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2016/5/20(10:40,10:40) 「津山まなびの鉄道館」の正門と外側から見る「扇形機関車庫」。
「津山まなびの鉄道館」は、岡山県津山市にあるJR西日本「津山駅」南西側の線路沿いにあり、 駅から徒歩で10分程のところにある。
現存する「扇形機関車庫」としては、日本で2番目の規模を誇るという「旧津山扇形機関車庫」に
収蔵される13両の展示車両と転車台を中心に、鉄道が発展する歩みや安全に運行するための 仕組みなどを学ぶことのできる施設である。
左の写真、右奥に写る建物が受付。 右の写真、「扇形機関車庫」の背面を広いガラス窓で覆っているのは、黒い蒸気機関車と煤煙によって
暗くなりがちな庫内に自然光を取り入れるためだという。 左の写真をクリックすると「津山まなびの鉄道館」の案内板が表示されます。 この案内板は、1,200x900ピクセルあります。
案内板の文字を読みたいときには、表示された画像をクリックし、スクロールバーをご利用下さい。 |
2016/5/20(10:43)
「旧津山扇形機関車庫」。 「旧津山扇形機関車庫」は、昭和11年(1936)に 建設され、延床面積2,527㎡、機関車収容線数は
17あり、これは、現存する「扇形機関車庫」としては、 京都にある「梅小路機関車庫」につぐ、2番目の 規模だという。 写真をクリックすると拡大写真(600x450)が 表示されます。 |
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2016/5/20(10:43)
「転車台」。 転車台は、「扇形機関車庫」が建設される前の 昭和5年(1930)に、電動牽引機と共に設置されたが、
現在の二輪式転車台電動牽引機は、 昭和29年(1954)に導入されたという。 |
2016/5/20(10:44)
「蒸気機関車C57形68号動輪」。 国内では、最も大きな動輪で、直径が1m75cm、 重量は3,480kgある。
当時の最高速度、時速100kmで走行すると、 この動輪が1秒間に、5回転したという。 |
2016/5/20(10:45)
「まちなみルーム」。 「まちなみルーム」では、津山の街並みを Nゲージの列車が走るジオラマを中心に、 美作(みまさか)エリアの鉄道遺産や 観光情報などをパネルで紹介している。 |
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2016/5/20(10:45,10:47) 「まちなみルーム」の展示物。 Nゲージの「鉄道ジオラマ」では、津山の街並みが表現され、津山城(鶴山公園)や
旧津山扇形機関車庫も作られている。
左の写真をクリックすると拡大写真(600x450)が表示されます。 |
2016/5/20(10:48) 「まちなみルーム」の展示物。
写真のパネルでは、美作(みまさか)エリア周辺の 鉄道遺産を紹介している。 |
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2016/5/20(10:49) 「まちなみルーム」の展示物。
写真のパネルでは、見る、温まる、食べる、 参加するをタイトルに美作(みまさか)エリア周辺の 観光情報を紹介している。 |
2016/5/20(10:50) 「旧津山扇形機関車庫」に展示される車両。 「旧津山扇形機関車庫」には、17の機関車収容線が
あるが、この日現在13の収容線に13の車両が収蔵 されていた。 写真は、「キハ33形気動車(キハ33
1001)」。 昭和63年(1988)、客車(オハ50)にエンジンを積んで 気動車に改造された2両の内の1両で、山陰地区で
普通列車に使用されたという。 写真をクリックすると拡大写真(450x600)が 表示されます。 |
2016/5/20(10:51) 「旧津山扇形機関車庫」に展示される車両。
写真は、「キハ181形気動車(キハ181 12)」。 非電化急勾配路線へ特急気動車列車を投入する
目的で製造され、播但線・山陰線などで、 特急「はまかぜ」として使用されたという。
写真をクリックすると拡大写真(450x600)が 表示されます。 |
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2016/5/20(10:51) 「旧津山扇形機関車庫」に展示される車両。 写真は、「キハ58形気動車(キハ58 563)」。
キハ28、キハ56などを含めると、気動車としては 日本で最多の1,823両が製造され、全国の線区で 急行列車に使用された。
展示されている車両は、芸備線の急行「みよし」や 「みまさかスローライフ列車」などとして活躍したという。 写真をクリックすると拡大写真(450x600)が 表示されます。 |
