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2014/10/29(14:20,14:23)
京都大原「三千院」への道と、「魚山橋」手前の売店。
「三千院(さんぜんいん)」は、京都市左京区大原にある天台宗の寺院で、開基は比叡山延暦寺と同じ、 伝教大師「最澄」である。
また、「三千院」は、天台宗五箇室門跡の一つで、「梶井門跡」「梨本門跡」等と呼ばれていたという。
京都市内から国道367号線を北に向かうと、「三千院1.1km」の標識(右に「辻しば漬本舗」)を斜め右に入ると
道は狭くなり、普通車同士の離合はできるものの、観光シーズンには、大勢の観光客が同じ道を歩くという。
この道沿いに小さな駐車場が何ヶ所かあるのだが、大型駐車場というものはない。
このため、観光シーズンに車で訪れるのはお勧めできないのだが、逆に閑散期であれば、食事処や喫茶店で、
店を利用(飲食)すれば、無料で駐車場を利用させてくれる店もあるので、これはお勧めである。
左の写真は、「三千院」まで200m程の場所で、左には「駐車場、一日400円」の看板が掲げられている。 |
2014/10/29(14:24)
「魚山橋」の脇にある寺号標。 寺号標には、「三千院門跡」と刻まれる。 この「門跡」とは、皇族・貴族が住職を務める 特定の寺院のことである。 |
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2014/10/29(14:25)
「御殿門」脇の石垣に咲く「シュウカイドウ」。 「シュウカイドウ(秋海棠)」は、シュウカイドウ科シュウ
カイドウ属(ベゴニア属)に分類される植物である。 拡大写真で、中央少し左に、縦に2つあるピンクの花が
雄花で、中央には黄色い球状の雄蘂(おしべ)がある。 一方、花弁がなく、三角錐型に垂れ下がるように 見えるのが雌花である。
写真をクリックすると「シュウカイドウ」の花が 拡大表示(600x450)されます。 |
2014/10/29(14:25)
「御殿門」前に並ぶ売店。 門の前にはお土産屋を兼ねた「茶屋」が並ぶ。 |
2014/10/29(14:27)
「御殿門」。 「受付(拝観券売場)」は、門を入った左手にある。 写真をクリックすると「三千院境内図」が 表示されます。
この境内図は、北を左に書かれており、画像サイズは 1,200x900ピクセルあります。 境内図の文字を読みたいときには、表示された画像を
クリックし、スクロールバーをご利用下さい。 |
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2014/10/29(14:30)
「受付(拝観券売場)」。 この先、「客殿」と「宸殿」を通り庭園へと出るのだが、 この建物内は土足厳禁となり、靴はビニール袋に
入れて持ち歩く。中は、撮影も禁止である。 |
2014/10/29(14:34,14:36)
「聚碧園(しゅうへきえん)」。
江戸時代の茶人「金森宗和」が、「客殿」から見る自然の風景に感動し造ったと伝えられる「池泉鑑賞式庭園」で、 「皐月(さつき)」の刈込みが美しい。
左の写真をクリックすると、少し角度を変えてみる「聚碧園」が表示(600x450)されます。 |
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2014/10/29(14:38,14:38)
「宸殿」の出口で見る「有清園」。 「宸殿」の柱には、伝教大師の言葉(法語)「等持定理青苔地、円覚観前紅葉林」が掲げられる。
「宸殿」から庭園に下りたところが「有清園」で、杉木立の中の「苔の海原」と秋の紅葉が素晴らしい。 左の写真をクリックすると紅葉前の「カエデ」の葉(600x450)が表示されます。 |
2014/10/29(14:43)
「有清園」の「苔の海原」。 |
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2014/10/29(14:45)
「往生極楽院」。 平安時代に「恵心僧都(源信)」が父母のために、 姉安養尼とともに建立したと伝えられる。
堂内には、国宝「阿弥陀三尊」が祀られ、天井には、 極楽浄土に舞う「天女」や「諸菩薩」の姿が極彩色で
描かれるが、今では肉眼で、かすかな痕跡しか 認識できないような状態である。 このため、文化財収容施設「円融蔵」では、創建当時の 極彩色に復元された「天井図」が展示されている。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が 表示されます。 |
2014/10/29(14:47)
「朱雀門」。 「往生極楽院」が本堂であった当時の正門で、 江戸時代に再建されている。 |
2014/10/29(14:48)
「わらべ地蔵」。 「苔の海原」は、ロープで囲まれ、「わらべ地蔵」に 近づいて接写することはできない。 このため、3倍ズームで撮影したのだが、 露光時間が1/10秒となり「手ブレ」している。 「わらべ地蔵」の撮影には、しっかりした三脚の持参を
