波の花遊歩道

この下にある「プルダウンメニュー」が表示されない場合は、ページ最下行にあるハイパーリンクをご利用下さい。





2012/11/3(12:40,12:40)
「曽々木ポケットパーク」。
「波の花遊歩道」は、輪島市から国道249号線を東に約19.7km走った「曽々木海岸」の
「八世乃洞門新トンネル」の近くにある。
以前は、「曽々木ポケットパーク」から海岸線沿いに、「垂水の滝」まで歩くことが
できたのだが、平成19年(2007)の能登半島地震の影響で、現在は通り抜けできない。
「曽々木ポケットパーク」には、「能登の親不知」といわれ恐れられた断崖絶壁の地に、
現在の「波の花遊歩道」の前身となる道を、寛政4年(1792)に開道した「麒山和尚」が、
往来人の安全を祈念して建立したという「石仏」が立つ。
左の写真をクリックすると「麒山和尚建立の石仏」が拡大表示(450x600)されます。
右の写真をクリックすると「波の花遊歩道」周辺の案内図が表示(800x600)されます。

2012/11/3(12:41)
「曽々木隧道」。
平成21年(2009)、「八世乃洞門新トンネル」の
開通により、この道を車で通行することは
できない。
「バス」と書かれているのは、「波の花遊歩道」
に立ち寄る観光バスのための駐車スペースで
ある。

2012/11/3(12:44)
「曽々木隧道」の入口を左に避けるように
「遊歩道」に入ると、すぐ「波の花遊歩道」の
トンネルがある。
右に写る「コンクリート」は、「曽々木隧道」。
2012/11/3(12:44)
「福が穴」。
間口幅約20m、奥行き約70m。
その昔、修験道の祖といわれた「役の小角」が
修行したといわれている。
奥には「不動明王」が鎮座するというが、
「曽々木隧道」の奥に隠れ、その姿を確認する
ことはできなかった。
2012/11/3(12:45)
「せっぷんとんねる」。
昭和32年(1957)公開の映画「忘却の花びら」の
中で、主人公の克己(小泉博)と鮎子(司葉子)
が、この洞窟でキスをしたことから、「せっぷん
とんねる」と呼ばれるようになったという。
平成23年(2011)には、「恋人の聖地」にも
認証されている。
2012/11/3(12:46)
「せっぷんとんねる」に入る。
ちょっと長いが、出口は見えている。
2012/11/3(12:46)
トンネル出口付近に何やら光るものが見える。
2012/11/3(12:47)
イルミネーションだが、いったい何なのだろう。
2012/11/3(12:48)
「せっぷんとんねる」を出る。
2012/11/3(12:48)
こんな仕掛けでした。
トンネルを出た所には、「ハートうつし台」が
あり、写真はこの台にカメラを乗せて撮影。
2012/11/3(12:50)
振り返って見る「せっぷんとんねる」。
もし、トンネルが無かったとしたら、この断崖を
乗り越えるのは無理である。昔の人は、崖に
沿って波打ち際を歩いたのであろうが、これも
いかに危険であるかは、12時58分の写真を
見ていただければお分かり頂けるであろう。
2012/11/3(12:51)
「波の花遊歩道」。
「能登の親不知」と恐れられた難所というのが
理解できる。
「麒山和尚」は、この道を切り開くのに、
13年の年月を費やしたという。
2012/11/3(12:51,12:52)
「能登半島地震」の爪痕。
左の写真では、道は荒れ、鉄の手摺りも曲がっている。
踏み跡も不鮮明である。
これ以上進むのは危険と判断。ここでUターンし、来た道を戻る。
2012/11/3(12:55)
「波の花」。
見頃は11月中旬から2月下旬。
寒く海が荒れて波が高い日といわれ、この日は
時期的に少し早かったが、見ることができた。
なお、「波の花」は、海中に浮遊する植物性
プランクトンの粘液が石鹸状の白い泡を作って
生成するという。また、岩床の細かい粒などが
混ざって臼黄色になったものが、風に飛び服など
に着くと「しみ」になるので要注意である。
写真をクリックすると四角で囲った辺りを
4.5倍ズームで撮影した写真が表示(600x450)
されます。
2012/11/3(12:57)
帰りに見る「曽々木海岸」。
2012/11/3(12:58)
「波の花遊歩道」と「せっぷんとんねる」。
写真をクリックすると拡大写真(450x600)が
表示されます。
2012/11/3(13:00)
帰りに撮る「せっぷんとんねる」。
撮影位置が少しずれているため、ハートの形が
歪んでいる。
2012/11/3(13:00)
振り返ってみる「ハートうつし台」。
この台の上にカメラを乗せて撮ると、ハートの
形が歪まずに綺麗に写る。
2012/11/3(13:01)
「波の花」。
1.5倍ズームにて撮影。
写真をクリックすると四角で囲った辺りを
3.5倍ズームで撮影した写真が表示(600x450)
されます。

 旅の記録(石川県)に戻る

 旅の記録に戻る    Donichi’s HomePageに戻る