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2014/5/26(8:30,8:31)
「中尊寺第1駐車場」と「月見坂登口」。 岩手県の平泉といえば、世界遺産に指定され、国宝「金色堂」で知られる「中尊寺」。
「中尊寺」は、天台宗東北大本山の寺院で、山号を「関山(かんざん)」、「阿弥陀如来」を本尊とする。
また、平泉の「毛越寺」、松島の「瑞巌寺」、山形の「立石寺」と共に「四寺廻廊」という巡礼コースの 一つにもなっている。
「中尊寺」の境内案内図には「表参道」という言葉は使われていないが、この「月見坂」は、「中尊寺本堂」や
「金色堂」を参拝する人々の表参道として利用されており、登口の右側には「関山中尊寺」の寺号標が立つ。
この「月見坂登口」から途中「中尊寺本坊」を右に見て「金色堂」までは、距離にして約700m、参道を14分程歩く。 「月見坂登口」に近い町営の「第1駐車場」は、155台が収容でき、国道4号線の向かい(東側)にある
「第2駐車場」には、322台が収容できるという。 左の写真をクリックすると「中尊寺」の境内案内図が表示されます。
この案内図は、1,200x900ピクセルあります。
案内図の文字を読みたいときには、表示された画像をクリックし、スクロールバーをご利用下さい。 |
2014/5/26(8:32) 「月見坂」の標石。 「月見坂」を少し登ると、道の左には「月見坂」と
彫られた石柱が立つ。 |
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2014/5/26(8:34)
「月見坂」の杉並木。 登り坂だが、傾斜は緩い。 |
2014/5/26(8:35)
「八幡堂」入口。 参道には諸堂が点在し、その最初に現れるのが 「八幡堂」である。 写真をクリックすると「八幡堂の由来」が 表示(600x450)されます。 |
2014/5/26(8:36)
参道を左(南)に入った所で見る「八幡堂」。 「八幡大菩薩」と「阿弥陀如来」が安置されている。 写真をクリックすると横から見る「八幡堂」が 表示(600x450)されます。 |
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2014/5/26(8:41)
「総門跡」。 登り坂はここで終り、この先は平坦な道に変わる。 写真左の建物は、菓匠「松栄堂」の中尊寺参道店 「弁慶園」。
「弁慶餅」が人気の店である。 |
2014/5/26(8:41)
「辨慶堂(べんけいどう)」入口。 「辨慶堂」は、参道を左(南)に入った所に建つ。 写真をクリックすると「辨慶堂の由緒」が 表示(600x450)されます。 |
2014/5/26(8:42)
参道を左(南)に入った所で見る「辨慶堂」。 「辨慶堂」は通称で、正式名は「愛宕地蔵堂」という。 |
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2014/5/26(8:43,8:44)
「辨慶堂」。 堂内には、等身大の「辨慶」と「義経公」の木像を安置する。
また、天井に描かれる花の絵は、約190年前に描かれたという。 右の写真をクリックすると拡大写真(600x450)が表示されます。 |
2014/5/26(8:45) 「辨慶堂」から見る景色。 奥から「北上川」「国道4号線」「東北本線」が見え、
双眼鏡も設置されている。また、下を通る参道には、 展望台「東物見(写真には屋根が写る)」がある。
写真をクリックすると、写真の中央部分を切り抜く 画像(600x450)が表示されます。 |
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2014/5/26(8:46) 「六道能化の金剛宝地蔵大菩薩」と「御守護の雷神塔」。
「辨慶堂」の境内に設置される双眼鏡の右隣りにある。 写真をクリックすると拡大写真(450x600)が 表示されます。 |
2014/5/26(8:47)
参道を奥(西)に進む。 参道の杉並木は、推定樹齢300~400年。 江戸時代、伊達藩によって植樹されたといわれる。 写真をクリックすると拡大写真(450x600)が 表示されます。 |
2014/5/26(8:49)
「地蔵堂」。 参道右(北)側に建つ。 |
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2014/5/26(8:51)
「薬師堂」。 参道左(南)側に建ち、「薬師如来」の他「子安観音」も 安置される。 写真をクリックすると「薬師堂縁起」が 表示(800x600)されます。 |
2014/5/26(8:52)
「観音堂」。 参道左(南)側に建つ。 |
2014/5/26(8:52)
「中尊寺本坊表門」。 参道右(北)側に建つ。 通常の寺院に見られる「山門」とは異なり、お城や
武家屋敷に見られる「薬医門」である。 これは、「中尊寺」の寺伝によると、万治2年(1659)に
「伊達兵部宗勝」の一関邸の「屋敷門」を貰い受け、 移築したという。 |
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2014/5/26(8:53)
「中尊寺本坊」の鐘楼。 |
2014/5/26(8:53)
「中尊寺本坊」。 建物は、明治42年(1909)に再建。 「中尊寺」の山内十七ヶ院を包括する中心道場である。
なお、ここに来るまでの間、拝観料というものを支払って いない。この「中尊寺本坊」も無料で拝観できる。 「中尊寺」の山内で、拝観料を必要とするのは、 国宝「金色堂」と宝物館「讃衡蔵」だけなのである。 写真をクリックすると「本堂」の案内板(600x400)が 表示されます。 |
2014/5/26(8:54)
「本坊御拝部」。 御本尊は、丈六仏という一丈六尺(約4.8m)の 大きな「釈迦如来坐像」で、御本尊の両脇には、 本山「延暦寺」より分燈された、「不滅の法灯」が 灯り続ける。