2016/5/20(10:52) 「旧津山扇形機関車庫」に展示される車両。
写真は、「キハ28形気動車(キハ28 2329)」。 キハ58同様、全国の線区で急行列車に使用され、
芸備線の急行「みよし」や「みまさかスローライフ列車」 などとして活躍したという。 写真をクリックすると拡大写真(450x600)が 表示されます。 |
2016/5/20(10:52) 「旧津山扇形機関車庫」に展示される車両。
写真は、「キハ52形気動車(キハ52 115)」。 急勾配があるローカル線用気動車として、112両が
製造された内の1両で、大糸線の普通列車に 使用されたという。
写真をクリックすると拡大写真(450x600)が 表示されます。 |
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2016/5/20(10:54) 「旧津山扇形機関車庫」に展示される車両。
写真は、「D51形蒸気機関車(D51 2)」。 日本を代表する貨物用機関車で、国内最多の 1,115両が製造された。
展示されているのは、初期型で煙突、給水暖め機、 砂袋が縦一列につながる形から「なめくじ」の愛称を
持ち、関西本線などで活躍後、昭和46年(1971)に 廃車となった。 写真をクリックすると拡大写真(450x600)が 表示されます。 |
2016/5/20(10:54) 「旧津山扇形機関車庫」に展示される車両。
写真は、「DF50形ディーゼル機関車(DF50 18)」。 幹線用として日本で最初に量産された電気式
ディーゼル機関車で、138両製造され、北海道を除く 全国の亜幹線で活躍した。 展示されている車両は、主に四国で活躍したという。 写真をクリックすると拡大写真(450x600)が 表示されます。 |
2016/5/20(10:55) 「旧津山扇形機関車庫」に展示される車両。
写真は、「DD13形ディーゼル機関車(DD13 638)」。 日本で始めて量産された、入換え・小運転用ディーゼル
機関車で、418両が製造された内の1両である。 展示されている車両は、重連総括制御化や台車が
改良され、製造番号は600番台に区分されており、 晩年、姫路の貨物駅で活躍したという。 写真をクリックすると拡大写真(450x600)が 表示されます。 |
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2016/5/20(10:56) 「旧津山扇形機関車庫」に展示される車両。
写真は、「DD15形ディーゼル機関車(DD15 30)」。 DD13形機関車の設計をベースに、除雪用ディーゼル
機関車として50両製造された内の1両で、北陸本線 などで使用されたという。 当時は、前後に除雪装置を装備していたが、
現在は、片側のみ装備した状態で保存されている。 写真をクリックすると拡大写真(450x600)が 表示されます。 |
2016/5/20(10:56) 「旧津山扇形機関車庫」に展示される車両。
写真は、「DD51形ディーゼル機関車(DD51 1187)」。 幹線用蒸気機関車をディーゼル車に置き換えるため
量産された、客荷両用の大形液体式ディーゼル 機関車で、639両が製造された内の1両である。
展示されている車両は、重連形のため、製造番号は、 1000番台となっており、山陰地区で長く活躍。
「御召列車」を牽引したこともあるという。 写真をクリックすると拡大写真(450x600)が 表示されます。 |
2016/5/20(10:57) 「旧津山扇形機関車庫」に展示される車両。
写真は、「10t貨車移動機」。 入換作業機械化のため、数多く製造されたが、 車両ではなく機械として分類され、中小規模の
貨物取扱い駅や車両工場で使用されたという。 写真をクリックすると拡大写真(450x600)が 表示されます。 |
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2016/5/20(10:57) 「旧津山扇形機関車庫」に展示される車両。
写真は、「DE50形ディーゼル機関車(DE50 1)」。 日本最大という2000馬力の機関を搭載した液体式
ディーゼル機関車で、非電化幹線の次世代主力機で あったが、急速な電化などにより、製造されたのは、
この1台だけとなり、昭和61年(1986)、岡山機関区を 最後に廃車になったという。
写真をクリックすると拡大写真(450x600)が 表示されます。 |
2016/5/20(10:58) 「旧津山扇形機関車庫」に展示される車両。
写真は、「DD16形ディーゼル機関車(DD16 304)」。 ローカル線用に65両製造された小型ディーゼル
機関車(DD16)の内4両を改造。車体両側に 大型の除雪装置を装備した内の1両で、製造番号が 300番台に区分されている。
