土石流被災家屋保存公園

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2013/10/3(6:19,6:20) 道の駅「みずなし本陣ふかえ」の展望台（左）と展望台から見る日の出（右）。「土石流被災家屋保存公園」は、「南島原市深江町」にあり、道の駅「みずなし本陣ふかえ」に並設する。平成元年(1989)１１月の「橘湾群発地震」に始まる雲仙普賢岳噴火活動は、１年後の平成２年(1990)１１月、１９８年ぶりとなる噴火を観測。平成３年(1991)６月の火砕流では、報道関係者、火山学者、消防団員等合わせて死者４３名という大惨事となり、噴火活動は平成８年６月に終息宣言が出されるまでの長期に渡った。「土石流被災家屋保存公園」では、この間の平成４(1992)年８月、山腹に堆積した土砂や岩石が、最大瞬間雨量３７mmの雨により押し流されて発生した「土石流」により、被災した家屋１１棟が保存展示されている。右の写真に写る三角屋根の建物は、被災した家屋の内３棟が展示される「大型テント」。左の写真をクリックすると道の駅「みずなし本陣ふかえ」の案内板(800x600)が表示されます。右の写真をクリックすると拡大写真(600x450)が表示されます。		2013/10/3(6:24) 展望台から見る「雲仙岳」。「雲仙岳」は、普賢岳、国見岳、妙見岳の三峰と、野岳、九千部岳、矢岳、高岩山、絹笠山の五岳からなる山体の総称といわれる。道の駅「みずなし本陣ふかえ」の展望台から見る現在の最高峰は、平成２年(1990)から７年(1995)の火山活動で形成された「平成新山（標高：１，４８３ｍ）」であり、「日本で一番新しい山」と呼ばれている。写真をクリックすると「平成新山」の案内板(800x600)が表示されます。

2013/10/3(6:24) 展望台から見る「平成新山」。３．７５倍ズームにて撮影。写真をクリックすると拡大写真(600x450)が表示されます。	2013/10/3(6:28,6:29) 「阿弥陀三尊」。平成３年(1991)６月の大火砕流などで亡くなられた方のご冥福を祈り建立されている。左の写真をクリックすると「阿弥陀三尊」の案内板(800x600)が表示されます。

2013/10/3(6:29) 「土石流被災家屋保存公園」。奥の建物が被災家屋３棟を展示する大型テント。このテントの周囲に、他８棟の被災家屋が屋外展示されている。写真をクリックすると「土石流被災家屋保存公園」の案内板が表示されます。この案内板は、1280x900ピクセルあります。案内板の文字を読みたいときには、表示された画像をクリックし、スクロールバーをご利用下さい。	2013/10/3(6:30,6:31) 屋外展示される「被災家屋」。建物の１階は、屋根を残して「土石流」に埋もれるが、海岸に近いこの辺りでは勾配が緩くなり、「土石流」の勢いが衰えたことで、建物は倒壊することなく家の形を残している。また、住んでいた人達は、事前に避難していたため、人的被害はなかったという。

2013/10/3(6:32) 屋外展示される「被災家屋」。２階部分は、ほぼ無傷で残る。	2013/10/3(6:33,6:33) 大型テント内に展示される「被災家屋」。テント内の見学は無料だが、この時間は開館前であったため、窓の外からガラス越しに撮影。左の写真をクリックすると「土石流発生のメカニズム」の案内板が表示されます。この案内板は、960x720ピクセルあります。案内板の文字を読みたいときには、表示された画像をクリックし、スクロールバーをご利用下さい。

2013/10/3(6:34) 大型テント内に展示される「被災家屋」。「被災家屋」は、基本的に、被災当時の状況のまま保存されているが、テント内の１棟は、他の場所からここに「移築」したという。	2013/10/3(6:33,6:36) 屋外展示される「被災家屋」。

2013/10/3(6:51,6:51,6:52) 屋外展示される「被災家屋」。平成３年(1991)６月の火砕流では、避難勧告区域に勝手に入ったり、民家のコンセントを無断で使用する等の報道活動があった。消防団員も、これを警戒するために避難勧告区域に入っていたため、被害はより大きくなったという。このため、島原市など地元自治体は強制力を伴う警戒区域を設定。最大１万人を超える地元住民が避難生活を送ることになるのだが、以降の犠牲者は、1名に抑えることができたという。この「深江地区」において人的被害がなかったという裏には、こんな地元自治体の努力と地元住民の協力があったのである。


