東京電力廃炉資料館

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2019/10/15(13:48,13:48)
「東京電力廃炉資料館」と資料館前の駐車場。
「東京電力廃炉資料館」は、東日本大震災で被災した「福島第一原子力発電所」から
南に約9kmの双葉郡富岡町にあり、原子力発電の学習施設であった「エネルギー館」を、
震災後「廃炉資料館(TEPCO Decommissioning Archive Center)」と改め、
原子力事故の事実と廃炉事業の現状等を広く世間に発信すると共に、
二度と事故を起こさないための反省と教訓を社内外に伝承する施設として開設したという。
開館は、平成30年(2018)11月末。事故に対する世間の関心は高く、開館1年強を過ぎた
令和元年(2019)12月には、来館者が5万人を越え、この日も駐車場には観光バスが駐まる。
2019/10/15(13:49)
資料館入口の玄関を入る。
入館は無料。駐車場も無料である。
2019/10/15(13:50)
ゾーン1「プロローグ」。
入口玄関を入ったエントランスホールは、
ゾーン1「プロローグ」と呼ばれ、
東京電力からのご挨拶文で、来館者を迎える。
2019/10/15(14:02)
2階に上がる。
2階は、ゾーン2「記憶と記録・反省と教訓」と
呼ばれ、事故を振り返り、その反省と教訓を伝える。
2階に上がると、先ずは「シアターホール」で、
地震発生から原子力事故と事故後の対応などに
ついての映像を視聴。
写真は、「シアターホール」を出たところにある
「福島第一事故の対応経過」のコーナーで、
震災発生から電源が復旧するまでの11日間の
対応と経過を振り返る。
2019/10/15(14:02)
「福島第二の対応」。
このコーナーでは、地震・津波発生から
電源復旧までの福島第二原子力発電所の
対応と経過を振り返る。
2019/10/15(14:03)
「その時、中央制御室では」。
このコーナーでは、全電源を喪失した
福島第一原発、1、2号機の中央制御室の
事故当時の様子を振り返る。
2019/10/15(14:05)
「反省と教訓」。
このコーナーでは、事故を繰り返さないために、
事故の根本原因と背後原因を調査・分析した
結果と6つの対策などを報告。
写真をクリックすると「反省と教訓」の
展示パネルが表示されます。
この画像は、800x1,200ピクセルあります。
パネルに書かれる文字を読みたいときには、
表示された画像をクリックし、スクロールバーを
ご利用下さい。
2019/10/15(14:06)
「あの日、3.11から今」。
このコーナーでは、事故対応にあたった
所員の「生の声」が紹介されている。
2019/10/15(14:07)
「福島原子力事故時系列」。
このコーナーでは、地震発生から冷温停止まで、
福島第一、第二両原発の対応を時系列で表示。
2019/10/15(14:09)
1階に降りる。
1階エントランスホールの北側は、
ゾーン3「廃炉現場の姿」と呼ばれ、
廃炉事業の全容と現場の状況を伝える。
写真の「エフ・キューブ(F・CUBE)」では、
事故後の福島第一原子力発電所構内の
状況が再現されている。
写真をクリックすると「廃炉作業の現場」の
状況(600x450)が表示されます。
2019/10/15(14:11)
「汚染水対策」。
このコーナーでは、「取り除く」「近づけない」
「漏らさない」の3つの基本方針の具体策が
紹介され、写真左にあるジオラマは、
福島第一原発汚染水対策の説明に活用されている。
写真をクリックすると「福島第一原子力発電所
構内」のジオラマ(600x450)が表示されます。
2019/10/15(14:11)
「燃料取りだし・燃料デブリ取り出し」。
このコーナーでは、原子炉建屋内での、
作業状況を映像等で紹介。
写真右の丸い円は、実際の原子炉の大きさを示し、
1~3号機の原子炉格納容器内で実施されている
ロボットによる調査の様子なども再現されている。
写真をクリックすると「ロボットによる調査」の
展示(600x450)が表示されます。
2019/10/15(14:12)
「労働環境改善」。
このコーナーでは、放射性物質による
リスク低減等の取り組みを紹介。
写真は、左から、一般作業服、Green Zoneでの
構内作業服と使い捨て防塵マスク、
Yellow Zoneで着用するカバーオールと全面マスク。
2019/10/15(14:13)
写真のパネルでは、福島第一原発
1~3号機の原子炉格納容器の
内部調査状況が紹介されている。
2019/10/15(14:14)
「廃棄物処理」。
このコーナーでは、廃炉作業で発生する
廃棄物の処理と保管施設が紹介されている。
2019/10/15(14:14)
「技術開発と研究施設の紹介」。
このコーナーでは、世界初となる廃炉作業に向け、
国内外の技術開発の状況が紹介されている。
2019/10/15(14:15)
「福島第一・中長期ロードマップ」。
このコーナーでは、廃炉作業終了までの
取り組み(ロードマップ)の中で、1~4号機が、
今、どの時点にあるか等が分かりやすく
紹介されている。
2019/10/15(14:16)
「中長期ロードマップの進捗状況」と
「原子炉格納容器内の堆積物の調査方法」。
写真のパネルでは、中長期ロードマップの
進捗状況と2号機における原子炉格納容器内の
堆積物の調査方法について解説されている。
2019/10/15(14:16)
「既設モニタリングポストデータ」。
画面には、福島第一原発の敷地境界に
設置されているモニタリングポストの場所と
前日の測定値が表示されている。
2019/10/15(14:17)
「福島第二原発の安全への取り組み」。
写真のパネルでは、比較的被害が少なく、
当時は再稼働の方針であった福島第二原子力
発電所の安全への取り組みが紹介されている。
(注)東京電力では、平成30年(2018)6月、
福島第二原子力発電所についても、
廃炉の方針を決定している。
写真をクリックすると「福島第二原子力発電所の
安全への取り組み」のパネルを切抜く画像が
表示されます。
この画像は、1,300x1,100ピクセルあります。
画像の文字を読みたいときには、表示された
画像をクリックし、スクロールバーをご利用下さい。
2019/10/15(14:18)
「世界の廃炉対応」。
このコーナーでは、国内外の原子力発電所の
廃止措置の状況が紹介されている。
2019/10/15(14:21)
「福島第一で働くひとびと」。
このコーナーでは、廃炉作業に携わるさまざまな
職種の人々の姿(写真)と、1日当たりの作業員数
(月平均)が、3,660人/日と表示されている。
2019/10/15(14:23)
「原子力情報コーナー」。
このコーナーでは、原子力や廃炉に関する
資料がパソコンやタブレットを使用して
閲覧することができる。

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