「奥祖谷観光周遊モノレール」のページは、2ページ構成になっています。
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2013/11/26(12:02,12:02) 「奥祖谷観光周遊モノレール」の駅舎と案内板。 「奥祖谷観光周遊モノレール」は、国指定重要有形民俗文化財「祖谷のかずら橋」から、車で東に約23km走った、 「奥祖谷二重かずら橋」や「案山子の里」の少し手前、三好市東祖谷の菅生地区にある。 モノレールは、子供の遊園地にあるような2人乗りの可愛らしい車両で、山の中をゆっくりと進むのだが、 その距離4,600m、高低差590m。これは何れも、観光モノレールとして世界一を誇り、最大斜度40度の傾斜を、 標高1,380mの高さまで登り、駅舎まで戻る往復の時間は約65分。その間、一度も止まることはなく、 トイレも我慢し、じっと座っているだけ。絶景ポイントも最高地点の一ヶ所のみと言って過言ではないであろう。 勿論子供が乗れば大喜びだろうが、とても子供だけの遊具とは思えない。 この乗物は、忙しい毎日を都会の雑踏の中で過ごす大人達が心の洗濯をするために絶好の乗物であり、 「大人のロマン」、「森林浴」、「リラクゼーション」とかいう言葉がぴったりと似合う乗物である。 右の写真に写る案内板には、2006年8月開業からの御客様乗車数が延べ84,682名とある。 左の写真をクリックすると「東祖谷観光マップ」が表示されます。 この観光マップは、1,200x900ピクセルあります。 観光マップの文字を読みたいときには、表示された画像をクリックし、スクロールバーをご利用下さい。 右の写真をクリックすると「周遊モノレール」の注意事項が表示(800x600)されます。 |
2013/11/26(12:05) 「奥祖谷観光周遊モノレール」の車輌。 2人乗りのモノレールは、自然環境に配慮した 電動式で、約4分間隔で発車。 1時間で最大でも30名しか乗ることができない。 このため、12月から翌年3月までの冬期休業になる 直前を狙って来たのだが、この時の気温は、2~3℃。 頂上付近の温度は間違いなく氷点下である。 |
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2013/11/26(12:09) 丁度4分を経過し、次のモノレールが発車。 この次のモノレールへの乗車を待つ間、係員から 異常時の無線操作や注意事項などの説明を受ける。 写真をクリックすると車内に書かれる「非常用無線機」の 操作方法が表示(600x450)されます。 |
2013/11/26(12:14) 「奥祖谷観光周遊モノレール」の線路。 駅舎の周りをぐるりと一周すると、標高1,200m付近に 達するまで上下の線路は並行する。 その後、上下の線路は離れ単線となり、1,380mの 最高点を通過。再び1,200mまで降りると上下線が 並行する。 このモノレールの線路は、地図ソフトにも載っているので 紹介する。 写真をクリックすると地図ソフト(Super Mapple Digital)に 載る「奥祖谷観光周遊モノレール」が 表示(800x600)されます。 |
2013/11/26(12:15) 標高800mの標識を通過。 標高を示す標識は、標高差50m毎に設置されている ようであった。 しばらくは、「杉林」が続く。 |
2013/11/26(12:17) 標高850m。 |
2013/11/26(12:20) 周囲は「シデ林」に変わっている。 |
2013/11/26(12:21) 標高950m。 |
2013/11/26(12:23) 標高1,000m。 パンフレットでは、この辺りに「タケニグサ群落」がある。 |
2013/11/26(12:24) モノレールの「すれ違い」。 前方には、少なくとも2台のモノレールが走っているの だが、対向車とのすれ違いは、この1台だけであった。 |
2013/11/26(12:25) 標高1,050m。 |
2013/11/26(12:27) 標高1,100m。 パンフレットでは、この辺りは「ナラ林」とある。 |
2013/11/26(12:29) 急坂を登る。 傾斜が急になると、スピードが落ちる。最初は、登れずに 止まってしまうのではないかと心配したくらいだったが、 坂ではギヤを一段落している感じであった。 また、傾斜に合わせて座席(シート)が水平になるように 椅子の角度を変えてくれる。なかなかのハイテクである。 レールを横から撮った写真を拡大してみると、レールの 下側にギザギザの「歯形」が見えるので、歯車を噛み 合わせて登る「ラックレール」のようである。 |
2013/11/26(12:29) 標高1,150m。 |
2013/11/26(12:31) 標高1,200m。 この先で、上下の線路は離れ、単線となる。 |
2013/11/26(12:32) 下り線が左へと離れていく。 |
2013/11/26(12:34) 標高1,250m。 |
2013/11/26(12:35) 下りの線路は、増々遠く離れる。 |
2013/11/26(12:36) 標高1,300m。 |
2013/11/26(12:40) 標高1,350m。 パンフレットでは、この先に「マメシジミ生息地」がある。 |
2013/11/26(12:42) 「100m先最高地点」の案内板。 監視カメラとスピーカーも設置されているようだ。 |
2013/11/26(12:43) 視界が開ける。 |
2013/11/26(12:43) 最高地点(標高1,380m)。 旗が立ち、東方向の視界が開ける。 写真左の山は「塔の丸(標高1,713m)」。 奥に二つ並ぶピークは、左が「剣山(標高1,954m)」、 右が「次郎笈(標高1,929m)」。 写真をクリックすると拡大写真(600x450)が 表示されます。 次のページでは、「奥祖谷観光周遊モノレール」が 急坂を下る様子等を紹介します。 |
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