蔵王御釜
(刈田岳)

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2014/5/30(16:27,17:02)
「蔵王刈田山頂駐車場」と「県営蔵王レストハウス」。
雪の樹氷で知られる「蔵王」であるが、「蔵王山」という名前の山は存在せず、それは、宮城県と山形県に
跨る「蔵王連峰」を指す。
最高峰は、山形県側に位置する「熊野岳(標高:1,841m)」だが、エメラルドグリーンの水をたたえ、
観光の名所として知られる「御釜」は、宮城県側に位置する。
また、蔵王名物の樹氷は、一般に山形県側の蔵王温泉スキー場が知られるが、宮城県側でも雪上車による
観光ツアー等で、樹氷を見ることができる。
写真の駐車場は、蔵王エコーラインから有料山岳道路「蔵王ハイライン」へと入り、約2.5km登った、
「刈田岳」の頂上直下にあり、「御釜」を見下ろす展望台まで、徒歩2~3分の場所にある。
2014/5/30(17:03)
「蔵王刈田山頂駐車場」から見る
「刈田岳(かっただけ、標高:1,758m)」。
駐車場から、わずか200m程を歩けば「刈田岳」の
山頂に立つことができる。
2014/5/30(16:29)
「県営蔵王レストハウス」脇から見る「熊野岳」。
写真右に写る道を奥に進むと「御釜」を見下ろす展望台がある。展望台までの距離は、100m程である。
2014/5/30(16:29)
「県営蔵王レストハウス」脇から見る「熊野岳」。
標識には、「馬の背・お釜・刈田岳」の文字と
右方向への矢印が書かれる。
2014/5/30(16:30)
展望台手前にある標識。
写真右に、白い服を着た人が立つのは、展望台である。
標識には、左方向に「熊野岳」。
右の方向に「刈田岳山頂 奥之宮」まで、100mとある。
2014/5/30(16:32)
展望台から見る「熊野岳」と「御釜」。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2014/5/30(16:33)
展望台から見る景色。
最高峰「熊野岳」から左に伸びる尾根が「馬の背」。「御釜」の右には、中央火口丘の「五色岳(標高:1,674m)」。
「御釜」は、「五色岳」の西側にある直径約400mの爆裂火口の底に水が溜まった火口湖であり、「五色沼」とも呼ばれている。
なお、「御釜」の右にも火口のように見える窪地があるが、これは旧火口だという。
2014/5/30(16:34)
少し下まで行けば、「御釜」全体が見えるのではと、
「ザレ場(砂礫地)」を下る。
2014/5/30(16:35)
「ザレ場」を下る途中で撮る「御釜」。
写真は、1.75倍ズームで撮影。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
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2014/5/30(16:38)
「ザレ場」を下た所で見る「御釜」。
「御釜」が大きく見えるようにはなったのだが、
左端が欠けている。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
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2014/5/30(16:37)
「ザレ場」を下た所で見る景色。
このまま進めば「馬の背」は近そうなのだが、「熊野岳」を往復する時間は残っていない。
この後、来た道を「展望台」へと戻る。
2014/5/30(16:38)
「ザレ場」を下た所で見る「熊野岳」と「御釜」。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
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2014/5/30(16:38)
「ザレ場」を下た所から見上げる「刈田嶺神社」。
中央右には、「駐車場」の柵も見えている。
写真は1.75倍ズームにて撮影。
2014/5/30(16:42)
「展望台」に戻り、「刈田岳」山頂に向かう。
写真では遠く見えるが、距離は100m程である。
2014/5/30(16:45)
「刈田岳」山頂直下から見る「御釜」。
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2014/5/30(16:46)
「刈田岳」山頂。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
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2014/5/30(16:46)
「刈田嶺神社(奥宮)」。
「蔵王」という名称の由来となった神社で、「役小角」の
叔父「願行」が、吉野山の「金峯山寺蔵王堂」から
「蔵王権現」を、この地に分祀。
周辺の奥羽山脈を修験道の修行の場として「蔵王山」と
称したことに由来するという。
東方約12kmの「遠刈田温泉」には「里宮」がある。
2014/5/30(16:51)
「刈田嶺神社(奥宮)」から見る南東方向の景色。
写真左端には「伊達宗高公命願之跡碑」が写る。
2014/5/30(16:49)
「刈田嶺神社(奥宮)」から見る「刈田岳」山頂。
2014/5/30(16:52)
「蔵王山メートル指導標」。
右後ろは、「蔵王国定公園の標識」。
2014/5/30(16:53)
「山頂の標識」。
北北西の方向に「熊野岳」。ほぼ南の方向に「刈田岳を
経て杉ヶ峰」。ほぼ東の方向に「大黒天」と書かれる。
「大黒天」は、標高1,432mの「刈田岳」登山口に、
小さな石造りの大黒様が祀られ、その周囲に供養の
石碑群が立ち並ぶ。
場所は、「蔵王エコーライン」の道路沿いで、駐車場も
整備され、「刈田岳」山頂まで、1時間程で登ることが
できるという。
2014/5/30(16:53)
「伊達宗高公之碑」。
「伊達政宗公」の第7番目の子である「伊達宗高公」は、
18歳の時、蔵王の大噴火を治めるため、自ら山頂に
登って「命願」を懸け、この大噴火を治めたという。
この偉績を顕揚するため、大正15年(1926)に
建立されたのが、右の石碑である。
左の「伊達宗高公命願之跡碑」は、昭和42年(1967)に
明治百年記念事業として再建したのだが、昭和54年
(1979)7月には、落雷により台石が破壊され倒壊する。
翌月には修復されたのだが、石碑には、落雷で受けた
電流の跡が鮮明に残る。
写真をクリックすると「落雷による電流の跡」が
表示(450x600)されます。
2014/5/30(16:57)
山頂を離れ、「展望台」に向け歩く。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2014/5/30(16:59)
「御釜」を見下ろす展望台。
展望台から左方向に歩けば、100m程で、
「県営蔵王レストハウス」である。

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