大滝ダム
(オオスギ広場)

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2019/04/23(9:13~9:14)
「大滝ダム(オオスギ広場)」。
「大滝ダム」は、昭和34年(1959)の伊勢湾台風により、「紀の川」流域が甚大な被害を
受けたことを契機に、一級河川「吉野川(紀の川)」の源流、吉野郡川上村に建設された
堤高100m、堤頂長315mの重力式コンクリートダムで、平成25年(2013)に竣工。
ダム建設の計画段階から住民の反対運動が激しく、補償交渉は難航。
当時は、東の「八ッ場ダム」、西の「大滝ダム」とまで呼ばれていた。
また、ダム完成直前に貯水池斜面に地すべりが発生。対策に長期間を要したこと等、
完成までに50年の歳月を費やし、日本における長期化ダム事業の代表格となった。
左の写真、大滝ダム「学べる防災ステーション」のランドマーク「オオスギ広場」に立つ
「オオスギノトウ」の高さは25m。この「吉野杉」を模したと思われる異様な姿をした
塔の上に登れば、ダムの全容が見えるのではと立ち寄ったのだが、なんと塔の周辺は閉鎖中。
平成30年(2018)3月、近畿地方整備局発行の「平成29年度大滝ダム定期報告書」によると、
「オオスギノトウ付近の駐車場に加えて、いなずま階段からクモノタカダイまでの区間が
維持管理費不足のため現在閉鎖中」とあった。
ただし、塔の上にある「学べる防災ステーション(入館無料)」は、開館しており、
ダムの上流側から回り込むことで、ダムの役割や仕組みを学び、「豪雨体験室」では、
過去に起こった大雨を再現。集中豪雨の恐ろしさを実際に体験することができる。
右上の写真は「オオスギノトウ」下の駐車場から、フェンス越しに見る「大滝ダム」。
この位置からでは、ダムの堤体は一部しか見えないが、ダム湖の水位を
計画した水位に保つ「カスケード(計画水位維持放流設備)」や「黒四ダム」から
転用・改造した、打設用クレーンの一部をモニュメントにした「クロベノエキ」が写る。
右上の写真をクリックすると拡大写真(600x450)が表示されます。
右下の写真、案内板には、「大滝ダムの見どころ」の他、ダム上部への行き方が書かれる。
右下の写真をクリックすると案内板を切抜く画像が表示されます。
この画像は、1,200x600ピクセルあります。
案内板の文字を読みたいときには、表示された画像をクリックし、スクロールバーをご利用下さい。

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