出雲大社散策

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2018/9/26(7:29),2018/9/25(15:09)
道の駅「大社ご縁広場」の駐車場と、「出雲阿国像」。
「大国主大神」を祀り、神在月(神無月)には、全国から八百万の神々が集まるといわれ、
縁結びの神様としても全国に知られる「出雲大社(いずもおおやしろ)」であるが、
ツアーなどの団体行動では、一の鳥居「宇伽橋の大鳥居」から4つの鳥居をくぐり、
御本殿までの片道約1.1kmを歩くことは、ほとんどないであろう。
本ページでは、道の駅「大社ご縁広場」に車を止め、一の鳥居「宇伽橋の大鳥居」から、
石、木、鉄、銅とそれぞれ素材の異なる4つの鳥居をくぐり、「御本堂」を一周。
往路を道の駅まで歩いて戻った記録を紹介する。
なお、途中の一畑電車「出雲大社駅」と、「出雲大社」の本殿周辺については、
別のウインドを表示し、その詳細を紹介する。
左の写真、中央付近には、一の鳥居「宇伽橋の大鳥居」の上部が写る(写真は、翌朝撮影)。
右の写真、「出雲阿国(いずものおくに)」は、歌舞伎の素といわれる女性芸人で、
この「出雲阿国像」は、道の駅「大社ご縁広場」入口の交差点脇に立つ。
出雲大社の近くで生まれた「阿国(おくに)」は、文禄年間、出雲大社の巫女となり、
勧進のために諸国を巡る中、京都四条河原の仮設小屋で演じた「ややこ(子供)踊り」が、
慶長8年(1603)には「かぶき踊り」に変化。するとこれが評判を呼び、全国に広まったのが
現在の「歌舞伎」の始まりという。
右の写真をクリックすると縦に撮る「出雲亜国像」が表示(450x600)されます。
2018/9/25(15:10)
国引き神話レリーフ「未来を拓く」。
出雲の創造神「八束水臣津野命(やつかみず
おみつぬのみこと)」が、出雲国を大きく
しようと、よその国の土地を引き寄せる姿を描く
このレリーフは、「あたかも国を引くがごとく
人が集い、積極的に交流。大社町の新しい
町づくりが展開することを切望し、
『未来を拓く』と命名する」とある。
写真をクリックすると近づいて撮る
「国引き神話レリーフ」が
表示(600x450)されます。
2018/9/25(15:13)
「宇迦橋(うがばし)」を渡る。
鳥居は、一の鳥居「宇迦橋の大鳥居」。
「石」で造られた鳥居である。
2018/9/25(15:14)
「神門通り」を歩く。
一の鳥居「宇伽橋の大鳥居」と、「神門通り」の
左右に立つ280本の松は、大正4年(1915)、
九州小倉の篤志家から寄進されたという。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2018/9/25(15:16)
「神門通り」。
2018/9/25(15:18)
一畑電車「出雲大社前駅」。
一畑電車大社線の終着駅で、「出雲大社」の
最寄り駅である。
駅舎は、平成24年(2012)、西洋風に改装され、
駅舎脇(南側)には、日本最古級の
電車「デハニ50形」が展示されている。
写真をクリックすると一畑電車「出雲大社前駅」
ページが表示されます。
2018/9/25(15:22)
「神門通り」のほぼ中間にある交差点。
2018/9/25(15:25)
前方突き当たりが、「勢溜(参道入口)」。
2018/9/25(15:26)
「勢溜(せいだまり:参道入口)」。
参道入口には、二の鳥居「勢溜の大鳥居」が立つ。
この鳥居は、「木」で造られている。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2018/9/25(15:28)
「下り参道」。
神社仏閣の社殿や本堂は、高い場所に
建てられることが多く、参道も上り坂や
階段が多いため、下り坂の参道というのは、
非常に珍しいのだという。
写真をクリックすると「境内案内図」が
表示されます。
この画像は、800x1,000ピクセルあります。
案内図の文字を読みたいときには、表示された
画像をクリックし、スクロールバーをご利用下さい。
2018/9/25(15:30)
「祓社(はらえのやしろ)」。
「下り参道」の右(東)側に建つ。
4柱の「祓戸神(祓を司どる神)」が祀られ、
知らぬ間に犯した心身の汚れを
祓い清めてくれるという。
2018/9/25(15:30)
「淨(きよめ)の池」。
「池畔」は、帰路歩くこととし、先に進む。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2018/9/25(15:31)
「祓(はらえの)橋」。
橋の下には、古来から神聖な山とされる
「八雲山」を源とする清流「素鵞川」が流れる。
2018/9/25(15:32)
「素鵞川(そががわ)」。
2018/9/25(15:33)
「神話の杜」。
「祓橋」を渡ると左(西)側にある。
森のイメージを3本の石で象徴的に表現。
森を舞台に神話に登場する動物達が集い遊ぶ姿を
抽象的に刻んだとある。
写真をクリックすると「神話の杜」を切抜く
画像(600x450)が表示されます。
2018/9/25(15:34)
「松の参道」。
この「松」は、寛永年間(1630年頃)、松江藩主
「堀尾忠氏」の夫人が「祈願成就」のお礼に
奉納したという。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2018/9/25(15:35)
三の鳥居「松の参道の鳥居」。
この鳥居は、「鉄」で造られている。
参道は、神様の通る道。神様の邪魔にならぬよう、
