豊稔池ダム

この下にある「プルダウンメニュー」が表示されない場合は、ページ最下行にあるハイパーリンクをご利用下さい。





2017/5/12(14:41,14:42)
「豊稔池ダム」。
「豊稔池ダム」は、JR四国予讃線「観音寺駅」から南南東に約9.7km、観音寺市大野原にある「豊稔池」の東側にあり、
昭和5年(1930)に完成した、日本最古の石積み多連式アーチダムである。
多連式アーチダムは、宮城県仙台市の「大蔵ダム」を含め日本には2つしかない貴重な建造物でもあり、
平成18年(2006)には、国の重要文化財に指定されている。
毎年7月の中旬から下旬の頃(日程は、年により異なり、実施の1週間程前に発表される)には、田んぼの水を確保するため、
下流にある「井関池」の水が3割を切った頃に、毎秒4㌧の水を放流する「ゆる抜き行事」が行われる。
この「ゆる抜き」は、香川県の他の溜池でも行われており、仲多度郡まんのう町にある日本最大の灌漑用溜池「満濃池」では、
田植え時に必要な水を放流するため、実施の日程も例年6月中頃の、ほぼ決まった日に放流されるという。
左の写真をクリックすると拡大写真(600x450)が表示されます。
右の写真をクリックすると駐車場の案内版に書かれる「豊稔池ダム」の概要(550x550)が表示されます。
2017/5/12(14:48)
「豊稔池ダム」の駐車場。
この駐車場は、「豊稔池」の北側を通る、
県道9号「大野原川之江線」沿いにある。
2017/5/12(14:42,14:43)
「豊稔池ダム」の堤頂部(天端)。
この日の「豊稔池」は、満杯状態で、水は堤体の天端にまで迫っていた。
ダムの対岸(南側)には、ダム建設の経緯や功労者などを記した「豊稔池ダム記念碑」が建つ。
左右の写真共、クリックすると拡大写真(600x450)が表示されます。
2017/5/12(14:43)
対岸に建つ「豊稔池ダム記念碑」。
2017/5/12(14:44)
「豊稔池」。
2017/5/12(14:44)
「豊稔池遊水公園」。
公園は、ダムの真下にあり、放水がなくても
古城のようにそそり立つダムの姿を間近に
見ることができるが、放水時は更に圧巻である。
この日は、行ってないのだが、県道から坂を
下っていくと公園の近くには、駐車スペースも
あるという。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。

  旅の記録(香川県)に戻る

  旅の記録に戻る      Donichi’s HomePageに戻る