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2022/9/29(7:56,7:56) 関電トンネル電気バス「扇沢駅」と駐車場。
「立山黒部アルペンルート」は、富山県と長野県を結ぶ最短(直線距離:約25km)の 交通ルートなのだが、日本の屋根とも呼ばれる「日本アルプス(飛騨山脈)」を 2本のトンネルで貫き、富山県「立山駅」から長野県「扇沢」までの総延長37.2km、 標高差1,975mをケーブルカー、高原バス、トロリーバス、ロープウェイ、電気バスと
乗り継ぎを繰り返すルートであり、一般車が走れる道はない。
また、自然保護の観点から料金は高めに設定されているが、室堂周辺の「雪の大谷」や 日本一の堤高(186m)を誇る「黒部ダム」、そして登山者は勿論のこと、一般旅行者でも、 本格的な登山装備なしに標高2,000mを超える日本アルプスの景観に浸れることで、 国内外を問わず、誰もが一度は訪れたい人気の観光ルートとなっている。
右の写真、駅前の駐車場(有料)は、約380台収容。平日の早朝でも、ほぼ満車状態。
少し離れた所には無料で利用できる市営駐車場(約250台)があるが、
こちらは山の中で何日かを過ごす、登山客が主に利用していたようであった。
なお、混雑時は、扇沢手前8kmにある臨時駐車場(有料)に駐車することになるが、 扇沢駅までの往復は、無料のシャトルバスが利用できる。 |
2022/9/29(8:17)
関電トンネル電気バス「黒部ダム駅」。 バスは、「扇沢駅」を8時0分出発。 「黒部ダム駅」に、8時16分到着。
なお、この日は乗物の遅延等はなく、 ほぼ定刻で運行していたため、 本ページで記載する、バス等(乗物)の 発着時刻は、時刻表に記述された時刻です。 |
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2022/9/29(8:20)
関電トンネル電気バス「黒部ダム駅」のトンネル。 関電トンネル電気バス「黒部ダム駅」は、 トンネルの中にあり、トンネルを抜けたところに 「黒部ダム」がある。 |
2022/9/29(8:26)
「黒部ダム」の堰堤(天端)。 トンネルを抜けると「黒部ダム」の右岸。 黒部ケーブルカーの「黒部湖駅」は、
堰堤の反対側(左岸)にある。 |
2022/9/29(8:26)
堰堤(天端)から見る「黒部ダム湖」。 |
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2022/9/29(8:34)
黒部ケーブルカー「黒部湖駅」。 電気バス「黒部ダム駅」から黒部ケーブルカー 「黒部湖駅」までは、徒歩約15分。 「黒部湖駅」に着いたときは、8時30分発の
ケーブルカーが出たばかりであった。 |
2022/9/29(8:48)
黒部ケーブルカー「黒部湖駅」。 8時50分発のケーブルカーに乗る。 |
2022/9/29(8:57)
黒部ケーブルカー「黒部平駅」。 8時55分到着。乗車時間は、僅か5分である。 |
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2022/9/29(8:59)
「黒部平パノラマテラス」。 黒部ケーブルカー「黒部平駅」の 屋上「パノラマテラス」からは、西に「立山連峰」、
東に「後立山連峰」を望むことができる。 また、駅の外には「高山植物観察園」があり、 駅の中には「レストラン」もある。
写真中央少し上には、この後乗る立山ロープウェイの 「大観峰駅」が写る。 写真をクリックすると縦に切抜く画像(450x600)が 表示されます。 |
2022/9/29(9:03)
「立山ロープウェイ」の乗場に向かう。 写真左は、「レストラン」。 |
2022/9/29(9:08)
「立山ロープウェイ」。 ゴンドラは、定員81名。 冬期、頻繁に発生する雪崩は「支柱」を押し流して
しまうため、途中に支柱を1本も設けない 「ワンスパン方式」を採用している。 高低差488m、「ワンスパン方式」では 日本一を誇る斜長1,710mを、 約7分で運んでくれる。
9時10分「黒部平駅」を出発。 |
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2022/9/29(9:15)
「立山ロープウェイ」のゴンドラから見る 「後立山連峰」と「黒部湖」。 ガラス越しに撮影のため、写真にはゴンドラの中が
写り込んでいます。 写真をクリックすると拡大写真(600x450)が 表示されます。 |
2022/9/29(9:20) 「大観峰駅」に9時17分到着。 写真は、大観峰駅の「屋上展望台」。 |
2022/9/29(9:28)
大観峰駅の「屋上展望台」から見る 「後立山連峰」と「黒部湖」。 写真をクリックすると拡大写真(600x450)が 表示されます。 |
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2022/9/29(9:25)
大観峰駅の「屋上展望台」から見る「後立山連峰」と「黒部湖」。
注:パノラマ撮影のためフェンスが「弓形」に写るが、実際は真っ直ぐ(直線)である。 |
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2022/9/29(9:34)
大観峰駅の「展望テラス」。 「展望テラス」は、「屋上展望台」の一段下で、 「立山トンネルトロリーバス」の発着所屋上である。 |
2022/9/29(9:35)
大観峰駅の「展望テラス」から見る 「後立山連峰」と「黒部湖」。 写真右の建物は、立山ロープウェイの「大観峰駅」。 写真をクリックすると拡大写真(600x450)が 表示されます。 |
2022/9/29(9:42)
「立山トンネルトロリーバス」に乗車。 9時45分「大観峰駅」を発車。 |
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2022/9/29(9:55)
「室堂」に9時55分到着。 この日一番の目的は「弥陀ヶ原」。 急いで切符を購入し、10時0分発「美女平」行きの
「立山高原バス」に滑り込む。 |
