岩屋洞窟

この下にある「プルダウンメニュー」が表示されない場合は、ページ最下行にあるハイパーリンクをご利用下さい。





2016/9/26(15:19,15:20)
「宿根木の横井戸」入口の階段と階段を上がったところ。
「岩屋洞窟」は、「佐渡島」の南玄関口「小木港」から西約3㎞にある天然の「海蝕洞窟」である。
洞窟前の広場には、小泊石工の名人「五平」の作と伝わる八十八ヶ所石仏が半円状に並び、
洞窟壁面には、弘法大師の作ともいわれる「磨崖仏」が刻まれ、奥には千石船の船乗りに
信仰の厚い「十一面観音」が安置される等、地元では「岩屋さん」とも呼ばれる信仰の場である。
「岩屋洞窟」の入口前は、道がカーブしているため、80m程離れた「宿根木の横井戸」入口に車を止め、
先ずは、「宿根木の横井戸」に向かう。右の写真は、階段を上がり右に曲がったところ。
左の写真をクリックすると入口の案内版(600x450)が表示されます。
2016/9/26(15:21)
青い標識には、「宿根木の横井戸、10m」とある。
「横井戸」は、地面より低いところにあるため、
写真には写らないが、写真のほぼ中央付近にある。
2016/9/26(15:21,15:22)
「宿根木の横井戸」。
明治時代に入り、廻船業が衰退すると、水田開発に集落の命運をかけるようになり、
農業用水を確保するために「横井戸」が掘られた。
この井戸は、今も現役で、4.5㌶の水田を潤しているとある。
左の写真をクリックすると「宿根木の横井戸」の案内版(960x550)が表示されます。
右の写真をクリックすると「横井戸」の内部を撮る写真(600x450)が表示されます。
2016/9/26(15:25)
「岩屋さん」入口。
「岩屋洞窟」への入口である。
この入口を経由せず、「宿根木の横井戸」から、
直接「岩屋洞窟」に行くこともできる。
写真をクリックすると「岩屋さんの石仏と
古い海岸線」の案内版(960x550)が表示されます。
2016/9/26(15:25)
入口の階段を上がったところ。
この階段を上がったところには、右方向への道があり、
右に進めば、「宿根木の横井戸」がある。
「岩屋洞窟」へは、直進する。
2016/9/26(15:26)
緩い坂を登る。
2016/9/26(15:27)
「岩屋洞窟」の案内板。
「岩屋洞窟」は、昭和47年(1972)に、県の文化財に
指定されており、文化財(史跡)としての登録名称は、
「岩屋山石窟」である。
写真をクリックすると「岩屋山石窟」の
案内版(650x650)が表示されます。
2016/9/26(15:28)
「岩屋洞窟」。
穴は、間口約8m、最も高いところで約6m。
周囲には、石仏、石塔等が並ぶ。
この洞窟は、波の浸食作用を受けてできた、天然の
海蝕洞窟であり、元はこの場所に海岸線があり、
8万年の時間をかけて、約90mも隆起したという。
写真をクリックすると少し近づいて撮る
写真(600x450)が表示されます。
2016/9/26(15:30)
「洞窟の奥」。
奥は暗くて何も見えない。「磨崖仏」は、この暗い中に
あるものと思い込み、フラッシュ撮影をしたのだが、
どうもこの暗い中にはなく、左右の壁に刻まれていた
ようである。このことに、全く気付かずに「磨崖仏」を
撮影することはできなかった。
なお、途中の案内版には、「伝説では外海府の霊場
『岩谷口洞窟』につながっていると言われる」とあるが、
もし本当であれば、直線で50km以上も離れている。
写真をクリックすると縦に撮る写真(450x600)が
表示されます。
2016/9/26(15:32)
「八十八ヶ所石仏」。
洞窟前の広場には半円状に88体の石仏が並ぶ。
これは、「四国八十八ヶ所霊場」になぞらえたもので、
信者は、四国の八十八ヶ所を巡礼する代わりに、
88体の石仏に遍路札を貼り、洞窟に籠り、
座ったままで御詠歌や念仏を唱えるという。
これが、佐渡地方に伝わる「ねまり遍路」で、
歩いて巡礼するのではなく、座って行うことから、
佐渡の方言で「座る」を意味する「ねまる」から、
「ねまり遍路」と呼ばれている。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2016/9/26(15:33)
地蔵と「八十八ヶ所石仏」。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2016/9/26(15:35)
「岩屋洞窟」手前右側の石段。
「岩屋洞窟」の手前に、右に入る石段があったので、
先に、何かあるのかと上ってみた。
注:この写真は、「お堂」から戻って撮影したため
時間が、前後しています。
2016/9/26(15:33)
石段を上がったところに建つ「お堂」。
この「お堂」は、石段を上がるとすぐのところに建ち、
扁額には「岩屋山」とある。
写真をクリックすると「お堂」部分を切抜く
画像(600x450)が表示されます。

  佐渡島に戻る       旅の記録(新潟県)に戻る

  旅の記録に戻る      Donichi’s HomePageに戻る