【注】大きさについては、はっきりと記憶に残っていない のだが、丈六仏とは、「身長が一丈六尺の仏さま」
という意味だという。本坊の御本尊は、坐像なので 実際の高さは、これよりも低いと思われる。 |
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2014/5/26(8:59)
「不動堂」。 「中尊寺本坊」の先、参道左(南)側に建つ。 仙台藩主「伊達綱村公」により天下泰平を祈願し
新調されたという「不動明王」を御本尊とする 「祈祷堂」である。 写真をクリックすると近づいて撮る「不動堂」が 表示(600x450)されます。 |
2014/5/26(9:01)
「峯薬師堂」。 参道右(北)側に建つ。 「薬師如来坐像」を御本尊とし、「目の絵馬」や 「目のお守り」が売られる。
また、お堂の前にある池では、梅雨の頃になると、 天然記念物の「モリアオガエル」が産卵するという。 写真をクリックすると「峯薬師堂」の案内板(800x600)が 表示されます。 |
2014/5/26(9:04)
「大日堂」。 参道右(北)側に建つ。 |
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2014/5/26(9:05)
「鐘楼」。 参道右(北)側に建つ。 直径86cmという梵鐘は、余韻が長く趣きのある
音として知られたが、長い歳月撞かれた鐘は窪み、 現在この鐘が撞かれることはないという。 写真をクリックすると「梵鐘」の案内板(600x450)が 表示されます。 |
2014/5/26(9:17)
「阿弥陀堂」。 参道右(北)側に建つ。 「阿弥陀堂」の向かい(南側)には、中尊寺の宝物館
「讃衡蔵(さんこうぞう)」がある。 |
2014/5/26(9:18) 「辨財天堂」。 参道右(北)側に建つ。 御本尊は、「辨財天」の特徴を具体化したという
「辨財天十五童子」で、仙台藩主「伊達綱村公」の 正室「仙姫」から寄進されたという。
写真をクリックすると「辨財天堂」の案内板(800x600)が 表示されます。 |
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2014/5/26(9:19)
「能舞台」への入口。 参道を奥まで進むと突き当りの右側にある。 鳥居の先にある、中尊寺鎮守「白山神社」の能舞台は、
国の重要文化財に指定され、春秋には「藤原まつり」、 8月の旧盆には「薪能」が行われ、能や狂言が 奉納される。 また、鳥居の先には、展望台「西物見」や食事のできる 「かんざん亭」がある。 |
2014/5/26(9:20)
「釈迦堂」。 参道一番奥の突き当りにある。 |
2014/5/26(9:18)
「金色堂」。 参道奥、突き当りの手前左側にあり、拝観券は 宝物館「讃衡蔵」で、共通拝観券を購入する。 |
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2014/5/26(9:22)
「金色堂」。 正確には、「金色堂」を風雪から守るために周りを囲う
「覆堂」であり、写真の建物の中に「金色堂」がある。 「讃衡蔵」同様建物内は撮影が禁止されているため、
写真の紹介はできないが、内外を金箔で装飾された お堂は、ガラスケースに納められ外気と遮断されている。
また、本尊「阿弥陀如来」を安置する「須弥檀」の中 には、藤原清衡、基衡、秀衡のミイラ化した遺体と
泰衡の首級を納めた金色の棺が今でも安置されている という。 |
2014/5/26(9:30)
「経蔵」。 「金色堂」を出て、左に歩いた所にあり、堂内具や 紺紙金字一切経等の経典類が納められていたが、 現在は、宝物館「讃衡蔵」に移されている。 「中尊寺」の中では、紅葉の見所としても知られる。 写真をクリックすると「経蔵」の案内板(600x400)が 表示されます。 |
2014/5/26(9:32)
「天満宮」。 「中尊寺」境内の最奥地にある。 写真をクリックすると「天満宮」の案内板(800x600)が 表示されます。 |
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2014/5/26(9:32)
奥の細道300年記念の「芭蕉爺像」。 |
2014/5/26(9:34,9:34)
「旧覆堂」とお堂の中。 鎌倉幕府によって建てられ、現在の「覆堂」ができるまでの700年近くの間、
「金色堂」を風雪から護ってきたお堂である。 なお、宝物館「讃衡蔵」と「金色堂」から、「旧覆堂」までの間は有料区間となっており、
拝観券がないと見ることができない。 「旧覆堂」を過ぎると、「釈迦堂」の前に出る。 左の写真をクリックすると「旧覆堂」の案内板(600x400)が表示されます。 |
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2014/5/26(9:41,9:42)
「積善院(お休み処)」。 場所は、「金色堂」から「月見坂登口」に向かい歩くと「中尊寺本坊」を過ぎた左側にある。
いわゆる甘味処だが、茅葺きの家は常設の「奥の細道展(有料)」の展示室になっており、 芭蕉の足跡等を辿ることができる。 |
2014/5/26(9:44)
「東望古台」への分岐。 「月見坂登口」に向かい左(北)に「地蔵堂」を過ぎた 辺りである。 「東望古台」は、参道から左への脇道を入った所にある。 |
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2014/5/26(9:46)
「西行・梧逸歌碑」。 「西行法師」の歌碑には「ききもせず束稲やまのさくら花 よし野のほかにかかるべしとは」。
「遠藤悟逸」の句碑には「清衡の願文の意の大文字」と 刻まれる。 |
2014/5/26(9:46)
「東望古台」。 |
2014/5/26(9:49)
「東望古台」から参道(月見坂)に戻り、「月見坂登口」に 向かう。 |