十六島風車公園

この下にある「プルダウンメニュー」が表示されない場合は、ページ最下行にあるハイパーリンクをご利用下さい。





2018/9/26(9:09,9:10)
「十六島風車公園」のメイン駐車場と公園東側に立つ風車群。
「十六島(うっぷるい)風車公園」は、島根半島の西部、出雲市十六島町の岬(十六島鼻)の
先端部にあり、平成21年(2009)に運転を開始した、「新出雲風力発電所」に立つ26基の
風車の中で、最西端に位置する「風車W1号機」の下に管理棟や駐車場を設けた公園で、
片道360mの遊歩道も整備されている。
漢字からは想像も付かない「うっぷるい」という読みは、日本神話を元にするものや
朝鮮語から変化したとか、数々の説があるというが、結局、語源ははっきりしないという。
周辺で採取される「十六島海苔」は、磯の香りが強く、柔らかさの中にも歯触りがあり、
地元では正月の雑煮に欠かせない品だという、また、日本で最も古い海苔といわれ、
全国的にも、その名は知られるのだが、生産量が少ないため、
希少な最高級海苔として手に入りにくいという。
左の写真をクリックすると「十六島風車公園」の案内図(800x600)が表示されます。
右の写真の中には、13基の風車が立つ。
右の写真をクリックすると「風車群」を切抜く画像(600x450)が表示されます。
2018/9/26(9:11)
「管理棟」。
「管理棟」には、休憩所とトイレが併設され、
「休憩所」には発電状況を示すモニターや
風力発電に関するパネルなどが掲示されている。
すぐ横(写真右)には、「風車W1号機」が立ち、
真下に立つと、長さ44mの羽根が風を切る音は、
なんとも不気味で、身の毛もよだつ程である。
写真をクリックすると管理棟の横に
「風車W1号機」が立つ写真(450x600)が
表示されます。
2018/9/26(9:18)
「芝生広場」と遊歩道への階段。
2018/9/26(9:20)
すぐ上に「展望広場①」。
駐車場から「展望広場①」までの距離は、
わずか60m程である。
2018/9/26(9:20)
「展望広場①」から見る「風車W1号機」。
地上からの高さ75mの位置にある直径2mの
ハブに、長さ44mの羽根が3枚着く。
この風車1基あたりの定格出力は、3,000kW。
発電所全体で、78,000kW。
これは、一般家庭4万世帯分の電力量に
相当するという。
写真をクリックすると拡大写真(450x600)が
表示されます。
2018/9/26(9:23)
「展望広場①」から「展望広場②」に向かう。
この尾根は、「遠見の尾根」と呼ばれ、
ここで振り返る景色は素晴らしい。
2018/9/26(9:23)
「遠見の尾根」から見る「十六島鼻」。
「松江藩」は、この尾根で異国から来る船を
見張ったと伝わる。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2018/9/26(9:25)
「展望広場②」から見る「風車W1号機」。
駐車場からの距離は、220m。
延長360mの遊歩道の中で標高が一番高く、
標高114m。
駐車場からの標高差は、55mである。
2018/9/26(9:26)
「展望広場②」から遊歩道の「終点」に向かう。
遊歩道の「終点」には、携帯電話のアンテナが立つ。
2018/9/26(9:27)
遊歩道の「終点」。
駐車場からの距離、360m。
素晴らしい景色を期待したのだが、残念ながら
展望はなし。
2018/9/26(9:28)
遊歩道の「終点」から見る「展望広場②」の方向。
一旦下り、登ったところに「展望広場②」があり、
標高は、「展望広場②」の方が高い。
2018/9/26(9:28)
遊歩道の「終点」。
携帯電話のアンテナが立つだけで、展望はなし。
2018/9/26(9:30)
「展望広場②」まで戻る。
2018/9/26(9:31)
「遠見の尾根」から見る「十六島鼻」。
この遊歩道で、一番の絶景である。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2018/9/26(9:31)
「遠見の尾根」から見る「風車W1号機」。
風車の左には、小さく「管理棟」が写る。
日本と韓国の双方が領有権を主張する「竹島」は、
もう少し右の方向であろうか?。
だが、その距離は遙か210km以上先にある。
写真をクリックすると拡大写真(450x600)が
表示されます。
2018/9/26(9:32)
「遠見の尾根」から見る景色。
中央に、「十六島鼻」。その左に「十六島湾」。
「展望広場①」に立つ展望案内図には、18世紀に造られた「砲台跡」の説明があるが、
この「網屋浜台場跡」は、公園から南西方向の海岸線にあるため、遊歩道からは見えない。
また、今では石垣が残る程度で、観光目的の整備等は行われていないという。
写真をクリックすると「展望広場①」に立つ展望案内図(960x450)が表示されます。
なお、表示される展望図は、真っ白に写る画像を補正しています。
2018/9/26(9:31)
「遠見の尾根」から見る「十六島湾」。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2018/9/26(9:34)
「展望広場①」。
2018/9/26(9:37)
「芝生広場」。
2018/9/26(9:35)
「展望広場①」から見る「十六島湾」。
この公園を目指す方の多くは、日本最大級といわれる「風力発電所」を見るのが目的かも知れぬが、
周辺の景色は、「山陰でも屈指の海岸美」といわれる。健常者であれば、是非「展望広場①」までは、
登って頂きたい。そして、無理をしない範囲で、「遠見の尾根」にも登り、景色を味わうというのがお勧めである。
その先、遊歩道の「終点」までの道は、景色は望めなくとも雰囲気の良い道であり、体力に余裕があれば、
散歩気分で歩かれればよろしいかと思う。
子供連れ等で、美味しい空気を吸い、素晴らしい景色を見ながら、風力発電や再生可能エネルギーについて
考えることのできる公園である。

  島根半島周辺に戻る      旅の記録(島根県)に戻る

  旅の記録に戻る      Donichi’s HomePageに戻る