豊受大神宮(外宮)

一般に「お伊勢さん」とか「大神宮さん」と呼ばれる「伊勢神宮」は、
「皇大神宮(内宮)」と「豊受大神宮(外宮)」を御正宮として、
別宮、摂社、末社、所管社、合わせて125社の神社の総称であり、
正式な称号は、「伊勢神宮」ではなく、「神宮」である。

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2011/4/4(10:51)
「神宮」参拝は、まず外宮からというのが
古来からのならわしということで、この日は
「豊受大神宮(外宮)」を先に参拝した。
写真は、「北御門参道」入口の左手にある
「手水舎」。

2011/4/4(10:52)
「豊受大神宮(外宮)」宮域図。
「豊受大神宮(外宮)」では、「天照大神」の
食事を司る神「豊受大神」をお祀りする。
写真をクリックすると拡大写真が表示されます。

2011/4/4(10:54)
「火除橋」を渡る。
防火の為に人工的に造られた「堀川」に架かる
橋で、この橋を渡ると神域に入る。

2011/4/4(10:54)
「北御門参道」を歩く。
正面には「北御門鳥居」。右には「御厩」が
見えている。
2011/4/4(10:56)
「御厩」。
皇室から牽進された神馬が飼育されている。
2011/4/4(10:56)
「北御門鳥居」。
2011/4/4(11:00)
「五丈殿(奥)」と「九丈殿(右)」
「五丈殿」では、雨天のときの修祓(お祓い)や
遷宮諸祭の饗膳(儀式としての祝宴)などが
行われ、「九丈殿」は、豊受大神宮の摂末社遙祀
の祭典が行われる。
建物の名称は、どちらも建物正面の長さ(1丈=
約3m)からくる。
2011/4/4(11:03)
川原祓所(三ツ石)。
昔の祓所で、「神宮式年遷宮」の行事の一つ
「川原大祓」は、この場所で行われる。
一般的には、「三ツ石」と呼ばれている。
写真をクリックすると「三ツ石」の拡大写真が
表示されます。
2011/4/4(11:04)
「御正宮」。
写真は「板垣南御門」。
この中に「御正殿」があり、「板垣南御門」から
中は撮影が禁止されている。
内側に見えるのが「外玉垣南御門」。
一般の参拝はここで行い、この門の中に入れる
のは「正式参拝」の方だけである。
「御正殿」は、内側から「瑞垣」「内玉垣」
「外玉垣」「板垣」の4重の御垣で囲まれ、
御垣の中には「御正殿」の他に「東宝殿」
「西宝殿」「四丈殿」等の建物がある。
2011/4/4(11:09)
「新御敷地」。
御正殿を始め御垣内の建物は、20年に1度の
大祭、「神宮式年遷宮」により、建て替えられ
る。このときに、新しい建物(新宮)を建てる
ための用地である。
次回の建て替えは、第62回神宮式年遷宮で、
平成25年(2013)に予定されている。
2011/4/4(11:13)
「亀石」。
「御正宮」から「多賀宮」に進む参道の途中に
あり、形が「亀」に似ているところから「亀石」
と呼ばれている。
写真をクリックすると、別のアングルから
撮影した拡大写真が表示されます。
2011/4/4(11:16)
豊受大神宮別宮「土宮」。
宮川の氾濫を治める堤防守護の神として尊ばれる
「大土御祖神」を祀る。
2011/4/4(11:23)
豊受大神宮別宮「風宮」。
農業に深い関係のある風と雨の順調をお祈りする
「風の神」を祀る。
2011/4/4(11:23)
98段の階段を登り「多賀宮」に向かう。
2011/4/4(11:25)
豊受大神宮別宮「多賀宮」。
豊受大神宮(外宮)の別宮には多賀宮、土宮、
月夜見宮、風宮の4宮があるが、多賀宮だけは
「止由気宮儀式帳」および「延喜神名式」に
記載されている別宮で、他の3宮よりも格式が
高く、外宮の第一別宮として古くより特別な
待遇を受けていたという。
2011/4/4(11:32)
「神楽殿」。
御祈祷の受付やお札・お守りなどの授与を
行っている。
「神宮」の御祈祷は、一般的な御祈祷である
「御饌」と、これに雅楽と舞(神楽・舞楽)が
加わる「神楽」の2種類がある。
江戸時代、国民の6人に1人が神宮にお参りした
という「お蔭参り」。この「お蔭参り」で人々の
一番のあこがれは、伊勢で「大々神楽」をあげる
ことだったという。
2011/4/4(11:33)
「神楽殿」から「表参道」を入口に向かって
歩く。
写真は「第二鳥居」。
皇族の御参拝時は、表参道から車で入り、
ここで車から降りてお祓いを行うという。
2011/4/4(11:36)
「第一鳥居」。
「表参道」から神域に入り、左に「手水舎」と
「勾玉池」を見ると、正面右手に「第一鳥居」が
ある。
2011/4/4(11:37)
「表参道」にある「手水舎」。
写真右奥には「勾玉池」があり、北側の池畔には
「奉納舞台」が常設されているが、第62回神宮
式年遷宮を記念する付帯工事(平成24年4月
開館予定の「せんぐう館」建設)のため、
池は塀で囲まれ、中を見ることはできなかった。
2011/4/4(11:39)
「表参道」入口にある案内板。
「豊受大神宮(外宮)」についての説明が
書かれている。
写真をクリックすると拡大写真が表示されます。
2011/4/4(11:40)
「表参道火除橋」。
「表参道」の入口であり、この橋を渡ると
神域に入る。

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