読谷補助飛行場跡

2015/4/5(14:53)
「読谷補助飛行場跡」。
「読谷補助飛行場跡」は、中頭郡読谷村(よみたんそん)のほぼ中央に位置し、元は旧日本陸軍が
構築した「沖縄北飛行場」であり、終戦後は米軍海兵隊管理となるが、滑走路の老朽化により固定翼機の
離発着はなく、陸軍特殊部隊、海兵隊、空軍によるパラシュート降下訓練等が行われていたという。
平成8年(1996)のSACO合意により日本への返還が決定、平成18年(2006)に全面返還された。
その後、読谷村役場庁舎や野球場等の運動公園が建設されたが、施設内の大半では甘藷やキビなどの
黙認耕作が行われていたという。
現在、読谷村等により、公共の福祉増進に向けた公共・公用地と地域振興開発用地(農地)の両面から
跡地利用計画が進められているという。
写真は、北を向いて撮影。左奥に写る赤い屋根は「JAおきなわ読谷ファーマーズ・マーケット」。
補足:SACOとは、日米両国政府によって設置された「沖縄に関する特別行動委員会」で、
 Special Actions Committee on Okinawaの略。

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