笠ヶ滝の石風呂

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2017/5/15(11:09,11:13)
「笠ヶ滝の石風呂」の案内板と入口。
「笠ヶ滝の石風呂」は、土庄港の北東、直線で約3.7kmの小豆群土庄町笠滝にあり、
平成22年(2010)に、「檀れい」が主演したNHKドラマ「八日目の蝉」の
ロケ地として知られる「笠ヶ瀧寺」の入口付近にある。
小豆島には、砂蒸し風呂や塩の湯、ハーブの湯と各種風呂の楽しみ方があったというが、
「石風呂」もその中の一つで、洞窟のような穴の中に、松葉や雑木を焚き、真っ赤に焼けた
「燠火(おきび)」に塩水をかけて、その上に薬草や海藻、濡れ筵(むしろ)等を敷き、
一度に5~6人が、裸や浴衣がけで入ったというから、今でいう「サウナ風呂」のような
ものであったと思われる。
この「石風呂」は、江戸時代後期に造られ、昭和の初め頃まで使用されていたという。
左の写真、案内板には、「笠ヶ滝の石風呂 100m先」とある。
この案内板は、「笠ヶ瀧寺」の下にあり、写真右に写る舗装路を奥に進み、
坂を上がった所に「笠ヶ瀧寺」の駐車場がある。
右の写真、「笠ヶ滝の石風呂」は、この電気牧柵の中にあり、入口に立つ案内板には、
「柵を開けて線にふれないよう、気をつけてお入りください」とある。
2017/5/15(11:15)
「笠ヶ滝の石風呂」。
「笠ヶ滝の石風呂」は、電気牧柵を開けて
中に入ると左側の竹藪の中にあった。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2017/5/15(11:16,11:16)
「石風呂」の出入口と内部。
出入口は狭いが、中は一度に5~6人が座っても余裕のある広さである。
この「石風呂」に入ると、湯気と焼けた石の熱気で体が芯から温まり、
女性の冷え性や腹痛、神経痛、リウマチなどに効用があったという。
右の写真をクリックすると拡大写真(600x450)が表示されます。
2017/5/15(11:20)
「笠ヶ滝の石風呂」の案内板に戻る。
上下2枚ある下の案内板には、「歴史と文化の郷
 大鐸(おおぬで)」とあり、小豆島の真ん中に
位置する、肥土山、笠ヶ滝、黒岩、小馬越の4つの
農村集落に点在する観光スポットが紹介され、
この中には、土庄町の指定有形民俗文化財に
指定される「肥土山の石風呂」も紹介されており、
興味のある方は、こちらもお調べ下さい。

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