奈良奥山ドライブウェイ

「奈良奥山ドライブウェイ」は、奈良市東部の、若草山・春日山・高円山山中を走る
全長13kmの有料ドライブウェイであるが、北側から入り若草山山頂を折り返す
「新若草山コース」、春日奥山原始林の中を縦走する「奈良奥山コース」と
南側から入り石仏群を折り返す「高円山コース」の3つのバリエーションがあり、
距離の割には高めの料金であるが、いずれのコースも見どころは多く、
ゆったりとした気分のドライブと散策を楽しむことができる。

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2012/3/21(12:54)
「正倉院」の北側から「奈良奥山ドライブ
ウェイ」に入りしばらく走ると右に「東大寺
大仏殿」の大屋根が見える。
写真をクリックすると、5.25倍ズームで
撮影した「大仏殿(600x450)」が表示されます。

2012/3/21(13:07)
「若草山」山頂駐車場に到着。
駐車場から山頂広場までの道は整備され、距離も
短い。

2012/3/21(13:11)
「若草(三笠)山(標高:342m)」山頂。
山頂は芝生で覆われ、高い木が少ないことから
展望に優れ、昼間だけでなく、夕日の沈む光景、
夜景などは、特に人気があるという。

2012/3/21(13:13)
「若草(三笠)山」山頂からの景色。
2012/3/21(13:15)
このページの写真に人影は写らないが、駐車場に
止まっている車の台数に比べ、人の多いことに
びっくりする。その人たちは下から歩いて登って
きた人たちである。
下から山頂までは歩いて40分ほど。山が三つの
笠を重ねたような形をしているため、山麓から、
一重目、二重目、三重目の山頂へと変化する景観
が楽しめるという。
写真には、二重目の料金所が写っている。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が、
表示されます。
2012/3/21(13:16)
「鶯塚古墳」。
若草山の山頂は、全長103mの前方後円墳の
墳丘上にある。
この古墳は、清少納言の「枕草子」に書かれた
「うぐいすの陵」であるといわれることから、
「鶯塚古墳」の名が付いたという。
写真をクリックすると「鶯塚古墳」の案内板が
拡大表示(800x600)されます。
2012/3/21(13:17)
「鶯塚古墳」の頂に向かう。
写真手前が「前方部」、奥が「後円部」と
思われる。
2012/3/21(13:18)
頂上の「三等三角点」。
2012/3/21(13:18)
頂上に立つ「鶯陵」の碑。
2012/3/21(13:20)
頂上周辺の芝生では「鹿」が遊ぶ。
頂上でのんびりした後、駐車場を出るとすぐに
検札所を通過。この先は「奈良奥山コース」に
入る。
なお、ここから来た道を戻るのが往復7.4kmの
「新若草山コース」である。
2012/3/21(13:54,13:55)
「大原橋休憩舎(右)」と休憩舎の横に立つ道祖神(左)。
「奈良奥山コース」は、北から南方向への一方通行で、道は未舗装となり、道幅も狭くなるが、
道が広くなったところ(2ヶ所)には「休憩舎」が建つ。
また、他区間と一緒に料金を徴収しているが、この区間は、奈良県が所有する道路だという。
2012/3/21(14:04)
休憩舎の近くにある「大原橋」。
橋を渡り先に進むと「鶯の滝」があるが、
この日は寄らずに「高円山」に向け南進する。
2012/3/21(14:10~14:13頃)
上の3枚の写真は、走行中のドライブレコーダーの画像を編集したものである。
左は、未舗装で一方通行の「奈良奥山コース」を走行中の画像である。
中央の画像右にある建物が、「奈良奥山コース」と「高円山コース」の間にある「検札所」。舗装されているのは、この周辺だけで、
この先再び未舗装路に変わるが、一方通行区間はここで終わり。この先の「高円山コース」は、両方向通行可となる。
右の画像は、「春日山石窟仏」入口付近。入口付近の道は広く駐車可能なスペースはあるが、パンフレットには「方向転換場所」と
書かれているので、駐車場所については配慮が必要である。
なお、ドライブウェイを南側から入り、「春日山石窟仏」までを往復するのが、距離10.6kmの「高円山コース」である。
2012/3/21(14:14)
「春日山石窟仏」入口案内板。
「高円山コース」に入るとすぐに、道路左側が
「方向転換場所」として広くなり、その右側に