参拝者は、往きも帰りも参道の左側を歩くのが
ルールだという。
2018/9/25(15:36)
「出雲大社のウサギたち」。
「いなばの白ウサギ神話」では、
「大穴牟遅命(大国主大神)」に助けられた
「ウサギ」は、「大国主大神」と「八上比賣」が
結ばれることを予言し、二神は、この予言通りに
結ばれる。
つまり、「ウサギ」は、「大国主大神」と
「八上比賣」の二神を結ばせた「神」とされる。
この神話にちなみ、「出雲大社」の境内では、
多くの「ウサギ」達を見かける。
写真は、「西神苑」にて撮影。
写真をクリックすると近づいて撮る「出雲大社の
ウサギたち」が表示されます。
2018/9/25(15:38)
「縁むすびの碑」。
案内板には、
「即ち宇伎由比為て
 うながけりて
 今に至るまで鎮まり坐す」と
「古事記」に綴られた神話の一文が記され、
碑には、「大国主大神」と「須勢理毘売神」が
夫婦の契りの盃を交わす様子が描かれている。
写真をクリックすると中央付近を切抜く
画像(600x450)が表示されます。
2018/9/25(15:41)
「御慈愛の御神像」。
袋を背負った「大国主大神」が、
傷ついた「ウサギ」に手を差し伸べるという
神話の一場面を再現している。
「大国主大神」が背負う袋の中には、
人の「苦難」や「悩み」が入っており、
私たち人の身代わりに背負っているという。
写真をクリックすると拡大写真(450x600)が
表示されます。
2018/9/25(15:42)
「皇后陛下の御歌」の歌碑。
碑には、「国譲り 祀られましし 大神の
 奇しき御業を 偲びて止まず」と
平成15年(2003)、皇后美智子様が参拝の折りに
詠まれた御歌が刻まれる。
2018/9/25(15:44)
「ムスビの御神像」。
「大国主大神」が、日本海の荒波の向こうから
現れた「幸魂奇魂(さきみたまくしみたま)」を
授けられ結びの神となるという、神話の一場面を
再現したもので、昭和61年(1986)、
京都の崇敬者の方々から寄進されたという。
奥に建つ建物は「会所」。
写真をクリックすると近づいて撮る
「ムスビの御神像」が表示(600x450)が
表示されます。
2018/9/25(15:43)
四の鳥居「銅鳥居」。
名前の通り、「銅」で造られた鳥居である。
この鳥居をくぐれば、「御本殿」が建つ、
「出雲大社」の中心部となる。
「御本殿」の周辺については、
別のウインドを表示して、詳細を紹介します。
写真をクリックすると「出雲大社(本殿周辺)」の
ページが表示されます。
2018/9/25(16:28)
「御本殿」の参拝を終え、「松の参道」を戻る。
帰路は参道の左(東)側を歩く。
2018/9/25(16:29)
「東神苑」。
2018/9/25(16:32)
「祓橋」近くのウサギ。
写真をクリックすると「ウサギ」の部分を切抜く
画像(600x450)が表示されます。
2018/9/25(16:32)
東神苑に咲く「彼岸花」。
東神苑の「素鵞川」沿いには「彼岸花」が
咲いていた。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2018/9/25(16:33)
「下り参道」。
帰りは「登坂」となるが傾斜は緩い。
2018/9/25(16:33)
「下り参道」を離れ、「浄めの池」に向かう。
2018/9/25(16:34)
「浄めの池」。
「ひょうたん池」とも呼ばれ、各花の季節には、
池の畔に「紫陽花(あじさい)」。
池の中には「蓮(はす)」や「カキツバタ」の
花が咲くという。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2018/9/25(16:35)
「浄めの池」の畔に立つ東屋。
2018/9/25(16:36)
「浄めの池」に架かる橋を渡る。
2018/9/25(16:38)
「千家尊福公」の銅像への途中(石段)で
「浄めの池」を振り返る。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2018/9/25(16:40)
「千家尊福公(せんげたかとみこう)」の銅像。
「千家尊福公」は、明治5年(1872)、28歳の
若さで、第80代の「出雲国造」となる。
明治天皇の信任も厚く、貴族院議員を経て、
司法大臣までも努めたという。
写真をクリックすると拡大写真(450x600)が
表示されます。
2018/9/25(16:41)
「千家尊福公」の銅像から見る
二の鳥居「勢溜の大鳥居」。
2018/9/25(16:42)
「勢溜」から見る神門通り。
「神門通り」の先(南)には、
一の鳥居「宇迦橋の大鳥居」が見える。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2018/9/25(16:59)
一の鳥居「宇伽橋の大鳥居」まで戻る。
鳥居の高さは、23m。扁額の大きさは、
畳6畳敷とある。
写真をクリックすると「大鳥居と松並木」の
案内板が表示されます。
この画像は、800x1,200ピクセルあります。
案内板の文字を読みたいときには、表示された
画像をクリックし、スクロールバーをご利用下さい。
2018/9/25(17:05)
道の駅「大社ご縁広場」に戻る。
写真は、道の駅に併設される博物館「吉兆館」。
館内では、出雲神話や正月行事「吉兆さん」等、
大社町の歴史や文化、伝統行事を紹介するが、
この日は休館中であった。

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