お勧めする。 写真をクリックすると3倍ズームで撮影した写真から 「わらべ地蔵」の部分を切り抜いた画像が 表示(600x450)されます。 |
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2014/10/29(14:49) 見る角度を変えて撮る「わらべ地蔵」。 左の写真、奥には「往生極楽院」が写り、手前には、4体の「わらべ地蔵」が確認できる。
写真左部分に「わらべ地蔵」3体があり、その部分を切り抜いたのが右の画像である。 また、写真右下に太陽光を浴び白く写るのが、残りの1体である。
2枚共、写真をクリックすると拡大写真(600x450)が表示されます。 |
2014/10/29(14:49)
石段を上がり、「金色不動堂」の方向に歩く。 |
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2014/10/29(14:50) 「弁財天」。 「妙音福寿大弁財天」と「宇賀神」の2つが祀られ、
「妙音福寿大弁財天」は、「京の七福神めぐり」の 一つだという。
写真をクリックすると近づいて撮る「弁財天」が 表示(600x450)されます。 この写真で、「弁天像」の下にある木の祠には、
「宇賀神(蛇)」が祀られている。 |
2014/10/29(14:53)
「金色不動堂」。 平成元年(1989)に建立された、三千院の祈願道場で、 秘仏「金色不動明王」を祀る。 |
2014/10/29(14:55)
「金色不動堂」脇の石段を登れば「観音堂」である。 |
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2014/10/29(14:55)
「観音堂」。 中には、金色の大きな「観音像」が祀られる。 |
2014/10/29(14:57)
「二十五菩薩 慈眼の庭」。 菩薩に模した25の庭石を並べ、「補陀落浄土(ふだらく じょうど)」を表現しているという。
写真をクリックすると1.75倍ズームで撮る 写真(600x450)が表示されます。 |
2014/10/29(14:59)
「金色不動堂」に戻り、「金色不動堂」の右に写る道を 「売炭爺石仏」に向かう。 |
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2014/10/29(14:58)
「二十五菩薩 慈眼の庭」。 「二十五菩薩 慈眼の庭」は、「観音堂」のすぐ左手にある。 |
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2014/10/29(15:00)
「売炭爺石仏」に向かう。 |
2014/10/29(15:01)
「売炭爺石仏(阿弥陀如来像)」。 「律川」のほとりに立つ。 鎌倉時代中期に造られた石仏で、高さは2.25m。
「売炭翁」とは炭を生産販売する人のことで、 当時、この周囲には炭焼の竈があったという。
写真をクリックすると正面から撮る「売炭爺石仏」が 表示(450x600)されます。 |
2014/10/29(15:02)
「律川」。 上流には、赤い橋と休憩所が見えている。 |
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2014/10/29(15:03)
「律川」右岸を上流へと歩く。 |
2014/10/29(15:04)
上流の橋。 |
2014/10/29(15:04)
下に「休憩所」が見える。 |
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2014/10/29(15:05,15:07)
「紫陽花苑」の中を歩く。 参道脇には数千株の「紫陽花」が植えられている。
「大原」には、山霧がよく発生し、霧に包まれて咲く「紫陽花」は、格別な趣があるという。 左の写真をクリックすると拡大写真(600x450)が表示されます。 |
2014/10/29(15:10)
「わらべ地蔵(往生極楽院前の広場)」まで戻る。 |
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2014/10/29(15:13,15:13)
「往生極楽院」前の広場で見る「木の根」と「苔の海原」。 「わらべ地蔵」は、「往生極楽院」前広場の東側にあるが、上の写真は、広場の西側(「西方門」手前)にて撮影。 |
2014/10/29(15:14)
「西方門」。 「西方門」を潜り、出口の「御殿門」へと向かう。 |
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2014/10/29(15:23)
「御殿門」を出る。 |
2014/10/29(15:27)
「三千院」の石碑。 「御殿門」脇にある。 |
2014/10/29(15:29)
「魚山橋」。 |