白馬ジャンプ競技場

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2016/9/25(13:36,13:39)
駐車場から見る「ジャンプ台」と、ジャンプ台への「入場ゲート」。
「白馬ジャンプ競技場」は、北安曇郡白馬村にあり、ノーマルとラージヒルの2つが並ぶ日本で唯一の
競技場である。(ただし、ノーマルとミディアムやスモールヒルが並ぶ競技場は、「妙高高原赤倉シャンツェ」や
「荒井山ジャンプ競技場」等他にも複数ある)
平成10年(1998)年に開催された長野冬季オリンピックでは、この競技場で日本人勢が大活躍。
金2個、銀と銅それぞれ、1個ずつのメダルを獲得している。
この競技場では、一般観光客でも、スタートタワーや選手がスタートする地点より上に設けられた
「観覧ステージ」まで登ることができ、地上約140mの高さから、選手の目線でスキーのジャンプ台を
見ることができる(ただし、大会開催時を除く)。
なお、管理・運営者が異なることから、競技場の正式名は、ラージヒルが、「長野県白馬ジャンプ競技場」。
ノーマルヒルが、「白馬村ジャンプ競技場」となっている。
左の写真をクリックすると「白馬ジャンプ競技場」の案内図が表示されます。
この案内図は、600x750ピクセルあります。
案内図の文字を読みたいときには、表示された画像をクリックし、スクロールバーをご利用下さい。
2016/9/25(13:42)
下から見る「ジャンプ台」。
左が、「ノーマルヒル」。右が、「ラージヒル」。
ジャンプ台下の広場には、表彰台や記念撮影用の
カメラ台が置かれ、2つのジャンプ台の間には、
スタートタワーへのリフトが設けられている。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2016/9/25(13:43)
ジャンプ台下の広場。
写真は、表彰台の上から撮影。
正面には、「電光掲示板」。その左に、「聖火台」と
日本オリンピック通算100個目の金メダルが、
この競技場で獲得されたことを記念して制作された
「モニュメント」が並ぶ。
この「モニュメント」は、選手が首からメダルを下げた
形を上下逆さまにしたという。
写真をクリックすると「聖火台とモニュメント」を
切抜く画像(600x450)が表示されます。
2016/9/25(13:44)
「リフト乗場」へと向かう。
2016/9/25(13:46)
「リフト乗場」。
2016/9/25(13:46)
「リフト乗場」横に立つ案内板。
本日の練習チームは、「白馬村スキークラブ」と
「明治大学」とある。
また、この日は、改修工事のため、「ノーマルヒル」の
スタート地点は、「立入不可」となっていた。
2016/9/25(13:47)
リフトに乗り、「スタートタワー」へと向かう。
ここで、「白馬ジャンプ競技場」に2つあるジャンプ台の
規模等について紹介する。

