|
|
|
2022/9/29(15:14,15:23) ダム左岸から見る「外階段」と放水観覧ステージ付近から見る「黒部ダム」。
「黒部ダム」は、関西地方の深刻な電力不足を打開しようと、昭和38年(1963)に完成。 関西電力が富山県の東部を流れる「黒部川」に建設した水力発電専用のダムである。
総貯水量2億立方メートル。堤高186mは日本一。堤頂長492mでは、
アーチ式ダムの中で日本一と、規模の大きさでも知られるが、現場が登山者しか
寄せ付けない秘境にあること。また、基礎となる両岸の岸壁に亀裂が見つかったことや、
工事用のトンネル(現在の関電のトンネル)工事では破水帯に直面するなど、
殉職者171名におよぶ世紀の難工事となり、映画や舞台、テレビドラマ化されたことで、
当時の日本全国民が知るダム(当時は「黒四ダム」と呼ばれた)となった。
「黒部ダム」を楽しむには、湖畔を散策する「遊歩道」や黒部湖を一周する「遊覧船」、 迫力満点の観光放水を見る「展望台」等があるが、
本ページでは、周りの景色を楽しみながら階段を一段一段登る「外階段」を歩き、
標高1,508mにある「ダム展望台」までを往復した記録を紹介する。 この「外階段」は、ダム右岸の岸壁に張り付くように造られている。 左の画像は、ダム左岸から撮る「外階段」の写真に、本HPで記述する名称と その場所を示す矢印を記述しています。 左の画像をクリックすると拡大画像(800x600)が表示されます。
右の写真、放水観覧ステージからは、迫力ある放水の様子を見ることができるが、 「ダム湖」は、「堰堤(天端)」に隠れる。 右の写真をクリックすると拡大写真(600x450)が表示されます。 |
2022/9/29(15:25)
外階段の折り返し付近からみる「黒部ダム」。 この位置からは、迫力ある放水と「ダム湖」の 湖面を同時に見ることができる。
概ね6月下旬から10月中旬頃まで行われる 「観光放水」は、毎秒10㌧以上。 落ちる水の勢いで川底が削れるのを防ぐため
霧状に放水しているという。 放水の手前(真下)に写る「新展望広場」の 特設会場では、ダム建設の歴史をパネルや
映像で照会する他、石原裕次郎主演の映画 「黒部の太陽」で使用されたトンネルセットの レプリカを展示、カメラや照明も配置し、
映画撮影の現場が再現されている。 写真をクリックすると拡大写真(600x450)が 表示されます。 |
|
|
|
2022/9/29(15:26)
「外階段」の折り返し地点。 折返し地点には、休憩用のベンチがあり、 ダム建設で使用された「コンクリートバケット」が
展示されている。 「コンクリートバケット」の容量は、9立方㍍。 町を走るコンクリートミキサー車(10㌧)
ほぼ2台分を25㌧ケーブルクレーンで一度に運ぶ。 これを1日960回。最大8,653立方㍍の コンクリートを打設したという。 写真をクリックすると近づいて撮る 「コンクリートバケット」が 表示(450x600)されます。 |
2022/9/29(15:29,15:30)
ダム展望台下の休憩スペース(屋内)入口と屋上(展望台)。 ダム展望台下の休憩スペース(屋内)には、売店や喫茶、軽食があるのだが、
新型コロナ対策のため「休業中」であった。 |
|
|
|
2022/9/29(15:31,15:31)
ダム展望台から見る「黒部ダム」と「ダム展望台(建物屋上)。 この日は「外階段」を登り、階段下から「展望台」まで概ね10分であったが、 天候不良時は「外階段」の利用はできない。 「ダム展望台」までのルートは「外階段」の他に「地中階段」がある。
「黒部ダム」のオフィシャルサイト(関西電力)では、「地中階段」について、
「黒部ダム駅から220段。普通の体力のある方なら、10分かからない」とある 左の写真をクリックすると拡大写真(600x450)が表示されます。 |
2022/9/29(15:33) 「破砕帯の湧水」。 ダム展望台(建物屋上)には、立山トンネル内の
破砕帯を水源とする「水場」が設けられている。
写真をクリックすると近づいて撮る 「破砕帯の湧水」が表示(600x450)されます。 |
|
|
|
2022/9/29(15:33)
往路(外階段)を戻る。 |
2022/9/29(15:34)
ダム展望台の建物下。 |
2022/9/29(15:34)
ダム展望台と「外階段折返し」の間にて。 急傾斜で高度感あり。 写真をクリックすると拡大写真(600x450)が 表示されます。 |
|
|
|
2022/9/29(15:37)
「外階段」の折返しと 「放水観覧ステージ」の間にて。 「足元の鉄板下には何もない」等と考えると 足がすくむ。 写真をクリックすると拡大写真(450x600)が 表示されます。 |
2022/9/29(15:38)
「放水観覧ステージ」付近にて。 より迫力のある「放水」をお望みであれば、 「新展望広場」がお勧めである。 |
2022/9/29(15:39) 「堰堤(天端)」右岸まで戻る。 写真の建物は、「黒部ダムレストハウス」。 |