニアの模型が浮き上がる。
写真をクリックすると「超電導リニアが浮くしくみ」の
案内板(600x600)が表示されます。
2014/9/3(11:27,11:27)
3階「リニアジオラマ」。
3階には、「リニア中央新幹線」開通後の、山梨県をイメージした全長17mのジオラマがある。
2014/9/3(11:28)
「リニア中央新幹線」駅周辺のジオラマ。
ジオラマ奥の「中央新幹線」では「リニア」が走る。
その手前に作られた「中央高速道路」や「在来線」では、
車や電車が走り、四季折々の季節感を描き出す
光と音の演出がされている。
2014/9/3(12:00)
3階「リニアジオラマ」全体の様子。
2014/9/3(11:58)
3階「見学ラウンジ」から見る東京方向の景色。
この日は、リニア走行試験の予定はない日であった。
なお、実験線をリニアが走る様子については、
「わくわくやまなし館」のページで紹介しています。
また、この写真はガラス越しの撮影であるが、
2階にある「屋外見学テラス」では、ガラスを通さない
写真の撮影ができる。
2014/9/3(11:59)
リニアの走行路「ガイドウェイ」。
JR東海で開発している「JRマグレブ」と呼ばれる
方式では、リニアの車両に「超電導磁石」が搭載され、
「ガイドウェイ」側面の「推進コイル」に電流を流すことで、
リニアの車両を前進させる。
そして、スピードが上がり、リニアの車両に搭載される
「超電導磁石」が、高速で通過すると「浮上案内コイル」
に電流が流れ、電磁石になる(電磁誘導作用)。
この電磁石の力でリニアの車両は浮上する。
従って、約150km以上の速度で、車両は約10cm程
浮上するが、低速時はタイヤによって支持されている。
2014/9/3(12:05)
2階から見る「試験車両(MLX01-2)」。
車両側面の銀色の部分が「超電導磁石」である。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2014/9/3(12:14)
「わくわくやまなし館」から見る「どきどきリニア館」。
写真中央右に写る建物が、「どきどきリニア館」。
なお、本ページでは紹介できなかったが、
「どきどきリニア館」の3階の、「リニアシアター」では、
時速500㎞の走行を映像と振動で体感できる。
このページは、「リニア見学センター(わくわくやまなし館)」に続きます。
「リニア見学センター(わくわくやまなし館)」のページは、平成22年(2010)の記録ですが、
「どきどきリニア館」に展示される試験車両(MLX01-2)が、実験線を走っている姿なども紹介しています。
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