2013/10/3(6:19,6:20) 道の駅「みずなし本陣ふかえ」の展望台（左）と展望台から見る日の出（右）。「土石流被災家屋保存公園」は、「南島原市深江町」にあり、道の駅「みずなし本陣ふかえ」に並設する。平成元年(1989)１１月の「橘湾群発地震」に始まる雲仙普賢岳噴火活動は、１年後の平成２年(1990)１１月、１９８年ぶりとなる噴火を観測。平成３年(1991)６月の火砕流では、報道関係者、火山学者、消防団員等合わせて死者４３名という大惨事となり、噴火活動は平成８年６月に終息宣言が出されるまでの長期に渡った。「土石流被災家屋保存公園」では、この間の平成４(1992)年８月、山腹に堆積した土砂や岩石が、最大瞬間雨量３７mmの雨により押し流されて発生した「土石流」により、被災した家屋１１棟が保存展示されている。右の写真に写る三角屋根の建物は、被災した家屋の内３棟が展示される「大型テント」。左の写真をクリックすると道の駅「みずなし本陣ふかえ」の案内板(800x600)が表示されます。右の写真をクリックすると拡大写真(600x450)が表示されます。		2013/10/3(6:24) 展望台から見る「雲仙岳」。「雲仙岳」は、普賢岳、国見岳、妙見岳の三峰と、野岳、九千部岳、矢岳、高岩山、絹笠山の五岳からなる山体の総称といわれる。道の駅「みずなし本陣ふかえ」の展望台から見る現在の最高峰は、平成２年(1990)から７年(1995)の火山活動で形成された「平成新山（標高：１，４８３ｍ）」であり、「日本で一番新しい山」と呼ばれている。写真をクリックすると「平成新山」の案内板(800x600)が表示されます。

2013/10/3(6:24) 展望台から見る「平成新山」。３．７５倍ズームにて撮影。写真をクリックすると拡大写真(600x450)が表示されます。	2013/10/3(6:28,6:29) 「阿弥陀三尊」。平成３年(1991)６月の大火砕流などで亡くなられた方のご冥福を祈り建立されている。左の写真をクリックすると「阿弥陀三尊」の案内板(800x600)が表示されます。

2013/10/3(6:29) 「土石流被災家屋保存公園」。奥の建物が被災家屋３棟を展示する大型テント。このテントの周囲に、他８棟の被災家屋が屋外展示されている。写真をクリックすると「土石流被災家屋保存公園」の案内板が表示されます。この案内板は、1280x900ピクセルあります。案内板の文字を読みたいときには、表示された画像をクリックし、スクロールバーをご利用下さい。	2013/10/3(6:30,6:31) 屋外展示される「被災家屋」。建物の１階は、屋根を残して「土石流」に埋もれるが、海岸に近いこの辺りでは勾配が緩くなり、「土石流」の勢いが衰えたことで、建物は倒壊することなく家の形を残している。また、住んでいた人達は、事前に避難していたため、人的被害はなかったという。

2013/10/3(6:32) 屋外展示される「被災家屋」。２階部分は、ほぼ無傷で残る。	2013/10/3(6:33,6:33) 大型テント内に展示される「被災家屋」。テント内の見学は無料だが、この時間は開館前であったため、窓の外からガラス越しに撮影。左の写真をクリックすると「土石流発生のメカニズム」の案内板が表示されます。この案内板は、960x720ピクセルあります。案内板の文字を読みたいときには、表示された画像をクリックし、スクロールバーをご利用下さい。

2013/10/3(6:34) 大型テント内に展示される「被災家屋」。「被災家屋」は、基本的に、被災当時の状況のまま保存されているが、テント内の１棟は、他の場所からここに「移築」したという。	2013/10/3(6:33,6:36) 屋外展示される「被災家屋」。

2013/10/3(6:51,6:51,6:52) 屋外展示される「被災家屋」。平成３年(1991)６月の火砕流では、避難勧告区域に勝手に入ったり、民家のコンセントを無断で使用する等の報道活動があった。消防団員も、これを警戒するために避難勧告区域に入っていたため、被害はより大きくなったという。このため、島原市など地元自治体は強制力を伴う警戒区域を設定。最大１万人を超える地元住民が避難生活を送ることになるのだが、以降の犠牲者は、1名に抑えることができたという。この「深江地区」において人的被害がなかったという裏には、こんな地元自治体の努力と地元住民の協力があったのである。