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2019/10/15(9:14,9:16)
「いわき・ら・ら・ミュウ」。 「3.11いわきの東日本大震災展」は、いわき市小名浜港の海の駅「いわき小名浜
みなとオアシス」にある観光物産館「いわき・ら・ら・ミュウ」で開催され、 東日本大震災発生当時の状況や復旧・復興に向けての姿をパネルや映像で伝え、 「忘れてしまいたいこと
忘れられないこと 忘れてはいけないこと」をメインテーマに、 「生き残った者として何ができるのか」などを考えさせてくれる「震災伝承施設」である。 東日本大震災の津波では、「いわき・ら・ら・ミュウ」の建物も被災し、1階はほぼ壊滅。
復旧に8ヶ月の期間をかけ、平成23年(2011)11月にリニューアルオープン。 中央口(右の写真)の周囲には、海産物などを扱うお土産店が並ぶ。 左の写真をクリックすると「館内案内図」が表示されます。
この画像は、970x700ピクセルあります。 案内図の文字を読みたいときには、表示された画像をクリックし、スクロールバーをご利用下さい。
(注)「3.11いわきの東日本大震災展」は、当初半年間だけの企画展示であったが、
「常設展示に」との声が多く、何度か延長されているものであり、いつまで続けられるか未定という。
従って、本ページの内容は、令和元年(2019)10月時点での記録ということで了解願いたい。 |
2019/10/15(9:17) 「いわき・ら・ら・ミュウ」の2階に上がる。 「3.11いわきの東日本大震災展」は、
「いわき・ら・ら・ミュウ」の2階、 「ライブいわきミュウじあむ」にて 開催されている。 エスカレータ脇の立看板には、 「平成31年
第39回プロが選ぶ 『観光・食事・土産物施設100選』に 『いわき・ら・ら・ミュウ』が選ばれた」とある。 |
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2019/10/15(9:18)
「ライブいわきミュウじあむ」の入口。 入口には、「3.11いわきの東日本大震災展 入場無料」とある。 入口脇の「いわき市民ギャラリー」では、 「福島の桜フォトコンテスト」の入賞作品などが 展示されていた。
写真をクリックすると「いわき市民ギャラリー」 展示の様子(600x450)が表示されます。 |
2019/10/15(9:20)
「3.11いわきの東日本大震災展」展示の様子。 写真は、入口を入ったところで撮影。 |
2019/10/15(9:27)
第一章「笑顔」。 展示は、第一章から第五章のサブテーマで 構成されている。 第一章「笑顔」では、「3.11いわきの東日本
大震災展」のメインテーマ等が紹介されていた。
写真をクリックすると「3.11いわきの 東日本大震災展」のメインテーマが 表示(650x650)されます。 |
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2019/10/15(9:27)
第二章「震災・津波」。 「あれから2年が経とうとしている。 忘れたくても・・・、忘れられないことがある」 とあり、小名浜に津波が到達したのは、 地震発生から50分以上が経過してからで、 その後も、第二波、第三波が襲ったことなどが 紹介されている。 |
2019/10/15(9:29)
第三章「記憶」。 「全国から差し伸べられた支援の人々を、 忘れない」とあり、被災後の共助、 公助の姿などが紹介されている。 |
2019/10/15(9:29)
第四章「復興」。 「復興は、それぞれの人にかかっている。 人が、いわきの未来を創る」とあり、
「いわき市民自らが行動を起こし、自治体職員や 全国の人々が、一つになって走り出した」などと 紹介されている。 |
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2019/10/15(9:30)
第五章「備える・明日へ」。 「明日、自分や家族の身に降りかかるかもしれない 大切な命を、誰がまもるのか」とあり、
「津波てんでんこは、哀しい教え」ではなく、 「津波てんでんこが可能な家庭たれ」との教え、 ということなどが紹介されている。 写真をクリックすると「津波てんでんこ」の 案内板が表示されます。 この画像は、1,200x900ピクセルあります。
案内板の文字を読みたいときには、表示された 画像をクリックし、スクロールバーをご利用下さい。 |
2019/10/15(9:22)
「震災当時の写真」。 各地の津波の様子や「いわき・ら・ら・ミュウ」の 建物復旧の様子などが紹介されている。 |
2019/10/15(9:22)
「いわきの子供たちのメッセージ」。 いわき市内の小学校高学年の子供たちの、 復興にかける思い(夢や希望、前に進もうとする
決意)などが紹介されている。 |
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2019/10/15(9:22)
「がんばっぺ!子ども宣言」。 いわき市内の小学校高学年の子供たちの、 復興に向けての宣言が紹介されている。 |
2019/10/15(9:23)
震災からの経過や被害状況を伝えるパネル。 |
2019/10/15(9:24)
津波の最高浸水高を示す展示。 いわき市(豊間)を襲った津波の最高浸水高は、 8.57mとある。 |
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2019/10/15(9:25)
「避難所の様子」を再現。 市内127ヶ所の避難所での最多避難者数は、 19,813人とある。
写真をクリックすると拡大写真(600x450)が 表示されます。 |
2019/10/15(9:25) 避難所で配られた「塩むすび」。 津波で、家と母を亡くし、二日が過ぎた日の夜に、
避難所で配られた「塩むすび」。 それは、ラップに包まれ、塩だけで味付けされた 「おにぎり」。 「おいしくて、悲しくて泣いた」とある。 |
2019/10/15(9:26)
「映像コーナー」。 |
