雲仙地獄めぐり

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2013/10/3(7:31,7:33)
「清七地獄(左)」と「湯けむりの橋(右)」。
「雲仙地獄」は、平成2年(1990)に噴火した「普賢岳」から南西に約3.5kmの「雲仙温泉街」の中にある。
「雲仙」は、大宝元年(701)に「行基」が創建した「満明寺」の山号を「温泉山」としたことから、
かつては「温泉」と書いて「うんぜん」と読んだのだが、昭和9年に日本初の国立公園に指定されたことを
記念し、「雲仙」へと名前を改めたという。
この「雲仙」には、「大叫喚」「お糸」「清七」等、30の地獄があるといわれ、30分から1時間ほどで周れる
遊歩道からは、噴気孔から上がる真白い水蒸気を間近に見ることができる。
写真の「清七地獄」は、「雲仙温泉街」のほぼ中央の国道57号線(島原街道)沿いにある。
左の写真をクリックすると「地獄」の案内板(600x600)が表示されます。
右の写真をクリックすると「清七地獄」の案内板(600x600)が表示されます。
2013/10/3(7:34)
「お糸地獄」に向け少し歩いた所で振り返る
「清七地獄」。
写真では、はっきりとしないが電柱が立つところが
国道57号線(島原街道)である。
2013/10/3(7:35)
「清七地獄」から「お糸地獄」に向かう遊歩道。
2013/10/3(7:35)
「雀地獄」。
案内板が無ければ通り過ぎてしまうほどの目立たない
地獄で、「地下から噴出したガスが水中ではじける音が、
雀が集まって鳴き騒ぐ音に感じる」とある。
写真をクリックすると「雀地獄」の案内板(600x600)が
表示されます。
2013/10/3(7:36)
「お糸地獄」の近くにある「案内地図」。
歩きだしたのは、地図右上の赤い丸で③と書かれた
場所である。
写真をクリックすると「案内地図」が
拡大表示(800x600)されます。
2013/10/3(7:38)
「お糸地獄」南側。
往きは写真左の遊歩道を、中央左奥に写る噴気(大叫喚地獄)まで歩き、帰りは写真右の遊歩道を歩いて、この場所まで戻る。
これで、約30分の散策であった。
2013/10/3(7:38)
「お糸地獄」南側。
「お糸地獄」の周囲には、広大な地獄の風景が
広がっている。
2013/10/3(7:40)
「お糸地獄」。
この地獄は、「夫を殺したお糸という女が処刑された
ころに噴出した」とある。
写真をクリックすると「お糸地獄」の案内板(600x600)が
表示されます。
2013/10/3(7:42)
「展望休憩所」に向かう。
「真知子岩」の近くにて撮影。
「真知子岩」は、写真前方左側にある。
写真をクリックすると「展望休憩所」にある
「案内地図」が拡大表示(800x600)されます。
この地図は、「お糸地獄」の近くにあった地図とは、
方向が逆に描かれていますので注意願います。
2013/10/3(7:43)
「真知子岩」。
昭和27年(1952)、連続ラジオドラマ「君の名は」の
大ヒットにより、昭和29年(1954)に映画化された時に
ヒロイン真知子役の「岸惠子」が、手をついたという
岩である。
2013/10/3(7:45)
「展望休憩所」から見る景色。
写真に写る遊歩道は、直前に歩いた道である。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2013/10/3(7:48)
「大叫喚地獄」に向かう。
2013/10/3(7:45)
「展望休憩所」から見る景色。
写真中央の山は「絹笠山(標高:879m)」。
ちなみに「普賢岳」や「平成新山」は、全く逆の方向にあり、この位置からでは見ることができない。
2013/10/3(7:50)
「大叫喚地獄」手前で見る景色。
3本上がる噴気の内、左の噴気が「大叫喚地獄」。右の噴気が「邪見地獄」。
2013/10/3(7:49)
「大叫喚地獄」手前で見る景色。
2013/10/3(7:51)
「大叫喚地獄」。
現在、最も活発な噴気活動をしている地獄で、
「ゴウゴウという噴気音が、地獄に落ちてゆく亡者の
絶叫に聞こえる」ことから、この名が付いたとある。
写真をクリックすると「大叫喚地獄」の
案内板(600x600)が表示されます。
2013/10/3(7:54)
「邪見地獄」。
「この温泉のお湯を飲むと、夫婦や友達の間で生じた、
嫉妬心による不和を解消するといわれるが、強酸性の
温泉で、実際には飲めない」とある。
写真をクリックすると「邪見地獄」の
案内板(600x600)が表示されます。
2013/10/3(7:55)
「邪見地獄」から先にも、閻魔大王が座るという
「葬頭川の婆石」や亡者の善悪を見分けるのに
使うという「浄瑠璃の鏡石」等があるのだが、
この日は「大叫喚地獄」と「邪見地獄」の間にある道を
直接「花園山」へと向かう近道を歩いた。
2013/10/3(7:59)
「花園山」近くから見る「お糸地獄」南側。
以前の「花園山」は、名前の通り様々な花の咲く
小さな丘であったという。丘は平坦になってしまったが、
現在でも、周辺では季節になると「ミヤマキリシマ」や
「シロドウダン」など雲仙独特の植物を見ることが
できるという。
2013/10/3(8:04)
「清七地獄」に戻る。
写真は、「清七地獄」脇にある「温泉たまごの売店」。
「雲仙地獄」には、番号の振られた入口が4ヶ所ある。
また、「日帰り温泉」も何ヶ所かあるので、散策の後で
一風呂浴びる。こんな組み合わせでスケジュールする
ことをお勧めしたい。

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