内之浦宇宙空間観測所

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2011/6/2(15:10,15:10)
「内之浦宇宙空間観測所」入口。
今では、日本のロケットのほとんどが「種子島宇宙センター」から打ち上げられているが、
ここ「内之浦宇宙空間観測所」は、1962年から大小390機のロケットと、日本最初の
人工衛星「おおすみ」を初め26基の衛星・探査機が打ち上げられた場所である。
「内之浦宇宙空間観測所」は、ロケット打ち上げ実験等の特別な日以外は、午前8時30分から
午後4時30分までの間であれば、無料で見学することができる。
敷地内はかなりの広さがあるが、受付を済ませるとゲートを開けてくれるので、自家用車で中に入り
敷地内を自由に見学することができる。

2011/6/2(15:17)
「テレメータセンター」とその上に建つ
「34mパラボラアンテナ」。
「テレメータセンター」では、観測ロケットや
衛星から送信されている電波を受信し、ロケット
の正確な位置を知ったり、ロケットの姿勢を制御
したりしているという。

2011/6/2(15:24)
「衛星ヶ丘展望台」。
標高344m。敷地内で一番の高さにあり、
施設を一望することができるが、この時は霧の
ため展望がきかず、他を先に見ることとした。
2011/6/2(15:31)
「衛星ヶ丘展望台」にある「20mパラボラ
アンテナ」。
着いたときには、このアンテナは真上を向いて
いた。巨大なアンテナが、ゆっくりと回転しなが
ら角度を変えていく姿を見ることができた。
2011/6/2(15:37)
「10mパラボラアンテナ」。
写真左に写る「赤色灯」は、このとき点灯しては
いなかったが、「赤色灯」の下には「アンテナ
駆動中危険・高出力送信中危険」と書かれて
いる。
2011/6/2(15:40)
「第5光学観測室」。
「光学観測」とは、ロケット発射時の、飛翔追跡
などを行うことのようだが、この建物が飛翔追跡
を行うためのものかどうかは不明。
2011/6/2(15:47)
「S-520型ロケット」。
全長7.9m、重量2.1t、直径0.52m。
1段式ロケットでは一番大きく、重量200kg
の観測機器を搭載して、高度300km、水平
距離600kmに到達する能力を持つという。
2011/6/2(15:49)
「観測ロケット発射ドーム」。
S-520型、S-310型、MT-135型
などは、このドーム内から発射される。
発射ドームは、発車直前まで、雨や風などから
ロケットを守る役目もあるという。
2011/6/2(15:50)
「M-3S型ロケット」。
全長23.8m、総重量48.7t、
直径1.41m。全段固体燃料を用いた3段式
ロケットで、6代続いたM(ミュー)シリーズの
4代目。重量300kgの人工衛星を地球周回
軌道に投入する能力を有するという。
2011/6/2(15:57)
下から見る「衛星ヶ丘展望台」。
霧が薄くなっているため、再度「衛星ヶ丘
展望台」に向かう。
2011/6/2(16:00)
「衛星ヶ丘展望台」から見る
「M(ミュー)ロケット整備塔」。
8.6倍ズームで撮影。
2011/6/2(16:01)
「衛星ヶ丘展望台」から見る景色。
左に「M(ミュー)センター」の「M(ミュー)ロケット整備塔」が見えている。右に「テレメータセンター」の「34mパラボラアンテナ」。
「テレメータセンター」の左の建物は、一連の発射作業が行われる「コントロールセンター」である。
2011/6/2(16:08)
人工衛星「おおすみ」打ち上げ記念碑。
日本初の人工衛星「おおすみ」は、昭和45年
(1970)、ここ内之浦から「ラムダ4S型5号機」
により打ち上げられた。
2011/6/2(16:15)
「L-3H型ロケット」。
全長約17m、総重量9.5t、直径73.5cm。
固体燃料を用いた3段式ロケットで、重量100kgの
観測機器を高度2,000kmに到達させる能力
を有するという。
日本初の人工衛星「おおすみ」は、このロケット
に直径31cm、全長5.8mの補助ブースターを
搭載し、4段式とした「ラムダ4S型5号機」で
打ち上げられた。
2011/6/2(16:20)
「M-V(ミュー・ファイブ)型ロケット」。
後ろの建物は、左が「衛星整備棟」、
右が「M組立棟」。
山の上に建つのは、
左が「観測ロケット発射ドーム」、
中央に「34mパラボラアンテナ」、
右が「20mパラボラアンテナ」である。
2011/6/2(16:27)
「M(ミュー)センター」全景。
「M(ミュー)型ロケット」の組み立て、点検、調整などは、右にある「M(ミュー)ロケット整備塔」の中で行われ、
発射装置も、普段は「M(ミュー)ロケット整備塔」の中に収められているが、発射の時に外に出すという。

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