高田松原津波復興祈念公園

2019/10/17(12:40,12:41)
「高田松原津波復興祈念公園」。
「高田松原津波復興祈念公園」は、平成23年(2011)の東日本大震災で被災した3県に
一ヶ所ずつ造られた国営追悼・祈念施設の内の一つである。
総面積約130㌶の公園内には、祈りの場や献花の場の他、復興のシンボル「奇跡の一本松」や
旧道の駅「タピック45」等の震災遺構、東日本大震災津波伝承館「いわてTSUNAMIメモリアル」、
新道の駅「高田松原」が整備され、令和元年(2019)9月、その一部がオープンした。
左の写真は、津波伝承館と新道の駅の間を抜けたところにある「切り通し空間」。
「切り通し空間」から海へと続く道は、「祈りの軸」。
「祈りの軸」の周り(左右)は、「追悼の広場(芝生広場)」である。
右の写真は、「切り通し空間」から東方向に見る震災遺構・旧道の駅「タピック45」 。
左の写真をクリックすると祈念公園の「鳥瞰イメージ図」が表示(960x600)されます。
2019/10/17(12:42)
「切り通し空間」から西方向に見る
「奇跡の一本松」。
写真は、5.25倍ズームで撮影。
「奇跡の一本松」の手前では、公園の整備が
進められている。
写真をクリックすると拡大写真(450x600)が
表示されます。
2019/10/17(12:47)
「海を望む場」から見る「広田湾」。
「海を望む場」は、震災後造られた高さ12.5mの防潮堤の上にある。
「海を望む場」には、献花台が設けられ、「広田湾」に浮かぶ「養殖棚」、湾の右手に「唐桑半島」、左手には「広田半島」が見渡せる。
眼下(海との間)では、平成29年(2017)に第一回目の植樹祭が行われ、50年の歳月をかけて白砂青松の「高田松原」を再生しようと
植樹活動が続けられている。
2019/10/17(12:48)
「海を望む場」から見る「高田松原津波復興祈念公園」。
写真左に、「奇跡の一本松」。中央に、「祈りの軸」、その左右には「追悼の広場」。
右の方向には、旧道の駅「タピック45」や「古川沼」がある。
「広田湾」に入り、逃げ場のなくなった津波は、「高田松原」の約7万本の松林をなぎ倒し、
市街地全体を飲み込み、更に「気仙川」を約8km遡上。
写真奥に広がる山の手前は、ほぼ全てが壊滅状態になった。
2019/10/17(12:47)
「海を望む場」から見る「広田湾」。
写真中央奥、「唐桑半島」と「広田半島」の間から
湾内に入り込んだ津波は、左右への逃げ場がなく、
真っ直ぐ、こちらの方向(市街地)へと向かった。
2019/10/17(12:48)
「海を望む場」から見る、祈りの軸と追悼の広場。
写真中央奥、横に長く白い建物が「津波伝承館」と
新道の駅「高田松原」。
2019/10/17(12:48)
「海を望む場」から見る旧道の駅「タピック45」。
旧道の駅「タピック45」の特徴的な三角形の
外観は、津波避難施設として海側からの
登りやすさを考慮してデザインされたという。
被災した建物は、震災遺構として、保存・公開予定。
令和3年(2021)年度の公開に向け整備中であった。
写真をクリックすると4.5倍ズームで撮る
旧道の駅「タピック45」が
表示(600x450)されます。
2019/10/17(12:52)
「奇跡の一本松」に向かう。
「高田松原」で唯一耐え残った「奇跡の一本松」。
平成24年(2012)5月に枯死が確認されたが、
陸前高田市は復興の象徴として保存を決定。
募金を集め、幹を防腐処理、心棒を入れるなど
補強を施し、モニュメントとして、元の場所に
再設置された。
写真をクリックすると「奇跡の一本松」の説明が
表示(600x600)されます。
2019/10/17(12:52)
津波で壊れた「ユースホステル」。
高田松原公園の中に建つ「ユースホステル」で
あったが、震災の前から無期限休館中だったため
人的被害はなかった。
建物は、震災遺構として保存される。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が
表示されます。
2019/10/17(12:55)
「気仙川」の対岸に見る、旧「気仙中学校」。
旧「気仙中学校」は、旧道の駅「タピック45」と
共に震災遺構として、内部の公開を前提に
保存整備される。
旧「気仙中学校」の奥に写る造成地は、
旧市街地の嵩上げに使用する土砂を確保するため、
山を崩し、排出された土砂を巨大ベルトコンベアで
旧市街地まで運び、残った土地に造られた
「高台造成地」である。
写真をクリックすると8.5倍ズームで撮る
旧「気仙中学校」と高台造成地の
写真(600x450)が表示されます。
2019/10/17(12:56)
モザイクタイル画「ヒョロ松君」。
漫画家・絵本作家の「やなせたかし」が
「奇跡の一本松」をモデルに描いたイラストを基に
制作したとある。
写真をクリックするとやなせたかし画
「ヒョロ松君」の説明が表示されます。
この画像は、600x800ピクセルあります。
説明の文字を読みたいときには、表示された画像を
クリックし、スクロールバーをご利用下さい。
2019/10/17(12:57)
「奇跡の一本松」と「ユースホステル」。
「奇跡の一本松」が残ったのは、
「ユースホステル」の建物が、津波の直撃を
防いだことが一因だともいわれる。
写真をクリックすると拡大写真(450x600)が
表示されます。
2019/10/17(13:01)
「海を望む場」から「奇跡の一本松」への道。
写真は、「奇跡の一本松」の方向を撮影。
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