トキの森公園

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2016/9/28(10:07,10:09)
「トキの森公園入口」と日本産最後のトキ「キン」の顕彰碑。
「トキの森公園」は、佐渡島のほぼ中央「国仲平野」の東側にある。
平成15年(2003)に絶滅した日本産の「トキ」であるが、中国から贈られた2羽の「トキ」により、
人工繁殖を成功させ、以後、繁殖・野生復帰に取り組むのは、環境省が設置し新潟県が管理・運営する
「佐渡トキ保護センター」であるが、この施設は一般公開されていない。
一般公開されているのは、「佐渡トキ保護センター」に隣接する「トキの森公園」で、佐渡市が運営する。
公園内には、「トキ」に関する多くの資料を展示し、隣りの「佐渡トキ保護センター」で飼育される「トキ」の様子を
観察することのできる「トキ資料展示館」と、自然に近い環境を再現した大形ケージの中で「トキ」が飛翔したり、
採餌、巣作り等の生態を間近に観察することのできる「トキふれあいプラザ」がある。
左の写真をクリックすると「トキの森公園案内図」が表示されます。
この案内図の中で「赤いラインより東側」と書かれるのが、「佐渡トキ保護センター」である。
なお、この案内図は、960x720ピクセルあります。
案内図の文字を読みたいときには、表示された画像をクリックし、スクロールバーをご利用下さい。
2016/9/28(10:10)
「トキ資料展示館前の券売機」。
「トキの森公園」で徴収するのは、入園料ではなく、
トキの保護増殖や生息環境整備に使われる
「環境保全協力費」である。
2016/9/28(10:10)
「トキ資料展示館」。
2016/9/28(10:12)
「トキ資料展示館」に入ったところ。
2016/9/28(10:12)
「キン」と「ミドリ」の骨格標本。
「キン(左)」は、日本産最後のトキ(雌)で、
平成15年(2003)に36歳で死亡。
「ミドリ(右)」は、日本産最後となった雄の「トキ」で、
平成7年(1995)に死亡。
2016/9/28(10:13)
「キンの本剥製」。
まだ幼鳥であった昭和43年(1968)に捕獲され、
「ノリ」「ミドリ」「ホアホア」とのペアリング・交配を
試みるが、いずれも失敗に終わったという。
写真をクリックすると正面から撮る「キンの本剥製」が
表示(450x600)されます。
2016/9/28(10:14)
「トキの卵」。
前列左が中国産「トキ」の卵で、中央が日本産「トキ」が
産卵した最後の卵。
2016/9/28(10:15)
「剥製」と「骨格標本」。
説明板には「現在佐渡トキ保護センターで、飼育されて
いるトキは、全て中国から提供されたつがいを元に
人工増殖により増えた個体群」とある。
この「つがい」とは、平成11年(1999)に中国から
贈呈された「友友(ヨウヨウ)」と「洋洋(ヤンヤン)」だが、
その後3羽を中国から借り受けている。
2016/9/28(10:15)
「映像シアター」。
2016/9/28(10:17)
「ミドリの本剥製」。
昭和56年(1981)日本で最後に捕獲された5羽の内、
唯一の雄で、国内のみならず「北京動物園」にも貸出し、
交配を試みるが、いずれも失敗に終わっている。
写真をクリックすると横から撮る「ミドリの本剥製」が
表示(450x600)されます。
2016/9/28(10:17)
野生下で誕生した「トキ」同士のペアによる、
ヒナの誕生を祝うパネル。
この年、平成28年(2016)4月、野生下で誕生した
「トキ」同士のペアによる、ヒナの誕生が確認され、
これは、昭和51年(1976)以来で、40年ぶり。
また、6月には巣立ちも確認され、これは、昭和49年
(1974)以来で、42年ぶりという。
2016/9/28(10:18)
「観察回廊」。
写真左側に、「佐渡トキ保護センター」のケージがあり、
飼育されている「トキ」の様子を直接見ることができる。
2016/9/28(10:21)
「観察回廊」に展示される「トキ」の天敵。
「タヌキ」「イタチ」「テン」が展示されるが、
日本中何処にでも居て数の多い「カラス」も
「トキ」の天敵なのだという。
2016/9/28(10:23)
「観察回廊」の展示パネル。
「トキ」の写真や小中学生の描いた絵などが
展示されている。
2016/9/28(10:24)
「観察回廊」から撮る「佐渡トキ保護センター」の
繁殖ケージE。
写真は、5.25倍ズームにて撮影。
