江の島岩屋

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2017/9/13(13:42,13:44)
「江の島岩屋」入口と洞窟内の「ギャラリー」。
「江の島岩屋」は、観光名所「江の島」にあり、波の侵食により造られた自然の洞窟である。
養和2年(1182)、「源頼朝」は、奥州平泉の「藤原秀衡」を調伏する(悪行を制する)ため、
この岩屋に「弁財天」を勧請。
以後、多くの高僧や武将達が祈願のために訪れた「江の島弁財天信仰」の地である。
近年では、「江の島」の観光地化に伴い全国から人の集まる場所となったが、
昭和46年(1971)に発生した崩落事故により、長期の間閉鎖となる。
その後、再開を希望する声が多く寄せられ、平成5年(1993)には、補修を終え再開する。
しかし、訪れた直後(2017年10月)にも、台風21号による高潮・高波の被害に遭い営業を中止。
かつて、一年の半分は海水に浸かり、洞内に安置される御本尊も「江島神社(奥津宮)」に
お引っ越し(遷宮)していた程の洞窟である。
台風等、荒天の際は施設の閉鎖や営業時間を変更することもあるというので、
お出かけの際は、営業状況等の確認をお願いする。
左の写真をクリックすると「江の島岩屋」の案内板(800x600)が表示されます。
右の写真、入口を入ったところにある「ギャラリー」には、「江の島岩屋」の生い立ちや
歴史等を紹介するパネルが並ぶ。
2017/9/13(13:45)
「神秘の池」。
「江の島岩屋」は、2つの洞窟があり、
最初に観るのが、奥行152mの「第一岩屋」。
次に観るのが、奥行56mの「第二岩屋」である。
「神秘の池」は、「第一岩屋」と「第二岩屋」に
分かれる「T字路」の突き当たりにあり、
池の中には「与謝野晶子」の歌碑が建つ。
歌碑には、「沖つ風 吹けば またゝく 蝋の灯に
志づく散るなり 江の島の洞」と刻まれる。
写真をクリックすると1.75倍ズームで撮る
「与謝野晶子歌碑」が表示(600x450)されます。
2017/9/13(13:45)
「神秘の池」を左に「第一岩屋」を歩く。
洞内は暗く、この先で、「手燭(ロウソク)」を
貸出しているのだが、来客の多い時には、
「ロウソク」に灯る火が、安全上問題となるため、
「手燭」の貸出を中止することもあるという。
写真をクリックすると「第一岩屋」の
案内板(800x600)が表示されます。
2017/9/13(13:46)
「手燭」を手に「第一岩屋」を奥へと進む。
道は奥で、二手(Y字)に別れ、案内板には
「左から」とあるので、左へと進む。
2017/9/13(13:47)
「第一岩屋」内の石造物。
これらの石造物は、「岩屋詣」が盛んに行われた
時代、詣でた印にと奉納されたもので、
古いものは江戸時代に造られ、民俗学的に
大変貴重な文化遺産だという。
写真をクリックすると近寄って撮る
「石仏」の写真(450x600)が表示されます。
2017/9/13(13:49)
「第一岩屋」の左側最奥部。
手前左には「日蓮の寝姿石」。
この「日蓮上人」の姿に似る石は、波の力で
自然に出来たとある。
写真をクリックすると「日蓮の寝姿石」を
切抜く画像(450x600)が表示されます。
2017/9/13(13:50)
手渡された「手燭」越しに、洞窟奥を撮る。
洞窟の更に奥は、「富士山の氷穴に繋がる」と
いわれている。
写真をクリックすると1.75倍ズームで撮る
「洞窟の奥」が表示(450x600)されます。
2017/9/13(13:50)
「第一岩屋」内の石造物。
この場所には、「蛇」の形をした
石造りの「巳像」が並べられていた。
写真をクリックすると拡大写真(450x600)が
表示されます。
2017/9/13(13:51)
「第一岩屋」の右側の道を奥へと歩く。
右側の最奥部は、「江島神社」発祥の地である。
2017/9/13(13:52)
「江島神社」発祥の地。
最初に鎮座されたのは、「源頼朝」が「弁財天」を
勧請するより更に古い欽明天皇13年(552)。
右側の狛犬は、子供に乳を与えているもので、
これは、大変に珍しいものだという。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2017/9/13(13:53)
「第一岩屋」を戻る。
2017/9/13(13:55)
洞窟内に設けられた「行灯(あんどん)」。
2017/9/13(13:57)
「神秘の池」まで戻り「第二岩屋」に向かう。
2017/9/13(13:57)
「第一岩屋」から外に出るところで見る景色。
「第二岩屋」へは、この手前で左に向かい、
一旦外に出る。
写真をクリックすると拡大写真(450x600)が
表示されます。
2017/9/13(13:58)
「第一岩屋」と「第二岩屋」の間にある橋。
「藤沢観光協会」のHPには、「全長128mの
オープンスペース」とあり、途中右側の波間には
「亀石」がある。
写真をクリックすると「亀石」の案内板(800x600)が
表示されます。
2017/9/13(14:00)
写真中央に「亀石」。
この石は、自然に造られたものと思ったのだが、
案内板を見ると、「地元の石材屋が
ノミをふるった」とある。
写真をクリックすると4.5倍ズームで撮る
「亀石」の写真(600x450)が表示されます。
2017/9/13(14:01)
「第二岩屋」入口。
「第二岩屋」の奥行きは、56m。
洞窟の最奥部では「龍神」が待つ。
2017/9/13(14:01)
「第二岩屋」を奥へと進む。
写真をクリックすると「天女と五頭龍伝説」の
案内板(800x600)が表示されます。
2017/9/13(14:03)
洞窟内で、訪れる人を待つという「龍神」。
「龍神」は、手を叩くと光る。
案内板には、「願い事をしながらゆっくり
2回手を叩いて下さい」とあり、
・2回とも光ると、「願いはすぐ叶う」
・1回だけ光ると、「願いはいずれ叶う」
・光らないと、「あなたの努力次第」
・何度も叩くと、「願いは叶わない」とある。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2017/9/13(14:05)
「第二岩屋」を出る。
「江の島岩屋」だけが目的であれば、
「江の島弁天橋(北詰)」と「稚児ヶ淵」を結ぶ
遊覧船「べんてん丸」を利用すれば、一部に
階段があるものの短時間で往復することもできる。
しかし、遠路はるばる「江の島」まで来るなら
是非、島内の散策をお勧めしたい。
島内を散策後に「江の島岩屋」を訪れた記録を
江の島散策」のページで紹介しています。
こちらも、参考にして頂ければ幸いです。

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