川崎港海底トンネル(人道)
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2022/5/25(13:17,13:21)
「ちどり公園駐車場」と駐車場奥(南側)にある公園入口。
「川崎港海底トンネル」は、神奈川県の南東端、
京浜工業地帯の工場夜景スポットとして知られる人工島「千鳥町」と
神奈川県内で消費される食品の約半分の貯蔵能力を持つという人工島「東扇島」を結ぶ
全長1,165mの海底トンネルである。
両島共に、住民の数はほぼ0。元々は、一般車両のトンネル内通行は禁止されていたが、
平成4年(1992)の「川崎マリエン」の開業により、一般車両の通行が可能となり、
上下線の間に設けられていた避難路が歩行者用トンネルとして開放された。
本ページでは、トンネルの北側にある「ちどり公園」の駐車場に車を駐め、
歩行者用トンネルの往復を歩いた記録を紹介する。
左の写真、「ちどり公園駐車場」は無料で利用できるが、夜間は閉鎖される。
左の写真に写る建物は、川崎港海底トンネルの「千鳥町換気所」。
右の写真、公園入口に立つコンクリートの建物は、「公衆トイレ」。
右の写真をクリックすると「ちどり公園」の案内図(800x600)が表示されます。
この案内図は、汚れがひどく読みづらいですが、「海底トンネル歩行者通路」の
出入口なども書かれていますので、参考にして下さい。
2022/5/25(13:21)
「休憩広場」。
海底トンネルの「歩行者通路出入口」は、
「ちどり公園の中にある」との情報から
公園の中を一周するも出入口は見つからず。
2022/5/25(13:25)
「船の展望台」。
この展望台は、ちどり公園の最奥部(南)にあり、
京浜運河を行き交う船と、運河の向こうに「東扇島」を見ることができる。
2022/5/25(13:23)
ちどり公園中央の広場。
写真中央奥に「船の展望台」がある。
2022/5/25(13:30)
海底トンネルの「歩行者通路出入口」。
出入口は、川崎港海底トンネル「千鳥町換気所」の
建物下にあった。
この写真を撮る背中の方向は駐車場であり、
駐車場から「川崎港海底トンネル」を目指すなら、
公園を経由しなくとも直接来ることができる。
2022/5/25(13:30)
川崎港海底トンネルの「歩行者通路」に入る。
「歩行者通路」の入口は、比較的緩やかな階段。
入口の頭上には、「自転車は降りてください」、
「高さ2m 頭上注意」とある。
2022/5/25(13:31)
千鳥町側の「自動ドア」を通過。
歩行者通路のすぐ横(左右)を走る車道からの
排気ガスが歩行者通路に入り込まぬよう
歩行者通路の気圧を車道よりも高くしている。
このため、歩行者通路の両側を「自動ドア」で
締め切っているのだが、この日、千鳥町側の
「自動ドア」は開けっ放しになっていた。
2022/5/25(13:32)
階段の終りが見えてくる。
階段は、途中2ヶ所で方向転換。
長い距離に感じたが、段差が小さく歩きやすく、
時間的には、上り下り共に約2分であった。
2022/5/25(13:32)
階段を降りきる。
歩行者通路は、高さ2m、幅3m。
最初は、緩い下り坂で、
床には「自転車は降りてください」と書かれ、
トンネル内には「自転車は降りて通行して
ください」の放送が一定間隔で流れる。
2022/5/25(13:33,13:36)
最初の「避難扉」と「非常電話」。
歩行者通路は、災害時や非常時の避難路でもあり、車道から歩行者通路に出るための
「避難扉」や「非常電話」が数多く設置されている。
「避難扉」には、両出口までの距離が書かれ、この扉には「東扇島出口まで930m」、
「千鳥町出口まで70m」とある。
「避難扉」に書かれる距離に、階段部分は含まれてないと思われる。
つまり、階段を除くトンネル部分の長さが1,000m。この扉は、千鳥町側の階段を
降りたところから70m歩いた場所に位置する「避難扉」であろう。
左の写真をクリックすると「避難扉」を切抜く画像(450x600)が表示されます。
2022/5/25(13:36)
この先で、下り坂が終わる。
2022/5/25(13:37)
水平の道に変わる。
2022/5/25(13:39)
「東扇島まで580m」の避難扉を通過。
あと少しで中間点。
2022/5/25(13:41)
「東扇島まで480m
 千鳥町から515m」の避難扉。
中間点を示す標識や書き込みなどは
何もなかったようである。
避難扉に書かれる距離は、足してぴったり
1,000mにはならない扉もある。
2022/5/25(13:41)
ほぼ中間点から「千鳥町」の方向を振り返る。
ここまでの間、誰一人ともすれ違わず。
2022/5/25(13:41)
ほぼ中間点から「東扇島」の方向を撮る。
中間点の前後にも人の姿はない。
最近のデータは確認できなかったが、
古いデータでは、この「歩行者通路」を利用する
人の数は、一日平均約100人であったという。
2022/5/25(13:43)
「東扇島」まで335m付近。
この先上り坂に変わる。
2022/5/25(13:45)
「東扇島」まで225m付近。
「東扇島出口」の階段が見えてくる。
2022/5/25(13:47)
「中継増幅盤(手前の箱)」。
長いトンネルの中に点在する防災システムの
各機器の間で伝送する信号を途中で中継したり
電源を供給するための装置だという。
2022/5/25(13:47)
初めてすれ違う人。
この人は、「千鳥町」に向かい自転車を緩りと漕ぐ。
個人的見解だが、「閑散時の自転車」、誰の迷惑に
なるわけでもなく、許してあげようではないか?。

2022/5/25(13:48)
「東扇島」出口の階段。
2022/5/25(13:49)
階段途中の「自動ドア」が見えてくる。
2022/5/25(13:50)
東扇島側の「自動ドア」。
東扇島側の「自動ドア」は、正常に動いていた。
トンネル内の照明などの電気設備は、停電しても
自家発電が作動するが、この「自動ドア」には、
「停電時には手動で開けられる」とある。
2022/5/25(13:50)
「自動ドア」の先も階段が続く。
2022/5/25(13:51)
「東扇島」に出る。
2022/5/25(13:51)
東扇島側の出入口。
千鳥町側と同様、換気所(川崎港海底トンネル
「東扇島換気所」)の建物下にある。
次のページは、歩行者通路を出たところにある
「東扇島北公園」と歩行者通路の帰路の記録です。
このページは、「川崎港海底トンネル(人道)2/2」に続きます。
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