霊台橋

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2012/11/26(13:28,13:28,13:29)
「霊台橋」。
「霊台橋」は、熊本県下益城郡美里町の「緑川」に架かる石橋で、単一アーチ式石橋としては日本で3番目の径間を誇る。
橋は弘化4年(1847)完成。大きさは、全長が89.86m、幅5.45m、高さ16.32m、径間(アーチの大きさ)28.4mであるが、
梅雨と台風の季節を避けるため、この大きな石橋を、わずか半年余りの期間で完成させたという。
そして、この「霊台橋」の架橋技術は7年後に完成する「通潤橋」にも応用されたという。
また、この場所は「日向往還」の一部で、船津峡と呼ばれる深い渓谷であったことから、別名「船津橋」とも呼ばれている。
左の写真は、「緑川」の上流側、中央の写真は右岸、右の写真は下流側から撮影。
2012/11/26(13:30)
土台を急流から守るための補強用の「石垣」。
この辺りは、緑川の中でも流れの速いところで、
「霊台橋」が造られる前の「木橋」は再三流失したという。
右端に写るのが「内大臣森林鉄道トンネル」。
2012/11/26(13:31)
「内大臣森林鉄道トンネル」。
山都町内大臣から切り出した木材を運ぶため、
大正9年(1920)に造られた森林鉄道のトンネルで、
昭和42年(1967)まで使用されていたという。
現在、トンネルの穴は途中で塞がれている。
2012/11/26(13:32)
「詳細不明」。
橋の守護神が祀られているのであろうか?。
前面と左右の石面には、「霊台橋」の由緒と思われる
長文が刻まれている。
写真をクリックすると「霊台橋の由緒(前面のみ)」が
拡大表示(800x600)されます。
2012/11/26(13:32)
「重要文化財指定」の碑。
「霊台橋」は、昭和42年(1967)に国の重要文化財に
指定されており、碑の前面には「重要文化財指定書」と
書かれた銘板がはめ込まれている。
2012/11/26(13:33)
「霊台橋」の標柱。
「霊台橋」は、国道218号線沿いにある。
昭和41年(1966)、すぐ上流側に「新霊台橋」が完成する
までは、「霊台橋」が国道であった。
左端に写るのが、国道218号線に架かる「新霊台橋」。
2012/11/26(13:33)
「新霊台橋」の上から見る「霊台橋」。
「新霊台橋」に国道の役目を譲った、現在の「霊台橋」は、
車の進入は禁止され、観光用の人道橋となっている。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。

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