寂地峡
(五竜の滝)

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2016/5/18(7:29,7:29)
「寂地峡案内所(キャンプ場の管理棟)」と「寂地林道」。
「寂地峡(じゃくちきょう)」は、山口県岩国市錦町に位置するが、岩国市を代表する観光スポットの
「錦帯橋」からは遙か北に離れ、山口県の最東北端、島根県と広島県の境に立つ「寂地山(標高:1,337m)」を
源とする「寂地川」にある。
中でも、日本の滝百選にも選ばれる「五竜の滝」は、駐車場やキャンプ場に近く、遊歩道も整備され、
短い距離(330m)に5つの滝が連続することから、ゆっくり歩いても一時間程で回ることができる。
なお、「五竜の滝」周辺には、4つの遊歩道が整備されるが、本ページでは、右の写真をクリックして
表示される案内図にある「Bコース」を歩いた記録を紹介する。
左の写真をクリックすると「寂地峡」の説明(600x450)が表示されます。
右の写真をクリックすると「五竜の滝」周辺の案内図が表示されます。
この案内図は、960x720ピクセルあります。
案内図の文字を読みたいときには、表示された画像をクリックし、スクロールバーをご利用下さい。
2016/5/18(7:32)
「寂地林道」を「五竜の滝」入口に向け歩く。
2016/5/18(7:33)
「五竜の滝」入口。
「寂地林道」を左に折れ、「Bコース」に入る。
林道脇には、「寂地峡入口」の立て看板が立つ。
2016/5/18(7:34)
「五竜の滝」入口付近は、キャンプ場の一角で、
周囲には、テントサイトや避難小屋等がある。
2016/5/18(7:35)
橋を渡り、「五竜の滝」の核心部へと入る。
橋の下を流れる沢を右の方向に進むと、「寂地峡」の
もう一つの渓谷「犬戻峡」であるが、「犬戻峡」入口は、
「寂地林道」を、更に2.5km程歩いた先にあり、
基本的には、登山者向けコースのようである。
詳細は、各自で確認願いたいが、少なくとも、ここから
入峡するのは、沢登りを楽しむ経験者達であろう。
橋を渡り、道なりに進むと「五竜の滝」のある
「竜ヶ岳峡」である。
橋の左奥には、一つ目の滝「竜尾の滝」が
見えている。
2016/5/18(7:36)
「竜尾の滝」。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2016/5/18(7:36)
「石段」を登る。
「Bコース」は、距離が330m程だが、沢に沿っている
ため、傾斜がきつく、「石段」も多い。
2016/5/18(7:37)
「Cコース」への分岐。
標識は分かりやすいため、迷う心配はない。
なお、この時「Cコース」は落石のため通行止めと
なっていたが、これは短期間の通行止めではなく、
長期にわたり通行止めが続いているようであった。
2016/5/18(7:39)
橋を渡る。
案内図では、この辺りで、沢の左岸から右岸に移ると、
後は、ずっと右岸を歩くようになっているが、同様の
橋は、この後にもあり、一時的に左岸に移ることは、
あるようである。
2016/5/18(7:39)
「登竜の滝」。
写真をクリックすると縦に撮る「登竜の滝」が
表示(450x600)されます。
2016/5/18(7:42)
沢の右岸を歩く。
この辺りは、傾斜が緩む。
2016/5/18(7:43)
「白竜の滝」。
写真をクリックすると拡大写真(450x600)が
表示されます。
2016/5/18(7:44)
前方の橋を渡り、沢の左岸に移る。
2016/5/18(7:46)
再度橋を渡り、沢の右岸に戻る。
この橋の上に、「竜門の滝」の標識があり、
写真の流れは、「竜門の滝」の一部(下部)であろう。
2016/5/18(7:47)
「竜門の滝」。
写真の流れは、「竜門の滝」の上部であろう。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2016/5/18(7:48)
傾斜が急になる。
2016/5/18(7:50)
「竜頭の滝」。
流れが一気に滝壺まで落ちるため、5つの滝の中で、
落差が一番大きく見えたのだが、「Wikipedia」では、
「竜頭の滝」の落差14mに対し、「竜門の滝」は
18mとなっている。
写真をクリックすると少し上から撮る写真(450x600)が
表示されます。
2016/5/18(7:52)
「竜頭の滝」から先、道が狭くなる。
距離は短いが、人と人とのすれ違いもできず、
一人でも体を斜めにしないと通過できない程である。
写真をクリックすると拡大写真(450x600)が
表示されます。
2016/5/18(7:53)
「Bコース」の最上部に出る。
最上部は、T字路になっており、右に進むと「Cコース」、
左に進むと「Aコース」である。
左右共に、手掘りのトンネル「木馬(きうま)トンネル」で、
標識には「最低高1.6M」と書かれる。
写真は、「Cコース」側のトンネルで、この日は、この先、
落石のため通行止めとなっていた。
写真をクリックすると標識と看板部分を切抜く
画像(800x600)が表示されます。
2016/5/18(7:54)
「Aコース」側の木馬トンネル。
2016/5/18(7:54)
「Aコース」側の木馬トンネルに入る。
2016/5/18(7:55)
トンネルを抜けると、その先に、もう一つのトンネルが
続いていた。
この日は、ここでUターンしてしまったのだが、この先に
「拝み堂」がある。現在、お堂はなく、「石造仏」がある
だけというが、せっかくここまで来て、写真の一枚も
撮らなかったのは、心残りである。
このトンネルを抜けたところには、「拝み堂」の案内板も
あるようなので、行かれることをお勧めするが、そのまま
「Aコース」を直進すれば、「宇佐八幡宮」を経由して、
出発地の「寂地峡案内所」に戻ることもできる。
2016/5/18(7:55)
「Bコース」に戻るため、体の向きを変えたところ。
こちら側のトンネル入口には「木馬トンネル」の
案内板があり、「このトンネルは、木材を運ぶために、
手のみで掘り、完成までに10ヶ月かかった」とある。
また、木材は「木馬に積んで、人力で引っぱった」と
あるので、この「馬」とは動物ではなく、木で造られた
「馬」に木材を積んで、それを人間が引っ張っていた
ようである。
2016/5/18(7:56)
「Bコース」の最上部に戻る。
ここにも、小さな「石像」が置かれている。
帰路のお勧めは、傾斜の緩い「Aコース」だとは
思うのだが、距離は「Bコース」の約2倍となる。
ならば、もう一度「滝」を見ながら、のんびり歩こうと、
帰路も「Bコース」を選択した。
2016/5/18(8:00)
帰りに見る「竜頭の滝」。
2016/5/18(8:02)
上から見る「竜門の滝」。
2016/5/18(8:06)
横から見る「登竜の滝」。
2016/5/18(8:06)
沢の右岸を歩く。
2016/5/18(8:08)
沢の左岸に移ると、「Cコース」への分岐を通過。
2016/5/18(8:10)
「延齢の水」。
2016/5/18(8:10)
橋を渡れば、「五竜の滝」入口のキャンプ場。
2016/5/18(8:11)
「全国名水百選」と「日本の滝百選」の碑。
背景には、「竜尾の滝」が写っている。
「五竜の滝」は、落差何十メートルというような大きな滝
こそないが、男女問わず子供から大人まで、5つの滝を
気軽に楽しめるコースといえるであろう。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。

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