想像よりも多くの「トキ」が飼育されていたが、
「佐渡トキ保護センター」のHPを参照すると、
「平成29年1月22日現在、国内で飼育中のトキは、
172羽」とあった。
写真をクリックすると6.5倍ズームで撮る
写真(600x450)が表示されます。
2016/9/28(10:25)
「観察回廊の顔出しパネル」。
パネルのキャラクターは、「トキ」の飼育員と
獣医さんである。
2016/9/28(10:26)
「観察回廊」から見る繁殖ケージC。
「佐渡トキ保護センター」のケージは、観光客に
見てもらうことが目的ではないため、このケージでは、
多くの「トキ」の姿を見ることはできなかった。
この時、中には1羽の「トキ」の姿が見えたのだが、
7倍ズームで撮影しても、白い物としては写るのだが
「トキ」の姿には見えない。
写真をクリックすると7倍ズームで撮る
写真(600x450)が表示されます。
2016/9/28(10:27)
再び「観察回廊」を通り入口に戻る。
通常なら、「観察回廊」の外を回って戻るのだが、
この日は雨のため、「観察回廊」の中を戻る。
2016/9/28(10:28)
「展示スペース」に戻る。
2016/9/28(10:28)
「トキ」の大きさと重さを再現した模型。
「トキ」は、嘴の先から尾羽の先までの長さが約75cm、
左右の羽を開いた時の幅が約140cm。
体重は約1,600~2,000gという。
写真中央に置かれる模型は、実際の「トキ」の大きさと
重さが再現されており、これを抱いて大きさや重さを
体験することができる。
2016/9/28(10:30)
「トキ」の羽。
2016/9/28(10:32)
「トキ資料展示館」を出る。
「トキ資料展示館」の入口前には、
「多目的飼育ケージ」があり、「クロトキ」等が
飼育されている。
写真をクリックすると「多目的飼育ケージ」の中を撮る
写真(600x450)が表示されます。
2016/9/28(10:35)
「トキふれあいプラザ」に向かう。
2016/9/28(10:37)
自然の中にいる「トキ」の模型。
「トキ資料展示館」と「トキふれあいプラザ」の間には、
「トキ」が自然の中にいる様子を再現した模型が
置かれている。
写真をクリックすると6.5倍ズームで撮る
「トキ」の模型が表示されます。
2016/9/28(10:38)
「トキふれあいプラザ」。
「トキふれあいプラザ」では、飛翔可能な大型ケージの
中に自然に近い環境が再現され、「トキ」が飛翔、採餌、
巣作りする様子等が間近に観察できる。
2016/9/28(10:38)
「トキふれあいプラザ」から来た道を振り返る。
「トキ」の模型は、写真左奥に置かれている。
2016/9/28(10:40)
「トキふれあいプラザ」の中に入り、「体験学習棟」の
2階に上がる。
2016/9/28(10:42)
体験学習棟の2階から見る「飼育ケージ」。
「飼育ケージ」は、広さが550㎡、高さ13m。
この中に、4羽の「トキ」が飼育され、2階からは、
止まり木に止まる「トキ」の姿を目線の高さで
見ることができる。
この日、4羽の「トキ」は止まり木から離れることはなく、
飛翔する姿を見ることはできなかった。
写真をクリックすると4羽のトキの写真と名前が
書かれた案内版(600x450)が表示されます。
2016/9/28(10:48)
体験学習棟の1階「観察通路」。
「観察通路」からは、地上に降りた「トキ」の姿を
間近に見ることができるのだが、この窓ガラスは
マジックミラーになっていて、「トキ」の側から
「観察通路」の方は見えないという。
ただし、フラッシュなどの強い光は通ってしまうため、
カメラのフラッシュ撮影は厳禁である。
2016/9/28(10:49)
1階「観察通路」から見る「飼育ケージ」。
ガラス窓の近くには池が作られ、運が良ければ、
餌の「どじょう」を採餌する「トキ」の姿を
目の前(最短で2cmの近さ)に見ることができる。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2016/9/28(10:50)
「トキふれあいプラザ」を出る。
「トキふれあいプラザ」入口前の石には、顔が描かれ、
「トキ アリガトウ」と並べられている。
2016/9/28(10:52)
自然の中で遊ぶような「トキ」の姿(模型)を見ながら
駐車場へと戻る。

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