ぼら待ちやぐら

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2012/11/3(18:38,19:04)
中居の「ぼら待ちやぐら(左)」と根木の「ぼら待ちやぐら(右)」。
「ぼら待ちやぐら」は、七尾北湾の北西「鳳珠郡穴水町」の中居と根木の2ヶ所に残された観光用の「櫓」である。
穴水町では古くから、ボラを刺身は勿論、皮付きの刺身や茶漬け等で食し、最近では「ボラの刺身」が観光客に大人気だという。
「ぼら待ちやぐら」は、江戸時代から伝わる漁法で、漁師は櫓の上で、ボラが来るのをじっと待ち、ボラが網の上を通った瞬間、
網を引き上げたという。この漁法は、1970年代に入り急速に衰退。平成8年(1996)を最後に、現在では「ぼら待ちやぐら」を
使っての「ボラ漁」は、行われていないという。
写真は2枚とも、「ぼら待ちやぐら」はライトアップされていたが、フラッシュが届く距離ではなく、露光時間2秒で撮影している。
中居(左の写真)では、カメラを置く台になるものがあったのだが、根木(右の写真)では、台になるものが何もなかったため、
ひどい「手振れ」の写真となっている。


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