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2018/9/25(9:56,10:02) 県道294号「邑南美郷線」から見る「宇都井駅」と駅前に立つ「服部藤馬翁頌徳碑」。
「宇都井(うづい)駅」は、東西に長い島根県のほぼ中央、その最南端、広島県との
境に位置する、邑智(おおち)郡邑南(おおなん)町にあり、JR西日本「三江線」の
無人駅であったが、平成30年(2018)4月、「三江線」の廃線に伴い、廃駅となる。
山の谷間にあることから駅の前後は、山の中腹に位置するトンネル。
ホームの位置は、当時日本一の高さとなる地上20m。そのため、「天空の駅」と呼ばれ、
テレビ番組でも取り上げられるなど、鉄道ファンには人気の駅で、平成22年(2010)からは、
年に1度(2日間)、駅と周辺をライトアップする「INAKAイルミ」が開催されている。 左の写真は、駅北東側の県道294号「邑南美郷線」から撮影。
左の写真をクリックすると拡大写真(600x450)が表示されます。
右の写真、「服部藤馬翁頌徳碑」は、駅前の県道292号「宇都井阿須那線」沿いに立つ。
「服部藤馬翁」は、宇都井生まれの医師で、三江線の建設に尽力したという。 右の写真をクリックすると「服部藤馬翁頌徳碑」が表示(450x600)されます。 |
2018/9/25(10:03)
駅北東側から三次方向を撮影。 写真中央に立つのは「階段棟」で、エレベータや エスカレータは、設置されておらず、利用者は、
地上から20m上のホームまで、116段の 階段を歩いて上らなければならなかった。 廃駅となって約半年を経過。階段棟の入口は、
鉄パイプで閉鎖され「立入禁止」とある。 階段棟の右に建つ「公衆トイレ」も 使用禁止であった。 写真をクリックすると縦に撮る写真(450x600)が 表示されます。 |
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2018/9/25(10:05)
駅北東側から江津方向を撮影。 一日の平均乗車人数は、多い年でも10人未満。 廃線前の10年程は、0~1人という状況で
あったが、階段棟の上にある「待合室」は、 地元住民により、綺麗に保たれていたという。 写真をクリックすると拡大写真(600x450)が 表示されます。 |
2018/9/25(10:06,10:06)
「宇都井駅」の階段下。 左の写真、階段下は物置場と化していたが、当時のままと思われる「あすなカルタ巡り」の ポスターが残る。
この「あすなカルタ」は、地元「阿須那(あすな)地域」の歴史や文化等を まるごと題材にした「カルタ」だという。 左の写真をクリックすると4.5倍ズームで撮る「あすなカルタ巡り」の ポスター(450x600)が表示されます。
右の写真、階段下には「入場禁止」と、「NPO法人江の川鐵道」が管理する旨の貼り紙がある。
この「NPO法人江の川鐵道」では、列車の来ないトンネルの中での「巨大書き初め」や 廃駅の階段を利用した「天空のそうめん流し」、廃線を走る「木製トロッコ(定員3名)」の
乗車体験等、各種イベントを随時開催。「INAKAイルミ」も継続しているという。
右の写真をクリックすると拡大写真(450x600)が表示されます。 |
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2018/9/25(10:06) 「宇都井駅」の階段下。 「踊り場」には、「あと106段」の貼り紙が 見える。この貼り紙は、最上段の待合室まで、 10段毎にある、各「踊り場」に貼られて いたという。 写真をクリックすると5.75倍ズームで撮る 写真から「貼り紙」を切抜く画像(450x600)が 表示されます。 |
2018/9/25(10:08)
駅南西側の県道292号「宇都井阿須那線」から 三次方向を撮影。 |
2018/9/25(10:12)
県道294号「邑南美郷線」から「宇都井駅」を 振り返る。 もし、次に訪れる機会があるとすれば、
開催されるイベントに合わせ、階段を歩いて、 ホームまで上がってみたいものである。 写真をクリックすると拡大写真(600x450)が 表示されます。 |