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2019/10/15(9:31) 津波が襲う前後の様子を撮影した航空写真。 津波の前後で撮影した航空写真が並べられ、
被害の状況がはっきり分かる。 |
2019/10/15(9:31)
「非常用持ち出し袋と防災グッズ」。 「3.11いわきの東日本大震災展」の紹介は、 ここまでです。 次の写真からは、同じ部屋の中で隣接して 展示されている「福島洋上風力交流センター」を 紹介する。 |
2019/10/15(9:32)
「福島洋上風力交流センター」の入口。 「福島洋上風力交流センター」は、 「3.11いわきの東日本大震災展」の 南側に隣接。
出入口は2つあるため、専用のように見えるが、 「ライブいわきミユウじあむ」の中に 仕切りはなく、通り抜けもできる。 |
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2019/10/15(9:33) 「福島洋上風力交流センター」の展示模様。 「福島洋上風力交流センター」では、 経済産業省から委託された、世界初の
「浮体式洋上風力発電所」を実現するための 「実証研究事業」について、その意義や 進捗状況などをパネルや模型、 大型モニタにより紹介している。 写真は左から、V字型セミサブ浮体風力模型、 実証研究事業施設全体模型、 コンパクトセミサブ浮体風車模型。 |
2019/10/15(9:33)
「コンパクトセミサブ浮体風車模型」。 平成25年(2013)、実証研究海域に設置された 浮体風車の模型。
実物は、長さ57.5m、幅64.2m、 深さ32mのコンパクトセミサブ(半没水)浮体の 上に、ロータ径80m、ハブの高さ65m、
発電量2MWのダウンウィンド型風車を搭載する。 |
2019/10/15(9:36)
「実証研究事業施設全体模型」。 福島県(小名浜)の沖合約20kmにある 実証研究海域に浮かぶ風車から発電された 電気が、同じく洋上に浮かぶ変電所を経由して、 地上まで送られる仕組みを、LED等により説明。 |
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2019/10/15(9:36)
「V字型セミサブ浮体風力模型」。 平成27年(2015)、実証研究海域に設置された 世界最大級の大型浮体風車の模型。
実物は、長さ106m、幅14m、深さ7mの 直方体(ロワーハル)を、L(V)字状に配置。
その各端部(3ヶ所)に縦横14m四方で、 高さ25mの直方体(コラム)を載せた 浮体の上に、ロータ径167m、
ハブの高さ105m、発電量7MWの 油圧式風車を搭載する。 |
2019/10/15(9:34)
「実証研究事業説明パネル」。 実証研究事業の主要課題や取り組み状況を、 図表や写真を用い、分かりやすく解説している。 |
2019/10/15(9:38)
「蒲鉾物語」。 「ライブいわきミユウじあむ」に 元々設置されていた展示物で、 「蒲鉾(かまぼこ)」が、いわきの名産品に なるまでのストーリーを、「伊達政宗」の
おばあちん「久保姫」が紹介する。
写真をクリックすると「いわきのかまぼこ」と 「久保姫のプロフィール」の案内板が 表示されます。
この画像は、960x720ピクセルあります。 案内板の文字を読みたいときには、 表示された画像をクリックし、 スクロールバーをご利用下さい。 |
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2019/10/15(9:39)
「蒲鉾物語」。
この展示物は、光の干渉を利用して、 立体像を再現する「3D映像(ホログラム)」で、 どの角度からでも、動く立体映像を肉眼で 見ることができるのだが、見ているだけでは、 全く原理が分からず。 「いったい、ど~なっているんだ?」等と、
考えながら、「蒲鉾」を作る職人や、 「久保姫」のスムーズに動く様子を見ていると、 これが、まことに楽しい。
写真右、木の枝に坐るのが、説明役の「久保姫」。 写真をクリックすると拡大写真(600x450)が 表示されます。 |
2019/10/15(9:45) 「3.11いわきの東日本大震災展」の パネルの裏に隠れていた展示物。
これも「ライブいわきミユウじあむ」に 元々展示されていた物であろう。 展示物には、「いわき天狗」、
「いわき絵のぼり」とある。 なお、この写真は、パネルの隙間から 覗き見(撮影)したもので、これ以上展示物に
近寄ることはできなかった。
写真をクリックすると拡大写真(450x600)が 表示されます。 |
2019/10/15(9:47) 「いわき・ら・ら・ミュウ」の2階テラス。 「引き戸」を開けて、テラスに出ることができる。 |
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2019/10/15(9:48,9:49) 「いわき・ら・ら・ミュウ」の2階テラスとテラスから見る景色。
2階テラスには、「アクアマリンパーク」の位置図が設置され、2号埠頭にある
東北最大級の体験型水族館「ふくしま海洋科学館(愛称:アクアマリンふくしま)」や
平成30年(2018)に完成した、小名浜港のランドマーク「小名浜マリンブリッジ」が見える。
この「小名浜マリンブリッジ」は、当時(2019)、小名浜東港地区の埋立工事車両の専用道路で、
一般開放されていなかったが、日時を指定した歩道(歩行者のみ)の「一般開放」が
行われていたようである(興味のある方は、最新情報の確認をお願いします)。 また、「アクアマリンパーク」の位置図にある、「小名浜さんかく倉庫」は、令和元年(2019)9月、
地域の食をテーマにした「潮目の駅」として、リニューアルオーブンしている。
左の写真をクリックすると「アクアマリンパーク」の位置図(650x650)が表示されます。
右の写真をクリックすると拡大写真(600x450)が表示されます。 |
2019/10/15(9:53)
西側から見る「いわき・ら・ら・ミュウ」。 観光物産館「いわき・ら・ら・ミュウ」には、
大型観光バス25台を含む、430台を収容する 無料駐車場が隣接する。 近くには、海洋科学館や食がテーマの「潮目の駅」、
イオンモールがあり、食べる、遊ぶ、買う、知る、 それら全てが揃ったレジャー基地である。 |