備瀬のフクギ並木

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2015/4/7(12:54,12:55)
「備瀬のフクギ並木」の北側ゲート(終点)とゲートを入ったところ。
「備瀬のフクギ並木」は、沖縄本部半島の北西端、国頭郡本部町備瀬にあり、「美ら海水族館」から
歩いて行けるほどの距離(北に直線で約1.5km)である。
「フクギ」は、フクギ属の常緑高木で、並べて植栽すると緑の壁のようになることから、沖縄では
古くから防風林として用いられ、特に海の近くにある集落の屋敷の周りには多く植えられたという。
備瀬地区では、約230戸あるという住宅のほとんどが「フクギ」の屋敷林に囲まれており、
CMや映画の撮影でも使われる集落の中を、歩いて散策したり、「水牛車」に乗って周遊することができる。
集落の南側には、無料で利用できる駐車場や「水牛車」の乗り場などがあるのだが、この日は「今帰仁村」の
方向から近道をして、備瀬集落の中に入ってしまったようで、気が付いた時には、並木道北側のゲートであった。
本ページでは、この並木道北側のゲートから、南に片道約300m程を歩いて往復した記録を紹介する。
左の写真、北側のゲートには「備瀬フク木並木通り 終点」と書かれている。
右の写真、ゲートを入ってすぐ右側には「しらぱま(古民家の宿)」がある。
2015/4/7(13:00)
「備瀬のフクギ並木」。
白い砂地の道の両側には「フクギ」の並木が続く。
集落は、碁盤の目のように区画され、所々に通りを
十字に横切る道がある。
タイミングが良ければ、目の前の十字路を「牛車」が
のんびりと横切る姿を見ることができる。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2015/4/7(13:03)
「並木通り」を右に曲がり、海岸へと向かう。
2015/4/7(13:03)
備瀬の西海岸から見る「伊江島」。
「伊江島」は、「備瀬崎」の西4km程に位置し、
約4,500人(2015年時点)が住む島である。
島の中央付近に突き出るのは、標高172mの
「城山(ぐすくやま)」で、観光目的で登ることもできる。
この山の形は、古い岩盤が新しい岩盤に潜りこむ祭に
古い岩盤の一部が剥がれて新しい岩盤の上に乗って
作られたもので、これは「オフスクレープ現象」と呼ばれ、
世界でも「伊江島」でしか見られないという。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2015/4/7(13:04)
備瀬の西海岸から「海洋博公園」の方向を見る。
奥に写る建物は、「海洋博公園」の北側に建つ
「ホテル オリオン モトブ リゾート & スパ」。
2015/4/7(13:04)
海岸から「並木通り」に戻る。
2015/4/7(13:05)
「ちゃんやー(古民家の宿・食事処)」の看板と
「並木通り」の案内標識。
看板の周囲には、写真で確認できるだけで、
5つの「シーサー」が置かれている。
案内標識は、「並木通り」の南側ゲートから
北側ゲートに向け歩く順路を示している。
写真をクリックすると看板の周囲を切り抜いた
画像(600x450)が表示されます。
2015/4/7(13:06)
「ちゃんやー」の庭。
オーナーの祖父母が住んでいた屋敷をそのまま
宿として提供しており、宿泊は定員が6名。
「やんばる島豚あぐー」の陶板焼きやしゃぶしゃぶ等で
人気の店だが完全予約制だという。
2015/4/7(13:09)
海岸沿いの広い場所に出る。
2015/4/7(13:09)
「伊江島」を見るための展望テラスのようだが、
「無断使用禁止」の看板が掲げられている。
近隣商業施設が所有する施設のようであり、
テラスからの写真撮影は遠慮した。
2015/4/7(13:11)
左の写真の場所でUターン。往路を戻る。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2015/4/7(13:13)
帰りに見る「ちゃんやー」。
2015/4/7(13:13)
「ちゃんやー」の近くで見かける「面シーサー」。
「面シーサー(壁掛けシーサー)」の周囲は、
貝殻で飾られている。
写真をクリックすると「面シーサー」の周囲を
切り抜いた画像(600x450)が表示されます。
2015/4/7(13:15)
「貝がらの店」と書かれた看板。
貝細工の「丸仲工芸」は、一本東側の道にある。
2015/4/7(13:15)
「並木通り」を北側ゲートに向け歩く。
写真奥では、見るからにプロカメラマンとモデルと
思える人による写真撮影が行われていた。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2015/4/7(13:17)
「ふくぎハウス(海辺の貸別荘)」の看板。
「ふくぎハウス」は、「並木通り」を西に入った
ところにあったのだが、平成26年(2014)11月に
営業を止めているはずであり、看板だけが残っていた
ようである。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
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2015/4/7(13:17)
北側ゲート付近で見る「民家」。
2015/4/7(13:18)
北側ゲート付近で見る「民家」。
入口には、「石敢當(いしがんどう、せっかんとう)」が
立つ。「石敢當」の前には「シーサー」も置かれている。
「石敢當」は、「石敢當」などの文字が刻まれた石碑や
石標で、魔除けとして三差路やT字路等にも置かれる。
発祥は中国だが、日本では主に、沖縄県や鹿児島県で
見かける。
2015/4/7(13:18)
「しらぱま(古民家の宿)」。
ここにも、門柱の上には「シーサー」が置かれる。
「しらぱま」には、1970年代に建てられた古民家を
改装した部屋や新築の部屋等、3タイプの部屋
(定員3~5名)が用意されているという。
2015/4/7(13:19)
「並木通り」の北側ゲートに戻る。
この日、南側ゲートから北側ゲートに向け順路に
従って歩けなかったのは心残りではあるが、
「フクギ並木」の雰囲気は味わうことができた。

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