西都原古墳群
(古墳群)

「西都原古墳群」のページは、2部構成になっています。
本ページの下に、関連ページへのハイパーリンクがあります。

この下にある「プルダウンメニュー」が表示されない場合は、ページ最下行にあるハイパーリンクをご利用下さい。





西都原古墳群は、東西に2.6km。南北に4.2kmと広い。車で回ったのだが、地図がなければ駐車場の場所も分からない。
また、古墳の数は300を越え、どこから回ったら良いのかも見当がつかない。
西都原考古博物館では入館が無料の上、古墳群の地図がもらえる。この地図には駐車場の場所と、古墳群の見どころが書かれているので、
先ずは、考古博物館を見学。地図をもらってから、古墳群を回ることをお勧めする。
なお、このページで紹介している日は、時間に追われ一部古墳間では、ジョギング並みに走りながら回っている。
最低でも半日。時間が許せば、お弁当でも食べながら、ゆっくりと一日を過ごしたい施設である。

2011/6/3(15:19)
「第3古墳群の説明図」。
西都原古墳群は、東西2.6km。南北4.2kmの
中に、「前方後円墳」31基。
「円墳」279基。「方墳」1基の合計311基
の古墳がある。
この第3古墳群は、西都原台地の北端に位置し、
「前方後円墳」1基と「円墳」87基がある。

2011/6/3(15:20,15:24)
「4号地下式横穴墓(111号墳)」。
地下式横穴墓は、南九州にしかなく、厚い火山灰層の中につくられており、4号地下式横穴墓は、
111号墳の直下につくられているという。
従って、写真に写る外観は111号墳と思われる。4号地下式横穴墓は、左の写真に写る建物の中の
モニターで見学することができる。

2011/6/3(15:22)
111号墳の上から見る「第3古墳群」。
大小の円墳が点在している。
2011/6/3(15:26)
111号墳の東側には、「第2古墳群」がある。
写真は、近くの駐車場に戻る途中で撮影。
道路の向こうには、第2古墳群の「109号墳
(前方後円墳)」が見えている。
2011/6/3(15:36,15:36)
「男狭穂塚(おさほづか)」と「女狭穂塚(めさほづか)」。
宮内庁が管理する「陵墓参考地(被葬者を確定できないものの皇族の墓所の可能性が高い)」で、
立入が禁止されている。
「男狭穂塚」は、墳長175m、高さ19m。全国で最大の「帆立貝型古墳」。
「女狭穂塚」は、墳長180m、高さ15m。九州で最大の「前方後円墳」である。
2011/6/3(15:41)
ガイダンスセンター「このはな館」。
西都原古墳群や周辺の案内所であるが、中には
「地場産品の販売所」や「古代食レストラン」等
もある。
2011/6/3(15:48)
「酒元ノ上覆屋」。
ドーム状の建物の中では、6基の地下式横穴墓が
保存されており、これらの横穴墓群は、墓道を
もつ珍しい形式という。
2011/6/3(15:49)
「酒元ノ上覆屋」の中に入る。
写真奥の穴には、「6-1号墓」。
右横の穴には「6-2墓」と書かれている。
2011/6/3(15:49)
「5号墓道」。
2011/6/3(15:50)
「4号墓道」。
2011/6/3(15:51)
「3号墓道」。
2011/6/3(15:51)
「2号墓道」。
2011/6/3(15:51)
「1号墓道」。
2011/6/3(15:54)
「2号墓」の上から見る「酒元ノ上覆屋」の中。
写真奥に「1号墓」。手前が「2号墓」。
2011/6/3(15:55)
「3号墓」の上から見る「酒元ノ上覆屋」の中。
写真奥に向かい、4、5、6号墓と並ぶ。
2011/6/3(15:56)
「6号墓」の下から見る「酒元ノ上覆屋」の中。
写真奥に向かい、5、4、3号墓と並ぶ。
2011/6/3(15:56)
「酒元ノ上覆屋」入口付近にある
「説明パネル」。
このパネルでは、「西都原古墳群」全体について
説明している。
2011/6/3(15:56)
「酒元ノ上覆屋」入口付近にある
「説明パネル」。
このパネルでは、「酒元ノ上横穴墓群」について
説明している。
2011/6/3(15:57)
外に出て、振り返って見る「酒元ノ上覆屋」。
2011/6/3(16:00)
「鬼の窟(206号墳)」。
「鬼の窟(206号墳)」は、西都原古墳群の
中で、最も新しい首長墓といわれ、墳丘の周りを
土堤で囲む、その形はまるでUFOである。
2011/6/3(16:02)
「205号墳」。
小型(直径14m、高さ3m)の「円墳」で、
「鬼の窟(206号墳)」のすぐ横にあること
から、「陪塚」と考えられているという。
2011/6/3(16:03)
「鬼の窟(206号墳)」を正面から見る。
土堤の上に「墳丘」の頭だけが見えている。
2011/6/3(16:03)
土堤の上から見る「鬼の窟(206号墳)」。
2011/6/3(16:04)
「鬼の窟(206号墳)」では、古墳の中に
入って石室を見ることができる。
2011/6/3(16:05)
「鬼の窟(206号墳)」の石室(全体)。
2011/6/3(16:05)
「鬼の窟(206号墳)」の石室(右上)。
2011/6/3(16:05)
「鬼の窟(206号墳)」の石室(左上)。
2011/6/3(16:16)
「第1古墳群の説明図」。
「第1古墳群」は、西都原台地の南東端に
位置し、「前方後円墳」7基と「円墳」84基が
ある。
2011/6/3(16:16)
駐車場から、13号墳に向かい歩き始めたところ
であったので、46号墳であろう。
角度が悪く「円墳」に見えるが「前方後円墳」で
ある。
13号墳は、46号墳の右奥の方向にある。
2011/6/3(16:20)
「13号墳」。
手前にあるのは、築造当時を再現する1/20の
模型である。
現在の「13号墳」は、墳丘保護のため土で覆い、
表面には芝が貼られているが、1,600年以上
前に築造された当時は、斜面や平坦面の全てが
「葺石(ふきいし)」で覆われていたという。
2011/6/3(16:20)
「13号墳」では、古墳の中に入って
「粘土礫槨(れきかく)」を見ることができる。
2011/6/3(16:21)
扉は閉まっているが、「見学できます」と
書かれている。
2011/6/3(16:22,16:24)
「13号墳」の中にある「出土遺物」の説明板と「粘土礫槨(れきかく)」。
土床の表面に、小さな礫石を並べ、その上に組み合わせ式木棺を埋葬したようだという。
説明板には、大正5年の発掘調査では、粘土槨内部から「鏡」「刀子」「勾玉」「管玉」など多数の
副葬品が出土したとある。右の写真中央部には、出土遺物のレプリカが置かれている。
右の写真をクリックすると、中央部分の拡大写真(450x600)が表示されます。
2011/6/3(16:30)
「13号墳」からの帰りに見る
「姫塚(202号墳)」。
前方部が広くて高い、6世紀後半の後期古墳と
いう。

 西都原古墳群(考古博物館)に戻る    旅の記録(宮崎県)に戻る

 旅の記録に戻る    Donichi’s HomePageに戻る