この案内板はある。
「これより50m」とあるので、車を止め歩く。
2012/3/21(14:16)
「春日山石窟仏」への道。
この道は、奈良の街と柳生を結ぶ近道として
開かれた道で、当時は人の往来が多かったと
いう。
2012/3/21(14:17)
「天然記念物指定地境界石」。
道の左側に「春日山石窟仏」と書かれた立派な
案内板(次の写真)があり、案内板の前に細い道が
あったので、この道を入ったところにあった。
最初に見たときは「石窟仏ってこれのこと?」と
思ってしまったのだが、全くの勘違いであった。
2012/3/21(14:18)
「春日山石窟仏」の案内板。
「春日山石窟仏」は、東大寺大仏殿を建てるため
に石材を掘り取った跡に掘られたとある。
「春日山石窟仏」は、この場所からはほとんど
見えないのだが、この案内板を左に見ながら直進
すると、すぐ右手にある。
2012/3/21(14:20)
「春日山石窟仏」の案内板。
この案内板は「春日山石窟仏」の前にある。
写真をクリックすると「案内板」が拡大表示
(600x450)されます。
2012/3/21(14:21)
右(東)側の「春日山石窟仏」。
「春日山石窟仏」は、鳥小屋に似た建物の中に
あり、金網越しにしか見れないのだが、丁度良い
位置にカメラのレンズだけが入るほどの穴が開け
られており、その穴から撮影。(この穴は、観光
客が写真を撮るために開けたと思われ、金網を補
修する際には、塞がれてしまうであろう)
2012/3/21(14:22)
3.5倍ズームで撮影した、右(東)側の
「春日山石窟仏」。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2012/3/21(14:25)
1.25倍ズームで撮影した、左(西)側の
「春日山石窟仏」。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2012/3/21(14:27)
「春日山石窟仏」前にて。
「春日山石窟仏」は、右に写る建物の中にある。
2012/3/21(14:32)
「地獄谷石窟仏」入口案内板。
「高円山コース」を南に向け走ると、左側に
駐車スペースとこの案内板がある。
案内板には「地獄谷石窟仏」まで、600mと
あるが、すぐ横の標識には、0.4kmとある。
ここも歩いてみることにする。
2012/3/21(14:34)
「地獄谷石窟仏」に向け歩く。
2012/3/21(14:39)
「地獄谷石窟仏(聖人窟)」の中にある案内板。
写真をクリックすると「案内板」が拡大表示
(600x450)されます。
2012/3/21(14:39)
「地獄谷石窟仏(聖人窟)」を2倍ズームで撮影。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2012/3/21(14:40)
「地獄谷石窟仏(聖人窟)」全体。
全体を柵で覆われ、入口の扉は閉まっているが、
扉の中央付近にカメラのレンズが入る大きさの
穴があるため、左の写真はその穴から撮影。
2012/3/21(14:50)
「高円山頂上展望所」の万葉歌碑。
「高円山コース」を更に南進。道が舗装道路に
変わった先に「高円山頂上展望所」はあった。
歌碑の裏には「高円の 秋野のうへの 朝霧に
 妻呼ぶ牡鹿 出で立つらむか」という読み方と
口語訳等が書かれている。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2012/3/21(14:51)
「高円山頂上展望所」から見る景色。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2012/3/21(14:52)
「高円山頂上展望所」の展望台(右)と展望図
(中央)。
2012/3/21(14:57)
「大和三山展望所」。
「高円山頂上展望所」から南にドライブウェイを
下ったところにある。
北側から「奈良奥山ドライブウェイ」に入った
のが、12時50分。南側に抜けたのが、15時
01分。距離13kmの道を走る通行料としては、
高いと感じていたのだが、博物館とか遊園地の
入場料が人数分取られることを考えると、
逆に安いくらいで、有意義な時間を過ごすことが
できた。

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