         ノーマルヒル ラージヒル
全長         318m、 385m
標高差        107m、 138m
最大斜度      36.5度、37.5度
助走路         88m、 109m
K点(建築基準点)   90m、 120m
ヒルサイズ       98m、 131m
テイクオフスピード 約82km/h、約92km/h
2016/9/25(13:48)
「ラージヒル」の着地点(ランディングバーン)。
ジャンプ選手が着地するところには、青と赤茶色の
線が引かれている。
青い線の上端は、「P点」と呼ばれ、一般の選手は、
「P点」から「K点」の間に着地するという「標準点」。
青の下端と赤茶色の上端の境界は、「K点」と呼ばれ、
飛距離点が60点となる「建築基準点」。
この「K点」を超えれば超えた分だけ点数は加算され、
届かなければ減点される。
また、赤茶色の下端は、「ヒルサイズ(HS)」と呼ばれ、
これ以上の距離を飛ぶと傾斜が緩くなり着地が
危険になる。
手前に立つ2枚の看板は、このジャンプ台の「最長
不倒距離(バッケンレコード)」で、上が夏期の記録で、
平成21年(2009)、「シモン・アマン」が記録した136m。
下は、冬期の記録で、平成23年(2011)、「岡部孝信」が
記録した140mで、どちらも「ヒルサイズ(HS)」の
131mを超えている。
写真をクリックすると「着地点」付近を
切抜く画像(600x450)が表示されます。
2016/9/25(13:49)
改修工事中の「ノーマルヒル」。
作業員3名の姿が見えるが、急斜面のため、全員が、
体を横か上の方向に向けて、作業を行っている。
写真をクリックすると「工事作業員」の周辺を
切抜く画像(600x450)が表示されます。
2016/9/25(13:50)
「スタートタワー」。
リフトとスタート地点を結ぶ、高さ59.1mの建物。
エレベーターは、ジャンプ用のスキーが入るように、
天井が高くなっている。
写真をクリックすると「スタートタワー」の案内図が
表示されます。
この案内図は、800x900ピクセルあります。
案内図の文字を読みたいときには、表示された画像を
クリックし、スクロールバーをご利用下さい。
2016/9/25(13:54)
スタートタワー4階「展望ラウンジ」から見る
「ラージヒル」のスタート地点(スターティングゲート)。
スタートの準備をする4名の選手の姿が見える。
競技会では、全選手が同じバーからスタートするが、
練習では、各選手が、各々別のバーから
スタートしていた。
2016/9/25(13:55)
「展望ラウンジ」から見る選手の「テイクオフ」。
選手が踏切り台(カンテ)を通過するときのスピードは、
時速約92kmだという。
写真をクリックするとジャンプ台の下部を切抜く
画像(600x450)が表示されます。
2016/9/25(13:56)
「展望ラウンジ」から見る選手の「助走」。
白馬ラージヒルの助走路の長さは、109m。
夏期は、「セラミックレール」が敷かれているという。
写真をクリックするとジャンプ台の下部を切抜く
画像(600x450)が表示されます。
2016/9/25(13:59)
スタートタワー3階「ラージヒルラウンジ」から
「ラージヒルスタート地点」へと向かう。
2016/9/25(14:00)
「ラージヒルスタート地点」への連絡橋。
この先を、右に進むと「スターティングゲート」のある
「トレーニングエリア」で、当然観光客は「立入禁止」。
左に進むと、「スタート地点観覧ステージ」への階段が
ある。
2016/9/25(14:00)
連絡橋から見る「ラージヒル」。
連絡橋は、床面も網目状で下の景色が見えるため、
高所恐怖症の人は、足がすくむであろう。
2016/9/25(14:02)
スタート地点観覧ステージから見る「ラージヒル」。
写真右には、先ほど歩いた「連絡橋」と「スタート
タワー」が写る。
なお、練習中の選手が上がってくるまでの間、
人工芝への、散水が行われていた。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2016/9/25(14:04,14:04)
「スターティングゲート」に向かう選手達の姿。
13時54分に、スタートタワー4階「展望ラウンジ」から見た4名の選手達である。
練習中の選手達は、ジャンプした後、リフトとエレベータを利用して、「スターティングゲート」まで、
上がるため、効率よく練習ができるようである。
なお、スタートタワーのエレベータ前には、「ジャンプ選手の優先乗車にご協力ください」とあった。
2016/9/25(14:06)
選手の「助走直前」。
選手は、バーに座っている。
2016/9/25(14:06)
先頭の選手が「助走」を始める。
選手が、バーから立ち上がれば、スキーは滑り出し、
バーは、自動的に元の位置(立った状態)に戻る。
なお、このラージヒルで、助走を始めてから、
着地するまでの時間は、約8秒だという。
写真をクリックすると「ジャンプ選手」の周囲を切抜く
画像(450x600)が表示されます。
2016/9/25(14:06)
選手の「テイクオフ」。
次の選手は、バーの上を移動している。
なお、この写真に、「着地点(ランディングバーン)」が
写っていないことにも着目願いたい。
この写真の次の瞬間、テイクオフした選手の姿は
視界から消え、あっという間に、ブレーキングトラックに
姿を現す。
従って、試合中の選手には、直前に飛んだ選手の
飛んだ距離や着地の姿を見ることはできず、
結果は、電光掲示板で知ることになる。
写真をクリックすると「ジャンプ選手」の周囲を切抜く
画像(450x600)が表示されます。
2016/9/25(14:07)
2人目の選手が「テイクオフ」。
この時は、空中で体が少し左を向いてしまった
ようだが、途中で修正したのか、素人の目には、
何の問題もなく着地していた。
写真をクリックすると「ジャンプ選手」の周囲を切抜く
画像(450x600)が表示されます。
2016/9/25(14:08)
「スタート地点観覧ステージ」。
この上の行の写真は、3枚共このステージから撮影。
ステージは意外と狭く、週末等は撮影のために
同じ場所を長い時間占有することはできないであろう。
また、大会開催日は、リフトが選手や関係者の専用と
なるため、観光客がスタートタワーや観覧ステージに
立ち入ることはできない。
写真をクリックすると「観覧ステージ」全体の
写真(450x600)が表示されます。
2016/9/25(14:09)
「観覧ステージ」から「連絡橋」への階段。
頭上は、「スターティングゲート」である。
2016/9/25(14:11)
スタートタワー3階「ラージヒルラウンジ」。
2016/9/25(14:11)
「ラージヒルラウンジ」から見るジャンプ台。
2016/9/25(14:12)
「ラージヒルラウンジ」の中。
ラウンジの中には、ほとんど何も飾られてないが、
本物の「スキージャンプスーツ」が展示され、
ディスプレイには、大会の様子などが映し出されて
いた。
2016/9/25(14:14)
「白馬オリンピックギャラリー」。
スタートタワーの2階と3階の間にあり、平成10年
(1998)に開催された、長野冬季オリンピックと
パラリンピックの金メダルの他、各種資料、映像、
写真などが展示されている。
2016/9/25(14:16)
ノーマルヒルラウンジの「スタートゲート入口」。
入口は、工事用の安全柵(バリケード)で閉鎖され、
「改装工事のため、これより先立入禁止」とある。
2016/9/25(14:17)
「ノーマルヒルラウンジ」から見るジャンプ台。
「ノーマルヒルラウンジ」は、スタートタワーの
2階にある。
2016/9/25(14:19)
スタートタワー1階「エレベータホール」。
2016/9/25(14:21)
「スタートタワー」を後に、リフトに乗る。
2016/9/25(14:23)
ラージヒルの「K点」を通過。
この地点(K点)が、最大斜度の37.5度である。
傾斜がきついところへの着地は「危険」と思われる
かも知れないが、ジャンプ競技では、上から落ちる
ように着地するため、傾斜がきつい程、着地時の
衝撃は少なくなる。
2016/9/25(14:25)
「リフト乗場」付近の展示物。
手前は、スターティングゲートのバーに座ったときの
気分を疑似体験できる。
奥は、実際に競技で使われたスキーの靴と板。

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