千本鼻(入崎)

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2016/9/27(9:46,9:48)
「入崎海水浴場」と「入崎弁天堂」。
「千本鼻(入崎)」は、佐渡市高千にあり、切り立った雄大な海岸線で知られる「外海府海岸」の
ほぼ中央に位置する。
二つの巨岩と、その間をローブ(注連縄)で結んだ姿に目が止まり、思わずハンドルを切ったのだが、
地元では、キャンプ場が併設された海水浴場として知られる場所であった。
また、「高千」の海岸には、敗戦間もない昭和21年(1946)、中国から在極東英国総領事らを乗せた
英軍輸送機「ダグラスC-47(通称:ダコタ)」が、強風と積乱雲のため不時着。
日本人にとっては、ついこの間まで敵国であった英兵(乗組員)に対し、「困っている人を助けるのは
世の常道」と、村人達による献身的な働きにより、海岸に石袋を敷き詰めた仮設の滑走路が造られ、
「ダコタ」は、不時着した40日後には無事に飛び立つことができたという。
この実話を元に、平成25年(2013)、「油谷誠至」監督による「飛べ!ダコタ」が映画化されている。
なお、この辺りの地名の読み方が面白い。「千本鼻」は、「せんぼばな」。また、「高千」は、「たかち」、
「入崎」は「にゅうざき」と読むそうである。
右の写真、「入崎弁天堂」は、南側にある大きい方の岩の中腹に建つ。
左の写真をクリックすると「千本鼻の巨岩」の写真(600x450)が表示されます。
2016/9/27(9:49)
岩の下の祠には、「お地蔵様」が祀られる。
写真をクリックすると近づいて撮る「お地蔵様」の
写真(600x450)が表示されます。
2016/9/27(9:54)
「入崎海水浴場」と「千本鼻」。
「入崎海水浴場」は、約1Kmの細かな砂利の浜が続き、透明度が高く、「千本鼻」の岩場では、磯遊びや釣りなども楽しめる。
しかし、この海岸線は、日本海の荒波を直接受け、冬期には高波で民家が危険にさらされ、車の通行にも支障をきたしていたという。
このため、「入崎海水浴場」の護岸から約90m離れた海底には、「人工リーフ」を設置。
約6mの高波を約4.5mまで減少させ、砂浜の安定も図られているという。
写真をクリックすると「高千海岸・離島海岸侵食対策事業」の案内版が表示されます。
この案内板は、1,280x650ピクセルあります。
案内板の文字を読みたいときには、表示された画像をクリックし、スクロールバーをご利用下さい。
2016/9/27(9:50)
「東屋」と「帆掛島」。
キャンプ場の外れには「東屋」が立ち、
200~300m先の沖には「帆掛島」が浮かぶ。
写真をクリックすると「東屋」から撮る「帆掛島」の
写真(600x450)が表示されます。
2016/9/27(9:52)
「入崎海水浴場」。
2016/9/27(9:54)
「入崎キャンプ場」。
芝生の広場に「テント」を張り、
写真右には「炊事場」が建つ。
2016/9/27(9:56)
「入崎キャンプ場」。
左に、屋根付きの「かまど」と「炊事場」。芝生広場の所々には、「テーブル」と「ベンチ」があり、
写真中央付近に、「千本鼻の巨岩」。その右方向には、「帆掛島」が見えている。

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