2022/9/29(10:05)
立山高原バスの車内から撮る「剱岳」。 登山者仲間では「岩の殿堂」と呼ばれ、 一般登山者が登れる山としては「最難関」といわれる 「剱岳(標高:2,999m)」である。 写真をクリックすると「剱岳」周辺を切抜く 画像(600x450)が表示されます。 |
2022/9/29(10:22)
10時15分「弥陀ヶ原」に到着。 写真は、立山高原バスの待合室(バス事務所)。
「弥陀ヶ原」の散策は、1時間20分~2時間を 予定。 12時30分発の「室堂」行きバスを予約し、 散策を開始。 |
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2022/9/29(10:45)
「弥陀ヶ原」の散策路から、来た道(バス停の方向)を振り返る。
立山(雄山:標高3,003m)は、正面の天狗山(標高2,521m)の後ろに隠れる。
左に写るのは、大日岳(標高2,501m)から奥大日岳(標高2,611m)へと続く尾根。 |
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2022/9/29(10:40) 「弥陀ヶ原」の散策路から「富山市」の方向を撮る。 散策路(木道)の周囲には「池塘」が点在する。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が 表示されます。 |
2022/9/29(12:46) 12時30分「弥陀ヶ原」発の高原バスに乗車。 写真は、高原バスの車内から見る「ソーメン滝」。 写真をクリックすると「ソーメン滝」周辺を切抜く 画像(600x450)が表示されます。 |
2022/9/29(13:13) 12時50分「室堂」に到着。 「室堂」の周辺を散策。
写真は、「ミクリガ池」と「立山」。 写真をクリックすると拡大写真(600x450)が 表示されます。 |
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2022/9/29(13:24)
「みくりが池温泉」。 以前は、「地獄谷」まで歩いて行くことができたが、 近年、火山ガスの濃度が高く、「地獄谷」周辺への
立入が禁止されている。 写真をクリックすると「みくりが池温泉」前から見る 「地獄谷」が表示(600x450)されます。 |
2022/9/29(13:35)
「ミドリガ池」と立山。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が 表示されます。 |
2022/9/29(14:05)
前方に「室堂ターミナル」。 この後、14時15分発の「立山トンネル トロリーバス」に乗車。 |
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2022/9/29(14:33) 14時25分「大観峰駅」に到着。 14時40分発の「立山ロープウェイ」は 団体客で満員。 14時45分発の臨時便に乗る。 |
2022/9/29(14:50)
上りのゴンドラとすれ違う。 時刻表では、14時52分着となるが、 「黒部平駅」到着は、14時52分~55分の
間であったと思われる。 写真をクリックすると拡大写真(600x450)が 表示されます。 |
2022/9/29(14:59) 黒部ケーブルカー「黒部平駅」。 15時0分「黒部平駅」を発車。 |
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2022/9/29(15:31) 15時5分黒部ケーブカー「黒部湖駅」に到着。 外階段を歩き「ダム展望台」を往復する。
写真は、ダム展望台(建物屋上)から撮る 「黒部ダム」。 写真をクリックすると拡大写真(600x450)が 表示されます。 |
2022/9/29(16:01) 関電トンネル電気バス「黒部湖駅」。 16時05分発に乗車。
黒部ケーブカー「黒部湖駅」を降りてから1時間。 だが、「ダム展望台」への階段上りでは、 かなり、息を切らせていたように記憶する。
周りの景色を楽しむには、次のバス(30分後)に 乗るくらいの余裕を持った方がよいであろう。 |
2022/9/29(16:20)
関電トンネル電気バス「扇沢駅」に到着。 普通の旅行であれば、「室堂」までの往復か、 反対側の「美女平」に抜けるのであろう。
スタート前は、予定をどこまで消化できるのか 非常に不安であったが、乗り継ぎがスムーズに
できたこともあり、予定の行動を全て消化する ことができた。 |
以下、この日の行程を各乗り物の発着時刻をポイントにまとめました。
なお、「扇沢」で「弥陀ヶ原」までの往復切符を購入しようとしたところ、 「日帰りでは、最終バスに間に合わない可能性があるので、 室堂から先は、室堂で確認の上購入した方が良い」とのことであった。
このルートは、他に代替交通手段がなく、シーズン中は、混雑で予定の乗物に乗れなかったり、 高山植物の咲き誇る時期には、散策で予定時間を大幅に超過したりする。 このため、往復に要する時間は、目的/時期/天候/人数等々により大きく変動します。
以下に記述する記録は、乗り継ぎがスムーズにいった平日(木)の参考記録です。
7:30 扇沢(長野県大町市)に到着
8:00 扇沢発
関電トンネル電気バス(トンネル内で富山県に入る)
8:16 黒部ダム着
8:50 黒部湖発
黒部ケーブルカー
8:55 黒部平着
9:10 黒部平発
立山ロープウェイ
9:17 大観峰着
9:45 大観峰発
立山トンネルトロリーバス
9:55 室堂着
10:00 室堂発
立山高原バス
10:15 弥陀ヶ原着
弥陀ヶ原散策
12:30 弥陀ヶ原発
立山高原バス
12:50 室堂着
室堂散策
14:15 室堂発
立山トンネルトロリーバス
14:25 大観峰着
14:45 大観峰発
立山ロープウェイ(臨時便)
14:52 黒部平着
15:00 黒部平発
黒部ケーブルカー
15:05 黒部湖着
黒部ダム散策(外階段をダム展望台まで往復)
16:05 黒部ダム発
関電トンネル電気バス(トンネル内で長野県に戻る)
16:21 扇沢着
16:33 扇沢を離れる |