平成27年(2015)まで、大糸線で排雪列車として 活躍したという。 写真をクリックすると拡大写真(450x600)が 表示されます。 |
2016/5/20(10:59)
「扇形機関車庫」に向かって右側に収蔵される車両。 各車庫から出る17本の「機関車収容線」は、
全てが扇形の中心にある「転車台」に集まる。 |
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2016/5/20(10:59)
「扇形機関車庫」に向かって左側に収蔵される車両。 「扇形機関車庫」の手前には、転車台があり、 この写真には、「二輪式転車台電動牽引機」も写る。
写真をクリックすると別角度で撮る「転車台」が 表示(600x450)されます。 |
2016/5/20(11:00)
「いこいの広場」。 広場の隣り(写真右)には、津山駅南側の車両基地が あり、ベンチに座りながら現役の車両が動く姿を見る
こともできる。 |
2016/5/20(11:01)
「あゆみルーム」に入る。 「あゆみルーム」では、明治から平成に至るまでの 鉄道の歴史や人々の暮らしの変化等を紹介している。 |
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2016/5/20(11:01) 「あゆみルーム」の展示物。 金属の車輪がレールの上を動く時の軽さが、 体験できる展示物。 |
2016/5/20(11:02) 「あゆみルーム」の展示物。 岡山の鉄道にスポットを当て、日本の鉄道の歴史や
人々の暮らしの変化等を紹介するパネル。 |
2016/5/20(11:04) 「あゆみルーム」の展示物。 各種車両の形式を写真と模型で紹介する。 |
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2016/5/20(11:04)
「しくみルーム」に入る。 「しくみルーム」では、鉄道が安全で快適な運行を 行うための技術や工夫等について紹介している。 |
2016/5/20(11:05)
「しくみルーム」の展示物。
駅の仕組み等を紹介するパネル。 |
2016/5/20(11:06)
「しくみルーム」の展示物。
当時、駅にあったもの等を紹介する展示物。 |
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2016/5/20(11:06,11:09)
「しくみルーム」の展示物。
蒸気→ディーゼル→電気→磁石へと進化する電車の動力について紹介する展示。
右の写真、リニア新幹線の模型は、早過ぎて写真には車両が写らないが、 スピードは、758kmと表示されている。 |
2016/5/20(11:09)
「しくみルーム」の展示物。
車両番号について紹介するパネル。 |
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2016/5/20(11:11)
「しくみルーム」の展示物。
列車の衝突を防ぐための仕組みを紹介する展示物と パネル。 |
2016/5/20(11:12)
「しくみルーム」の展示物。
ポイントや踏切り、信号についての仕組みや役割を 紹介する展示物とパネル。 |
2016/5/20(11:12)
「しくみルーム」の展示物。
「タブレット(通票)閉そく機」の展示。 「タブレット閉そく機」は、単線の区切られた区間内に 複数の列車が同時に入れないようにするための
運用(ルール)を確実に実行するための装置。 |
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2016/5/20(11:16)
津山駅南側の「車両基地」。 注:この敷地は、JR西日本岡山支社の 岡山気動車区が管理しているようであるが、
現在の使用目的や名称は、確認できなかった。 このため、本HPでは、便宜上「車両基地」と 表記しています。 |
2016/5/20(11:19)
「車両移動機(アント20W)」。 「扇形機関車庫」一番端の奥に置かれていた。 この「車両移動機」は、パンフレットや「津山まなびの
鉄道館」のHPにも掲載されていない。 このため展示物ではなく、イベント「転車台の回転実演」
などで、展示車両を転車台に移動する時に使われると 思われるが、未確認である。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が 表示されます。 |
2016/5/20(11:19)
「転車台の回転実演」等のイベントスケジュール。 この日のイベントスケジュールには、「DD15車両
出庫と積載作業」と「転車台の回転実演とD51汽笛の 吹鳴」が掲載されていた。 最新のイベントスケジュールについては、「津山まなび
の鉄道館」のHP等での確認をお願いします。 写真をクリックすると拡大写真(450x600)が 表示されます。 |