弁天島とお蛇浦遊歩道

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2019/4/24(10:04,10:05)
「熊野カフェ」と「弁天島」。
本ページで紹介する那智勝浦の「弁天島」は、JR紀勢本線「那智駅」から南東約1.5km、
東牟婁郡那智勝浦町の海岸にある小島(岩山)で、島には赤い鳥居の「白蛇弁天」が祀られ、
潮が引くと歩いて島に渡ることもできる。
周辺の磯場では、地下深くの泥や砂の地層が液状化して地表にまで上昇してできたという
「泥ダイアピル岩体」を見ることができる。
そして、周囲は「お蛇浦」といわれ、弁天島から南には、海岸線に沿って整備された
「お蛇浦遊歩道」があり、遊歩道を歩けば、日本三景「松島」にも匹敵するといわれ、
「紀の松島めぐり」の遊覧船から見る海岸美を、陸の上から味わうことができる。
左の写真、「熊野カフェ」は、広々としたウッドデッキで「弁天島」や「那智の滝」を望みながら
お茶や、ランチ、ディナー等を楽しむことができ、観光客にも人気のカフェである。
左の写真をクリックすると「弁天島とお蛇浦」の案内板が表示されます。
この案内板は、1,200x900ピクセルあります。
案内板の文字を読みたいときには、表示された画像をクリックし、スクロールバーをご利用下さい。
右の写真は、「熊野カフェ」から堤防沿いに50m程歩き、「弁天島」に近づいたところで撮影。
2019/4/24(10:05)
3.75倍ズームで撮る「弁天島」。
天候に恵まれれば、「弁天島」の右肩(写真では、
左側)の辺りに、「那智の滝」が見える。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2019/4/24(10:06)
「熊野カフェ」に戻る。
写真奥に「熊野カフェ」。道の左は「堤防」。
2019/4/24(10:07)
「熊野カフェ」の東側から見る「弁天島」。
「お蛇浦遊歩道」は、「熊野カフェ」から東に
歩けばよいのだが、周辺には、車を長い時間
駐めておける場所がないため、駐車場のある
「お蛇浦遊歩道」南側に移動する。
2019/4/24(10:15)
「お蛇浦遊歩道」南側の駐車場。
この駐車場は、「熊野カフェ」から南南東、
約300mにある、トンネルを抜けた先にある。
なお、本ページ執筆時点では、Googleマップ
の地図表示に、この駐車場の記載がないのだが、
航空写真では、区画された駐車場に
複数の車が駐まるのが、確認できる。
2019/4/24(10:16)
「遊歩道入口」。
駐車場の北東側にあり、一見荒れた雰囲気に見え、
躊躇したが、近づけば遊歩道の入口であることが、
はっきりと分かる。
2019/4/24(10:16)
駐車場の端から見る「お蛇浦遊歩道」。
石段を下りた先に、寸断された遊歩道と、
その奥に、赤茶色の新しい遊歩道が見える。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2019/4/24(10:18)
寸断された「遊歩道」。
旧遊歩道は、平成14年(2002)、山からの
崩落により遊歩道が寸断され、暫く通行禁止に
なっていたという。
その後、山沿いに新しい遊歩道が造られた。
2019/4/24(10:19)
「お蛇浦遊歩道」から見る東側(熊野灘)の景色。
写真左に、「宇久井(うぐい)半島」。右に、「狼煙(のろし)山半島」。
目の前に広がる海は、奇礁奇岩を巡る「紀の松島めぐり遊覧船」の運航コースとなっている。
2019/4/24(10:21)
「お蛇浦遊歩道」から見る北側(那智湾)の景色。
写真中央の少し右に写る「宇久井半島」は、島が砂礫の堆積などにより、陸地と繋がった「陸繋島(りっけいとう)」で、
「宇久井半島」の成り立ち等を紹介する「宇久井ビジターセンター」や海水浴場、休暇村「南紀勝浦」等がある。
2019/4/24(10:19)
「お蛇浦遊歩道」から見る東側の景色。
中央奥に写る、「狼煙山(標高:84.3m)」の
山上に建つのは、ホテル浦島の「山上館」。
山上の「狼煙山遊園」には、「浦島稲荷神社」や
展望台などもある。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2019/4/24(10:21)
「お蛇浦遊歩道」の山側に掘られた「坑道跡」。
南紀熊野ジオパーク推進協議会発行の
「南紀熊野ジオパークの地質と地形」には、
「鉱脈を手彫りした坑道の跡」とあり、
かつて、「那智勝浦町」では、銅の採掘が
行われていたというが、写真の「坑道跡」との
関連は確認できず。
2019/4/24(10:22)
「お蛇浦遊歩道」を北に歩く。
磯の山側に、舗装された遊歩道が続く。
2019/4/24(10:25)
「お蛇浦遊歩道」で見る「奇礁奇岩」。
遊歩道が緩く左にカーブすると、「弁天島(写真左の岩山)」が見えてきた。
この「那智湾」では、毎年お盆の時期に、「那智勝浦町花火大会」が開催される。
2019/4/24(10:23)
「お蛇浦遊歩道」で見る奇岩。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2019/4/24(10:26)
写真中央右に、「弁天島」。
写真には写らないが、写真奥、左カーブの先には、
「熊野カフェ」がある。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2019/4/24(10:27)
往路を戻る。
「お蛇浦遊歩道」の長さを、地図で推測すると、
概ね300~400mしかなく、上の写真
山際には、遊歩道南側の岩(10時19分撮影の
パノラマ写真に写る)が見えている。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2019/4/24(10:28)
北(弁天島)の方向を振り返る。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2019/4/24(10:29)
遊歩道の南側。
新しく造られた遊歩道には、「手摺り」が
設けられている。
2019/4/24(10:29)
この先を、右に曲がれば、駐車場。
2019/4/24(10:30)
寸断された「遊歩道」の場所まで戻る。
「お蛇浦遊歩道」の距離が長くないことは
前述したが、「弁天島」が見えるところで
Uターンしてから、ここまでの歩行時間は、
僅か4分程であった。
2019/4/24(10:31,10:31)
「駐車場」に戻る。
駐車場の東側には、広い「磯場」がある。
それに、旧遊歩道は、駐車場の東側へと続いていたのである。
この日は、遊歩道の寸断ヶ所に気を取られ、確認しなかったのだが、
駐車場北東側の階段を降りたところから、東側に回り込む道はあったし、
駐車場の反対(南東)側にも磯場に降りる道があるように思う。
もしも、危険がないと、確認できるのであれば、駐車場東側の磯場に降りての
「磯場遊び」や「泥ダイアピル」の観察等もお勧めである。

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